2023年は8名の日本人が在籍したメジャーリーグ(MLB)。
2024年は日本最強投手の山本由伸をはじめ、今永昇太、松井裕樹、上沢直之などがMLB移籍を目指すとされており、ますます注目が集まりそうです。
そこでこの記事では、メジャーリーグのチーム強さランキングを直近の成績や資金力から作成し、紹介していきます。
【結論】メジャーリーグ最強ランキングを算出!
今回、メジャーリーグ最強チームランキングを算出するにあたり、下記の3項目におけるランキングを作成しました。
メジャーリーグ最強ランキング算出方法
- 過去10年の勝率
- 過去10年のポストシーズン結果
- 資金力
上記3つのランキングを1位(30点)、2位(29点)…30位(1点)で点数をつけ、ランクポイントとして合計したランキングを本サイトにおけるメジャーリーグ最強チームランキングとします。
上記3ランキングの結果は次項目以降に続きます。
計算結果
ドジャースが1位、ヤンキースが2位、アストロズが3位という結果になりました。
ランキング | チーム名 | ランクポイント |
---|---|---|
1 | ロサンゼルス・ドジャース | 88 |
2 | ニューヨーク・ヤンキース | 82 |
3 | ヒューストン・アストロズ | 79 |
4 | シカゴ・カブス | 78 |
5 | ボストン・レッドソックス | 76 |
6 | アトランタ・ブレーブス | 74 |
7 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 66 |
8 | ニューヨーク・メッツ | 56 |
8 | ワシントン・ナショナルズ | 56 |
10 | トロント・ブルージェイズ | 54 |
11 | テキサス・レンジャーズ | 52 |
12 | フィラデルフィア・フィリーズ | 50 |
13 | ミルウォーキー・ブリュワーズ | 49 |
13 | タンパベイ・レイズ | 49 |
15 | ロサンゼルス・エンゼルス | 43 |
16 | シアトル・マリナーズ | 42 |
17 | ミネソタ・ツインズ | 36 |
18 | サンディエゴ・パドレス | 34 |
19 | クリーブランド・ガーディアンズ | 33 |
20 | ボルティモア・オリオールズ | 32 |
20 | カンザスシティ・ロイヤルズ | 32 |
22 | シカゴ・ホワイトソックス | 30 |
22 | アリゾナ・ダイヤモンドバックス | 30 |
24 | オークランド・アスレチックス | 25 |
25 | コロラド・ロッキーズ | 24 |
26 | セントルイス・カージナルス | 21 |
26 | ピッツバーグ・パイレーツ | 21 |
28 | デトロイト・タイガース | 16 |
29 | マイアミ・マーリンズ | 11 |
30 | シンシナティ・レッズ | 7 |
過去10年の勝率でのメジャーリーグ最強ランキング
過去10年の勝率ベースで、メジャーリーグ最強ランキングを算出しました。
1位は唯一の勝率6割越えのロサンゼルス・ドジャース。
大谷選手がFA移籍するかもしれないと言われているチームです。
大谷選手のFA前の所属チーム・エンゼルスは17位で、直近10年では負け越しています。
ランキング | チーム | 過去10年の勝利数 | 過去10年の敗北数 | 過去10年の勝率 |
---|---|---|---|---|
1位 | ロサンゼルス・ドジャース | 939 | 580 | 61.82% |
2位 | ヒューストン・アストロズ | 871 | 647 | 57.38% |
3位 | ニューヨーク・ヤンキース | 855 | 663 | 56.32% |
4位 | クリーブランド・ガーディアンス | 829 | 687 | 54.68% |
5位 | セントルイス・カーディナルス | 822 | 694 | 54.22% |
6位 | タンパベイ・レイズ | 816 | 702 | 53.75% |
7位 | シカゴ・カブス | 806 | 712 | 53.10% |
8位 | アトランタ・ブレーブス | 801 | 715 | 52.84% |
9位 | ボストン・レッドソックス | 799 | 719 | 52.64% |
10位 | ミルウォーキー・ブリュワーズ | 796 | 723 | 52.40% |
11位 | トロント・ブルージェイズ | 785 | 733 | 51.71% |
12位 | シアトル・マリナーズ | 779 | 739 | 51.32% |
13位 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 769 | 749 | 50.66% |
14位 | ニューヨーク・メッツ | 768 | 750 | 50.59% |
15位 | ワシントン・ナショナルズ | 763 | 755 | 50.26% |
16位 | ミネソタ・ツインズ | 750 | 768 | 49.41% |
17位 | ロサンゼルス・エンゼルス | 738 | 780 | 48.62% |
