マリナーズのスーパースター候補で、「イチローの愛弟子」とも言われるフリオ・ロドリゲス選手。
この記事では、フリオ・ロドリゲス選手の2024年の年俸額や過去の年俸推移、現在の契約内容について紹介していきます。
フリオ・ロドリゲスの2024年の年俸はいくら?【マリナーズ】
フリオ・ロドリゲス選手の2024年の年俸は14億3000万円です。
2023年のロドリゲス選手は155試合に出場して打率.275、32本塁打、103打点、37盗塁と軒並みキャリアハイの数字を残しました。
2024年は12年契約の2年目で、年俸は$11,912,500(14億3000万円:1ドル120円換算)となります。
フリオ・ロドリゲスの2023年の年俸は?
フリオ・ロドリゲス選手の2023年の年俸は7億1300万円です。
【2023年】フリオ・ロドリゲスは年俸ランキングで何位?
MLB全体 | 246位 |
シアトル・マリナーズ | 7位 |
外野手 | 59位 |
フリオ・ロドリゲス選手の年俸ランキングはMLB全体で246位。
外野手のポジション別では59位で、マリナーズのチーム内では7位となっています。
まだ20代前半でありながら、走攻守揃ったスーパースター候補として長期契約を締結済で、これからどんどん年俸が上がっていく選手です。
フリオ・ロドリゲスの年俸推移と年度別成績【マリナーズ】
フリオ・ロドリゲス選手の年俸推移と年度別成績がこちら。
年度(満年齢) | チーム | 年俸(ドル) | 年俸(日本円) | 成績 | 特記事項 |
---|---|---|---|---|---|
2022(22歳) | SEA | $1,450,000 | 1億7400万円 | 132試 率.284 28本 75点 25盗 | 契約金$1,750,000 |
2023(23歳) | SEA | $5,937,500 | 7億1300万円 | 155試 率.275 32本 103点 37盗 | 12年契約1年目 |
2023(24歳) | SEA | $11,912,500 | 14億3000万円 | – | 12年契約2年目 |
- SEA:シアトル・マリナーズ
走攻守揃ったスーパースター候補
2017年にアマチュアFAでシアトル・マリナーズに入団したフリオ・ロドリゲス選手。
契約金は2億1000万円と、ドラフトであれば上位指名レベルの高い期待をかけられての入団でした。
メジャー1年目から打率.284、28本塁打、75打点、25盗塁と好成績を残し、新人王を獲得。
通常ならFAまであと5年待たなければならないところ、1年目オフに早速マリナーズ側から長期契約の打診があり、最高で17年になる長期契約を締結しました。
メジャー昇格後3年間は球団の言い値で年俸を決められるので、一般的には最初の3年間を終えてから長期契約の提案があります。
異例の長期契約となりました。
フリオ・ロドリゲスの現在の契約内容は?【マリナーズ】
フリオ・ロドリゲス選手は2023年から12年保証の長期契約を締結。
フリオ・ロドリゲスの契約内容:最低限保証されている金額は?
現在、マリナーズと複雑な内容の長期契約を結んでおり、ベースとなる契約の年俸額はこのようになっています。
年度(満年齢) | 年俸(ドル) | 年俸(日本円) | 特記事項 |
---|---|---|---|
2023(23歳) | $5,937,500 | 7億1300万円 | 12年契約1年目 |
2024(24歳) | $11,912,500 | 14億3000万円 | 12年契約2年目 |
2025(25歳) | $19,912,500 | 23億9000万円 | 12年契約3年目 |
2026(26歳) | $19,912,500 | 23億9000万円 | 12年契約4年目 |
2027(27歳) | $19,912,500 | 23億9000万円 | 12年契約5年目 |
2028(28歳) | $19,912,500 | 23億9000万円 | 12年契約6年目 |
2029(29歳) | $19,912,500 | 23億9000万円 | 12年契約7年目 |
2030(30歳) | $18,000,000 | 21億6000万円 | 12年契約8年目 |
2031(31歳) | $18,000,000 | 21億6000万円 | 12年契約9年目 |
2032(32歳) | $18,000,000 | 21億6000万円 | 12年契約10年目 |
2033(33歳) | $18,000,000 | 21億6000万円 | 12年契約11年目 |
2034(34歳) | $18,000,000 | 21億6000万円 | 12年契約12年目 |
フリオ・ロドリゲス選手は、たとえ故障などの理由でプレイできなくなったとしても、上記の年俸が保証されています。
内訳はベース契約が7年(2023年~2029年)。
その後は契約延長オプションとなっており、まずチームが延長オプション行使するかどうかを決定(後述)。
もしチームが延長オプションを行使しない場合、選手側の契約延長オプション5年(2030年~2034年)が発動する形となっています。
2030年以降の選手側の契約延長オプション部分は、自身の活躍度合いに応じて契約期間と金額が増加する契約になっています。
フリオ・ロドリゲスの契約内容:活躍度合いに応じて期間と金額が増える
フリオ・ロドリゲス選手の契約は、2030年以降は自身の活躍度合いに応じて期間と金額が増えるような内容になっています。
「活躍度合い」とは「MVPの投票で上位に入ったかどうか」を指し、2022年~2028年のMVP投票の結果によって下記のように分岐します。
- MVP投票TOP10が0回:8年2億ドル(年俸2500万ドル)
- MVP投票TOP10が2回:8年2億4000万ドル(年俸3000万ドル)
- MVP投票TOP10が4回:8年2億6000万ドル(年俸3250万ドル)
- 「MVPを1回獲得+TOP5が1回」もしくは「TOP5を3回」:8年2億8000万ドル(年俸3500万ドル)
- 「MVPを2回獲得」もしくは「TOP5を4回」:10年3億5000万ドル(年俸3500万ドル)
つまり、MVPを獲得するような目覚ましい活躍を続ければ続けるほど、契約年数と年俸額が増加していきます。
活躍次第では最大で10年の契約延長になり、ベース部分と合わせると17年総額4億6930万ドル(563億円)のMLB史上最大契約総額になります。(2023年時点)
この他にも、選手側の契約延長オプションにも細かい条件が設定されていて、出来高ボーナスも付帯しています。
フリオ・ロドリゲスの現在の契約内容まとめ
まとめると、フリオ・ロドリゲス選手の契約は、2030年以降の延長オプションをチームが行使するかどうかが争点となっています。
もし球団側のオプションが行使されなかった場合、選手側の契約延長オプションも拒否すれば、30歳を目前にしてFAになることも可能。
契約延長に関して選手側・球団側両方に選択の余地が残されていながらも、双方にメリットがある良い契約です。
フリオ・ロドリゲスの生涯年俸額は?
フリオ・ロドリゲス選手の生涯年俸額は25億2600万円です。
項目 | ドル | 日本円 |
---|---|---|
契約金 | $1,750,000 | 2億1000万円 |
総年俸額(出来高込み) | $19,300,000 | 23億1600万円 |
生涯年俸 | $21,050,000 | 25億2600万円 |
今後の活躍次第では最低でも251億円、最高で563億円を稼げる契約になっています。