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【2024年】メジャーリーグ順位予想【MLB全球団戦力分析】

【2024年】メジャーリーグ順位予想【MLB全球団戦力分析】

この記事では、2024年のメジャーリーグ順位予想・MLB全球団の戦力分析をしていきます。

目次

【2024年】アメリカン・リーグ順位予想

東地区

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順位チーム投手打線2023年順位・成績
1オリオールズ441位:101勝61敗 .623
2レイズ342位:99勝63敗 .611
3ブルージェイズ433位:89勝73敗 .549
4ヤンキース344位:82勝80敗 .506
5レッドソックス335位:78勝84敗 .481
投手と打線は1(弱い)~5(強い)で点数付け。

ア・リーグ東地区はオリオールズとレイズが2強。そこにブルージェイズとヤンキースが割って入れるかどうかといったところ。

レッドソックスは最下位に終わった昨季から大きなテコ入れがされていないため、下位が予想されます。

1位予想:オリオールズ

オリオールズは101勝をあげた昨年から戦力をほぼキープしており、今年も1位と予想。

投手は先発が2人抜けたものの、エース級のクオリティを持つバーンズを獲得しており、昨年とほぼ変わらないクオリティ。野手にはMLBでもトップクラスのプロスペクトであるジャクソン・ホリデイがおり、死角がありません。

2位予想:レイズ

レイズは正遊撃手だったワンダー・フランコが制限リスト入り。投手に関しては、グラスノーがトレードでドジャースに移籍、マクラナハンがトミー・ジョン手術で全休でエース格を2人失う格好に。

きちんと穴埋めはしているものの、完全には埋めることは不可能と考え、3位寄りの2位と予想します。

3位予想:ブルージェイズ

ブルージェイズは昨季MLB4位のチーム防御率を記録した投手陣がほぼそのまま残っており、投手力を軸に2位(ワイルドカード)に食い込めるかどうか。

チャップマン、メリフィールド、ベルトと昨季の主力が3人抜けて打線が若干落ちるのが気になるところではあります。

4位予想:ヤンキース

ヤンキースは昨季MLB25位にとどまった得点力不足解消のため、パドレスからソトを獲得。ソトの加入により、出塁率や長打力の向上が見込まれ、得点力アップは間違いなさそうです。

一方で、投手陣はストローマンを獲得したものの、エースのゲリット・コールが怪我で開幕から離脱中で、投手成績は昨季から落ちる可能性も。投手力が最終的に足を引っ張る可能性があることから、4位としました。

5位予想:レッドソックス

レッドソックスは、ターナーやセール、パクストンといったベテランをはじめ多くの選手がチームを去った上、補強の目玉として獲得した先発投手のジオリトも故障で長期離脱。

戦力的にかなり厳しいため、最下位予想です。

中地区

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順位チーム投手打線2023年順位・成績
1タイガース332位:78勝84敗 .481
2ツインズ331位:87勝75敗 .537
3ガーディアンズ323位:76勝86敗 .469
4ロイヤルズ225位:56勝106敗 .346
5ホワイトソックス224位:61勝101敗 .377
投手と打線は1(弱い)~5(強い)で点数付け。

ア・リーグ中地区はタイガースとツインズの2強をガーディアンズが追う展開で、ロイヤルズとホワイトソックスは下位と予想。

他地区と比較して戦力が劣るため、ワイルドカードはなさそうです。

1位:タイガース

タイガースは大ベテランのミゲル・カブレラが引退し、若手中心のチームに生まれ変わりました。

野手はカナやウルシェラ、投手は前田健太、フラハーティ、チェイフィン、ミラーと中堅~ベテランを堅実に補強し、昨季よりレベルアップしています。

若手にもトーケルソンなど有望な選手が多く、1位を狙える戦力があります。

2位:ツインズ

ツインズは前年の野手スタメン陣が4名退団、投手もエースのグレイと前田健太というローテ投手が2名抜けている状況。

それに対して補強は一塁のスタメンが期待されるサンタナ、あとはリリーフをメインに行っただけで、一番懸念されるグレイの穴が埋まっていません。

昨年と比較して成績が上昇はしにくいと考え、タイガースとの相対的評価で2位と予想しました。

3位:ガーディアンズ

ガーディアンズは控えやリリーフに数名加えただけで、大きなインパクトを与える補強をしておらず、昨年と同等レベルの成績になると予想。

4位:ロイヤルズ

ロイヤルズは106敗を喫した昨季からは飛躍し、3~4位の中位を争えると予想。

特に投手陣の整備を進めている影響が大きく、先発にワカとルーゴ、リリーフにスミス、アンダーソン、ストラットン、シュライバーと実績がある投手を加えているのはプラスに働きそう。

