日本プロ野球歴代9位の通算盗塁数を誇る阪神のスピードスター、赤星憲広氏。
残念ながら怪我が原因で引退することになってしまいましたが、スピード感溢れるプレイで野球ファンに絶大なインパクトを与えた選手でした。
この記事では、赤星憲広氏の現役時代の年俸推移と年度別成績、引退理由や現在の仕事内容について紹介していきます。
赤星憲広の現役時代の年俸推移と年度別成績【阪神】
赤星憲広氏の現役時代の年俸推移と年度別成績がこちら。
年度(満年齢) | 年俸 | 成績 |
---|---|---|
2001(25歳) | 1200万円 | 128試 率.292 1本 23点 39盗 出.372 |
2002(26歳) | 4000万円 | 78試 率.252 0本 12点 26盗 出.311 |
2003(27歳) | 3700万円 | 140試 率.312 1本 35点 61盗 出.378 |
2004(28歳) | 1億円 | 138試 率.300 0本 30点 64盗 出.356 |
2005(29歳) | 1億3000万円 | 145試 率.316 1本 38点 60盗 出.392 |
2006(30歳) | 1億8000万円 | 142試 率.269 0本 20点 35盗 出.344 |
2007(31歳) | 1億6000万円 | 121試 率.300 0本 19点 24盗 出.368 |
2008(32歳) | 1億8000万円 | 144試 率.317 0本 30点 41盗 出.398 |
2009(33歳) | 2億5000万円 | 91試 率.263 0本 8点 31盗 出.322 |
阪神が誇るスピードスター
2000年ドラフト4位で阪神タイガースに入団した赤星憲広氏。
入団1年目から5年連続で盗塁王を獲得、3年連続60盗塁以上を記録するなど、スピードスターとして阪神の2度のリーグ優勝に貢献しました。
2004年のシーズン64盗塁は平成最多記録です。
- 盗塁王:5回(2001年~2005年)
- 新人王(2001年)
- ベストナイン:2回(2003年、2005年)
- ゴールデングラブ賞:6回(2001年、2003年~2006年、2008年)
また、四球を選ぶ能力に長けていることから通算出塁率は.365を誇り、自ら塁に出て盗塁を決めることができる理想的なトップバッターでした。
ところが、2009年の9月の試合で負った首の怪我が原因で現役を引退。(詳細は後述)
まだ33歳だったこともあり、ファンにとってこのニュースは衝撃でした。
自身最高年俸は2億5000万円でした。
赤星憲広の現役時代の生涯年俸は?
赤星憲広氏の現役時代の生涯年俸は11億5900万円です。
項目 | 年俸額 |
---|---|
ドラフト契約金 | 7000万円 |
年俸総額 | 10億8900万円 |
生涯年俸 | 11億5900万円 |
赤星憲広の引退理由と現在の仕事内容は?
赤星憲広氏は2009年シーズンをもって現役を引退。
赤星憲広の引退理由
赤星氏の引退理由は首の怪我です。
元々2006年頃から首に違和感を覚えており、全力プレイの結果、首の怪我が悪化してしまったことが原因でした。
- 2006年頃:首の違和感を覚える
- 2007年開幕直後:頸椎椎間板ヘルニアの診断を受ける
- 2007年5月:ダイビングキャッチで悪化し、頸椎椎間板中心性ヘルニアによる脊髄損傷の診断(1度目)
- 2009年9月:ダイビングキャッチで頸椎椎間板中心性ヘルニアによる脊髄損傷の診断(2度目)
2度目の頸椎椎間板中心性ヘルニアによる脊髄損傷の診断を受けた際、最悪の場合、命の危険もあることを示唆されたことで引退を決断。
赤星氏は「完全燃焼はしていない」と述べるなど、志半ばでの引退となりました。
赤星憲広の現在の仕事内容は?
赤星氏は引退後、様々なメディアで野球解説者やコメンテーターとして活動しています。
- 野球解説者(日本テレビ、読売テレビ、朝日放送、毎日放送、関西テレビ)
- 野球評論家(スポーツニッポン)
- コメンテーター(Going!Sports&News、サンデードラゴンズ、虎バンなど多数)
- 自身のYouTube出演(赤星憲広の入ってねぇーんだよ!)
- YouTubeゲスト出演
卓越した盗塁・走塁技術を持つ赤星氏には、確認できるだけでもこれまでにコーチの就任依頼が2度ありましたが、どちらとも断っています。
引退理由が怪我なだけに、体調面で厳しいと判断したと考えられます。