18位 | オークランド・アスレチックス | 726 | 792 | 47.83% |
19位 | フィラデルフィア・フィリーズ | 721 | 797 | 47.50% |
20位 | テキサス・レンジャーズ | 713 | 805 | 46.97% |
20位 | サンディエゴ・パドレス | 713 | 805 | 46.97% |
22位 | ピッツバーグ・パイレーツ | 708 | 808 | 46.70% |
23位 | アリゾナ・ダイヤモンドバックス | 707 | 811 | 46.57% |
24位 | ボルティモア・オリオールズ | 703 | 815 | 46.31% |
25位 | シカゴ・ホワイトソックス | 698 | 819 | 46.01% |
26位 | コロラド・ロッキーズ | 685 | 833 | 45.13% |
27位 | カンザスシティ・ロイヤルズ | 683 | 835 | 44.99% |
28位 | シンシナティ・レッズ | 676 | 842 | 44.53% |
29位 | マイアミ・マーリンズ | 675 | 841 | 44.53% |
30位 | デトロイト・タイガース | 669 | 844 | 44.22% |
過去10年のポストシーズン成績でのメジャーリーグ最強ランキング
レギュラーシーズンだけでなく、ポストシーズンでの強さにも焦点を当てて最強ランキングを作成しました。
ランキングの作成方法&配点表(独自配点)
各チームのポストシーズンの進出度合いを下記6つに分類。
それぞれの段階において点数をつけて、合計点数で競います。
項目 | 配点 |
---|---|
ワールドチャンピオン | 10 |
ワールドシリーズ敗退 | 5 |
リーグチャンピオンシップシリーズ敗退 | 3 |
ディビジョンシリーズ敗退 | 2 |
ワイルドカードシリーズ敗退 | 1 |
ポストシーズン進出せず | 0 |
計算結果
1位はサイン盗み騒動で評価しづらいアストロズになっており、実質的にここでもドジャースが1位。
アストロズとドジャースはポストシーズン成績で頭一つ抜けており、現在の2大最強チームと言えます。
ランキング | チーム | ワールドチャンピオン | ワールドシリーズ敗退 | リーグチャンピオンシップシリーズ敗退 | ディビジョンシリーズ敗退 | ワイルドカードシリーズ敗退 | 獲得合計点数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | ヒューストン・アストロズ | 2 | 2 | 3 | 1 | 0 | 41 |
2位 | ロサンゼルス・ドジャース | 1 | 2 | 2 | 5 | 0 | 36 |
3位 | アトランタ・ブレーブス | 1 | 0 | 1 | 4 | 0 | 21 |
4位 | シカゴ・カブス | 1 | 0 | 2 | 0 | 2 | 18 |
5位 | ボストン・レッドソックス | 1 | 0 | 1 | 2 | 0 | 17 |
6位 | ワシントン・ナショナルズ | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 16 |
7位 | ニューヨーク・ヤンキース | 0 | 0 | 3 | 2 | 2 | 15 |
7位 | カンザスシティ・ロイヤルズ | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 15 |
9位 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 14 |
9位 | テキサス・レンジャーズ | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 14 |
11位 | クリーブランド・インディアンス(ガーディアンス)) | 0 | 1 | 0 | 3 | 1 | 12 |
12位 | セントルイス・カーディナルス | 0 | 0 | 2 | 1 | 3 | 11 |
12位 | タンパベイ・レイズ | 0 | 1 | 0 | 2 | 2 | 11 |
14位 | トロント・ブルージェイズ | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 9 |
15位 | ミルウォーキー・ブリュワーズ | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 | 8 |
15位 | フィラデルフィア・フィリーズ | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 8 |
17位 | ニューヨーク・メッツ | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 7 |
17位 | アリゾナ・ダイヤモンドバックス | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 7 |
19位 | ミネソタ・ツインズ | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 6 |
