CS出場可能圏内に食らいついている2024年の東北楽天ゴールデンイーグルス。
ファンの方が気になるのは楽天がCSに進出できるのかどうか、またその進出条件はどうなのか?ということだと思います。
この記事では、2024年の楽天イーグルスのCS進出ラインとその進出条件や可能性について調査しまとめていきます。
目次
【2024年】パリーグの現在の順位表、残り試合数
2024年9月30日終了時点でのパリーグ順位表と残り試合数の表です。
チーム | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 残試合数 |
---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 88 | 49 | 3 | 0.642 | 3 |
日本ハム | 73 | 58 | 8 | 0.557 | 4 |
ロッテ | 70 | 64 | 6 | 0.522 | 3 |
楽天 | 66 | 68 | 3 | 0.493 | 6 |
オリックス | 62 | 76 | 3 | 0.449 | 2 |
西武 | 48 | 91 | 2 | 0.345 | 2 |
【2024年】楽天のCS進出条件【CSライン】
パリーグのCSライン
過去10年間のパリーグ3位チームのシーズン最終勝利数の平均が約73勝。
現時点での3位・ロッテの勝率.522をそのままシーズン最終勝利数に当てはめると約71~72勝。
過去の実績や現在の状況から、71~72勝あたりがパリーグのCS進出ラインと推測できます。
楽天のCS出場条件
3位争いをしている楽天とロッテのCS進出ラインの表は以下の通りです。
3位最終勝利数 | ロッテ | 楽天 |
---|---|---|
73 | 3-0 .5328 | 到達不可 |
72 | 2-1 .5255 | 到達不可 |
71 | 1-2 .5182 | 到達不可 |
70 | 0-3 .5109 | 6-0 .5143 |
「数値-数値」は残り試合の勝敗数、隣の率はシーズン最終勝率
現時点の3位・ロッテが現在の勝率のままシーズン終了すると、最終勝利数は71勝。
上記の勝利数でシーズンを終えると仮定すると、楽天は全勝したとしてもロッテを上回ることができません。
楽天がCS出場するには、ロッテが残り3試合を全敗、楽天が6連勝する必要があり、ほぼ絶望的な状況であると言えます。
過去10年間の3位チームの勝利数、勝率は?
過去10年間の3位チームの勝利数、すなわちCS進出チームのシーズン最低必要勝利数は以下の通りです。
- 2023年:ソフトバンク(71勝、.507)
- 2022年:西武(72勝、.514)
- 2021年:楽天(66勝、.516)※延長戦なしで引き分けが多い年
- 2020年:西武(58勝、.500)※120試合制
- 2019年:楽天(71勝、.511)
- 2018年:日本ハム(74勝、.529)
- 2017年:楽天(77勝、.550)
- 2016年:ロッテ(72勝、.514)
- 2015年:ロッテ(73勝、.514)
- 2014年:日本ハム(73勝、.518)
2020年と2021年は例外として、他の8年間の3位チームの平均勝利数は約73勝でした。