5位:ホワイトソックス

ホワイトソックスは投打ともに下位のスタッツに終わった昨季から大きな補強をしておらず、しかもエースのディラン・シースまでパドレスへ放出してしまいました。

エースを失い、大きな補強をしていない今季も厳しい戦いになると予想し、最下位としました。

西地区

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順位チーム投手打線2023年順位・成績
1アストロズ451位:90勝72敗 .556
2レンジャーズ352位:90勝72敗 .556
3マリナーズ533位:88勝74敗 .543
4エンゼルス224位:73勝89敗 .451
5アスレチックス115位:50勝112敗 .309
投手と打線は1(弱い)~5(強い)で点数付け。

西地区は昨季と変わらず、アストロズ・レンジャーズ・マリナーズの3強になると予想します。

1位:アストロズ

アストロズは昨季投打ともにリーグ上位のスタッツを残した選手たちが軒並み残っているところに、さらに抑えのヘイダーを獲得。

勝ち方を知っているチームであることや、リリーフ陣がさらに万全になっている点からも、今年も1位になると予想します。

2位:レンジャーズ

レンジャーズは昨季圧倒的な爆発力を見せた打線が健在ではあるものの、昨季MLB平均レベルだった投手陣が若干弱体化。

マリナーズとの2位争いになると予想します。

3位:マリナーズ

マリナーズは昨季MLBでも屈指のチーム投手成績を誇った投手陣がそのまま残っており、特にカスティーヨ・カービー・ギルバートの3本柱は非常に強力。

リーグ平均レベルだった打線は入れ替わりがあったものの、打力がある選手を獲得してきちんと穴埋めしているため、昨季と同様の攻撃力を有しています。

投手力がある分、打線次第ではレンジャーズを抜いて1位争いをする可能性もあるダークホース的存在です。

4位:エンゼルス

エンゼルスは投打の軸だった大谷翔平をFAで失いましたが、大きなインパクトを与えるような補強をしておらず、戦力としてはかなりダウンしています。

アスレチックスのチーム状態が悪すぎるため最下位はなさそうですが、今季も4位と予想します。

5位:アスレチックス

アスレチックスは昨季、投打ともに最下位レベルのスタッツで、チーム成績もMLBでダントツの最低勝率でした。

投打ともに若干の戦力補強は行っているものの、大きなインパクトを与えるほどのものではなく、今年も最下位になると予想します。

【2024年】ナショナル・リーグ順位予想

東地区

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順位チーム投手打線2023年順位・成績
1ブレーブス351位:104勝58敗 .642
2フィリーズ442位:90勝72敗 .556
3メッツ334位:75勝87敗 .463
4マーリンズ313位:84勝78敗 .519
5ナショナルズ125位:71勝91敗 .438
投手と打線は1(弱い)~5(強い)で点数付け。

ナ・リーグ東地区は今季もブレーブスとフィリーズの2強になると予想。

1位:ブレーブス

ブレーブスは昨季MLB1位の得点力を発揮した打線がそのまま残っており、投手陣も入れ替わりがあったものの戦力はキープ。

今季の優勝争いの筆頭です。

2位:フィリーズ

フィリーズは投打のバランスが良く、投打ともに平均より上の実力を持っているのが強み。

リリーフ陣は若干弱体化したものの、打線や先発陣は軒並み前年の戦力がのこっており、今季も優勝争いに食い込んでくるはずです。

3位:メッツ

メッツは、昨季33本塁打、103打点のJ.D.マルティネス、投手ではセベリーノ、マネイア、ハウザーと実績ある選手を複数獲得し、投打ともに厚みを増しました。

ただし、エース格の千賀が怪我で出遅れているのが懸念材料なのと、ブレーブスとフィリーズの戦力が厚すぎるため、中位にとどまると予想します。

4位:マーリンズ

マーリンズは昨季チーム最多となる36本塁打を放ったソレアをFAで失い、元々長打力に乏しかった打線がさらに弱体化。

投手陣はアルカンタラがトミー・ジョン手術で全休となるため、エース不在。

昨季は貯金6で3位でしたが、2024年はかなり厳しい戦いが予想されます。

5位:ナショナルズ

最下位に沈んだ2023年から大きな補強はなく、今季も最下位予想。

中地区

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順位チーム投手打線2023年順位・成績
1カブス342位:83勝79敗 .512
2ブリュワーズ421位:92勝70敗 .568
3カージナルス335位:71勝91敗 .438
4レッズ243位:82勝80敗 .506
5パイレーツ234位:76勝86敗 .469
投手と打線は1(弱い)~5(強い)で点数付け。