19位 | ボルティモア・オリオールズ | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 6 |
21位 | オークランド・アスレチックス | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 5 |
21位 | サンディエゴ・パドレス | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 5 |
23位 | シカゴ・ホワイトソックス | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 |
23位 | コロラド・ロッキーズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 |
23位 | マイアミ・マーリンズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 |
26位 | シアトル・マリナーズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
26位 | ロサンゼルス・エンゼルス | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
26位 | ピッツバーグ・パイレーツ | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 |
26位 | デトロイト・タイガース | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
30位 | シンシナティ・レッズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
【結局は資金力が物を言う】金持ち球団ランキング
現在低迷している球団も、新しいFA選手が加入して一気に戦況が変わることがあるのがMLB。
その時の肝になるのが資金力で、低迷していてもなんだかんだでお金がある球団は持ち直します。
その点、ヤンキースは2023年低迷気味でしたが、圧倒的な資金力を背景に必ず持ち直すはずです。
順位 | 球団名 | 球団価値 |
---|---|---|
1 | ニューヨーク・ヤンキース | 71億ドル(8520億円) |
2 | ロサンゼルス・ドジャース | 48億ドル(5760億円) |
3 | ボストン・レッドソックス | 45億ドル(5400億円) |
4 | シカゴ・カブス | 41億ドル(4920億円) |
5 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 37億ドル(4440億円) |
6 | ニューヨーク・メッツ | 29億ドル(3480億円) |
7 | ロサンゼルス・エンゼルス | 27億ドル(3240億円) |
8 | アトランタ・ブレーブス | 26億ドル(3120億円) |
9 | フィラデルフィア・フィリーズ | 25億7500万ドル(3090億円) |
10 | セントルイス・カージナルス | 25億5000万ドル(3060億円) |
11 | ヒューストン・アストロズ | 22億5000万ドル(2700億円) |
12 | テキサス・レンジャーズ | 22億2500万ドル(2670億円) |
13 | シアトル・マリナーズ | 22億ドル(2640億円) |
14 | トロント・ブルージェイズ | 21億ドル(2520億円) |
15 | シカゴ・ホワイトソックス | 20億5000万ドル(2460億円) |
16 | ワシントン・ナショナルズ | 20億ドル(2400億円) |
17 | サンディエゴ・パドレス | 17億5000万ドル(2100億円) |
18 | ボルティモア・オリオールズ | 17億ドル(2040億円) |
19 | ミルウォーキー・ブリュワーズ | 16億ドル(1920億円) |
20 | コロラド・ロッキーズ | 14億7500万ドル(1770億円) |
21 | デトロイト・タイガース | 14億5000万ドル(1740億円) |
22 | ミネソタ・ツインズ | 13億9000万ドル(1668億円) |
23 | アリゾナ・ダイヤモンドバックス | 13億8000万ドル(1656億円) |
24 | ピッツバーグ・パイレーツ | 13億2000万ドル(1584億円) |
25 | クリーブランド・ガーディアンズ | 13億ドル(1560億円) |
26 | タンパベイ・レイズ | 12億5000万ドル(1500億円) |
27 | カンザスシティ・ロイヤルズ | 12億ドル(1440億円) |
28 | シンシナティ・レッズ | 11億9000万ドル(1428億円) |
29 | オークランド・アスレチックス | 11億8000万ドル(1416億円) |
30 | マイアミ・マーリンズ | 10億ドル(1200億円) |
オーナーの資金力など、詳しい金持ちランキングは下記の記事にて紹介しています。