現役選手としては短命ではあったものの、難攻不落のセットアッパーとして強烈なインパクトを残したイケメンピッチャー、浅尾拓也氏。
この記事では、浅尾拓也氏の現役時代の年俸推移と年度別成績、引退理由や現在の仕事内容について紹介していきます。
浅尾拓也の現役時代の年俸推移と年度別成績【中日】
浅尾拓也氏の現役時代の年俸推移と年度別成績がこちら。
年度(満年齢) | 年俸 | 成績 |
---|---|---|
2007(23歳) | 1200万円 | 19試 4勝1敗 1H 防3.53 WHIP1.39 |
2008(24歳) | 1700万円 | 44試 3勝1敗1S 12H 防1.79 WHIP1.03 |
2009(25歳) | 3500万円 | 67試 7勝9敗6S 33H 防3.49 WHIP1.16 |
2010(26歳) | 7500万円 | 72試 12勝3敗1S 47H 防1.68 WHIP0.87 |
2011(27歳) | 1億3500万円 | 79試 7勝2敗10S 45H 防0.41 WHIP0.82 |
2012(28歳) | 2億7500万円 | 29試 1勝0敗1S 15H 防1.50 WHIP1.00 |
2013(29歳) | 2億2000万円 | 34試 2勝3敗1S 22H 防1.47 WHIP1.30 |
2014(30歳) | 1億6500万円 | 22試 1勝1敗 8H 防6.16 WHIP1.53 |
2015(31歳) | 1億2000万円 | 36試 1勝1敗3S 16H 防3.19 WHIP1.55 |
2016(32歳) | 9800万円 | 一軍登板なし |
2017(33歳) | 7350万円 | 4試 0勝0敗 1H 防12.00 WHIP2.67 |
2018(34歳) | 5600万円 | 10試 0勝0敗 防4.82 WHIP1.61 |
全盛期は誰も打てなかった完全無欠のセットアッパー
2006年大学生・社会人ドラフト3巡目指名で中日ドラゴンズに入団した浅尾拓也氏。
150キロ超のストレートとスプリットを武器に、セットアッパーとして活躍。
投球だけでなく牽制、フィールディング、クイック全てが高水準で、当時の盗塁王常連だった阪神・赤星氏に「浅尾選手からは盗塁しようと思わなかった」と言わしめたほどでした。
- 最優秀中継ぎ投手:2回(2010年、2011年)
- 最優秀選手:1回(2011年)
- ゴールデングラブ賞:1回(2011年)
- オールスターゲーム出場:2回(2010年、2011年)
防御率0.41、WHIP0.82という圧倒的な成績を残してMVPを獲得したのがキャリアハイで、そこからは右肩の故障に悩まされることに。
結局、右肩が完璧に癒えることはなく、2018年に34歳で現役を引退。
自身最高年俸は2億7500万円でした。
浅尾拓也の現役時代の生涯年俸は?
浅尾拓也氏の現役時代の生涯年俸は13億6150万円です。
項目 | 年俸額 |
---|---|
ドラフト契約金 | 8000万円 |
年俸総額 | 12億8150万円 |
生涯年俸 | 13億6150万円 |
浅尾拓也の引退理由と現在の仕事内容は?
浅尾拓也氏は2018年シーズンをもって現役を引退。
浅尾拓也の引退理由は?
浅尾拓也氏の引退理由は右肩の故障によるパフォーマンスの低下です。
MVPを獲得するなどフル回転した2011年の翌年頃からストレートの球速低下が指摘されていました。
浅尾氏に関し、当時の投手コーチ・森繫和氏は「あの投げ方ではいずれ壊れるのは分かっていたが、フォーム改造すれば浅尾の良さを消してしまう」と述懐。
藤川球児氏のYouTube(下記動画)で語られています。
それでもまさに「太く短く」を体現した選手で、2011年の大活躍はファンの心に刻まれています。
浅尾拓也の現在の仕事は?
現役引退後は一貫して中日ドラゴンズの投手コーチを務めています。
- 2019年~2021年:二軍投手コーチ
- 2022年:二軍投手コーチ、シーズン途中から一軍投手コーチに配置転換
- 2023年~現在:二軍投手コーチ
2024年現在は二軍投手コーチを務めています。