ナ・リーグ中地区は戦力が均衡しており、どのチームにも優勝の可能性があります。

1位:カブス

投打のバランスが取れているカブスが1位と予想。

特に2023年にMLB6位の得点力を発揮した打線はメンバーがほとんど残っており、リーグでも屈指の破壊力をキープしています。

投手はストローマンが抜けた穴を今永が埋められるかどうかがカギとなりそう。

2位:ブリュワーズ

MLBトップクラスの投手力で2023年地区優勝を果たしたブリュワーズですが、エースのコービン・バーンズがトレード移籍し、クローザーのデビン・ウィリアムズが背中の疲労骨折で長期離脱と投手陣が弱体化。

ホスキンスの獲得で打線は若干上積みがあるものの、全体的に昨季ほどの脅威はなくなったと考え、2位としました。

3位:カージナルス

カージナルスは昨季弱点だった先発陣にソニー・グレイ、カイル・ギブソン、ランス・リンとベテランの実力者を補強。

これにより投手陣は大幅に改善されましたが、打線は大きな補強をしていないため、中位を争うと予想しました。

4位:レッズ

レッズは昨季MLB9位の得点をマークした打線に、キャンデラリオを加えて更に強化。

投手陣は昨季チーム防御率がMLB25位と良くなく、今季はモンタスとニック・マルティネスを先発に加えたものの、大きなインパクトはなさそう。

リリーフ陣は優秀ですが、先発投手陣の不安定さから中位予想としました。

5位:パイレーツ

パイレーツはMLBで下位のチームスタッツだった昨季から投打ともに大きな補強はありませんでした。

先発陣はマーティン・ペレスやマルコ・ゴンザレスを獲得したものの、同9勝の既存戦力・オビエドがトミー・ジョン手術で全休するなど、全体的に決め手を欠くため、最下位予想としました。

西地区

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順位チーム投手打線2023年順位・成績
1ドジャース451位:100勝62敗 .617
2Dバックス432位:84勝78敗 .519
3ジャイアンツ424位:79勝83敗 .488
4パドレス323位:82勝80敗 .506
5ロッキーズ125位:59勝103敗 .364
投手と打線は1(弱い)~5(強い)で点数付け。

ナ・リーグ西地区はドジャースの1強。ダイヤモンドバックス、ジャイアンツ、パドレスが2位を争う展開で、ロッキーズは最下位と予想。

1位:ドジャース

ドジャースは大谷翔平と山本由伸の獲得で話題になっていますが、他にもテオスカー・ヘルナンデスやタイラー・グラスノーなど核となる戦力をしっかり獲得しており、今年も1位をキープすると予想。

2位:ダイヤモンドバックス

昨季キャロルの台頭があったものの、リーグ平均以下だった打線にエウヘニオ・スアレスとジョク・ピダーソンを加えて攻撃力アップ。

ギャレンとケリー以外がどうしても弱かった先発投手陣も、モンゴメリーとエデュアルド・ロドリゲスを獲得して強化。

2位に最も近いチームと言えます。

3位:ジャイアンツ

MLBでも下位のスタッツだった打線にテコ入れを行い、イ・ジョンフ、ホルヘ・ソレア、マット・チャップマンを獲得して戦力の底上げに成功。

一方で、昨季エースのウェブに続く投手に困っていた先発陣にはサイ・ヤング賞2回受賞のスネルを獲得しましたが、全体的に見るとまだまだ弱い先発陣となっているのが弱点です。

大きく補強はしたものの、Dバックスも抜かりなく補強をしているため、今季は3位予想です。

4位:パドレス

パドレスは2023年オフ、強打者のフアン・ソト、ローテ投手のスネル、ルーゴ、ワカ、抑えのヘイダー、中継ぎのニック・マルティネスなど主力級の選手が多く退団。

一応先発と中継ぎは代替選手を揃えられましたが、ソトの外野・強打者枠とヘイダーの抑え枠は埋まらず、明らかに戦力ダウン。4位予想となっています。

5位:ロッキーズ

昨季ダントツで最下位だったロッキーズですが、2024年も大きなインパクトを与える補強はなされておらず、順位変動はないと予想します。

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