通算406本塁打を誇り、史上稀に見る強打のキャッチャーだった阿部慎之助氏。
引退後は一貫して巨人のコーチを務めており、将来の監督候補と目されています。
この記事では、阿部慎之助氏の現役・監督時代の年俸推移と年度別成績、引退理由や現在の仕事内容について紹介していきます。
目次
阿部慎之助の現役時代の年俸推移と年度別成績【巨人】
阿部慎之助氏の現役時代の年俸推移と年度別成績がこちら。
スクロールできます
年度(満年齢) | 年俸 | 打撃成績 | 追記事項 |
---|---|---|---|
2001(23歳) | 1300万円 | 127試 率.225 13本 44点 OPS.666 | 契約金1億円 |
2002(24歳) | 3800万円 | 127試 率.298 18本 73点 OPS.854 | – |
2003(25歳) | 7800万円 | 94試 率.303 15本 51点 OPS.892 | – |
2004(26歳) | 7500万円 | 108試 率.301 33本 78点 OPS1.016 | – |
2005(27歳) | 1億2000万円 | 130試 率.300 26本 86点 OPS.863 | – |
2006(28歳) | 1億4000万円 | 129試 率.294 10本 56点 OPS.776 | – |
2007(29歳) | 1億4000万円 | 140試 率.275 33本 101点 OPS.868 | – |
2008(30歳) | 2億4000万円 | 125試 率.271 24本 67点 OPS.852 | – |
2009(31歳) | 2億7000万円 | 123試 率.293 32本 76点 OPS.943 | – |
2010(32歳) | 3億5000万円 | 140試 率.281 44本 92点 OPS.976 | 3年契約1年目 |
2011(33歳) | 4億円 | 114試 率.292 20本 61点 OPS.863 | 3年契約2年目 |
2012(34歳) | 4億円 | 138試 率.340 27本 104点 OPS.994 | 3年契約3年目 |
2013(35歳) | 5億7000万円 | 135試 率.296 32本 91点 OPS.991 | – |
2014(36歳) | 6億円 | 131試 率.248 19本 57点 OPS.765 | 2年契約1年目 |
2015(37歳) | 5億1000万円 | 111試 率.242 15本 47点 OPS.784 | 2年契約2年目 |
2016(38歳) | 3億2600万円 | 91試 率.310 12本 52点 OPS.850 | – |
2017(39歳) | 2億6000万円 | 129試 率.262 15本 76点 OPS.718 | – |
2018(40歳) | 2億1000万円 | 95試 率.247 11本 46点 OPS.769 | – |
2019(41歳) | 1億6000万円 | 95試 率.297 7本 27点 OPS.892 | – |
圧倒的な打力で巨人を支えた名捕手
2000年ドラフト1位(逆指名)で読売ジャイアンツに入団した阿部慎之助氏。
捕手としての年間最高打率.340(日本記録)、捕手として通算400本塁打&350二塁打達成(セ・リーグ)など打撃にまつわる記録を多数所持する日本有数の打撃型捕手です。
阿部慎之助の主な実績
- 首位打者:1回(2012年)
- 打点王:1回(2012年)
- 最高出塁率:1回(2012年)
- 最優秀選手:1回(2012年)
- ベストナイン:9回(捕手部門:2002年、2007年~2014年)
- ゴールデングラブ賞:4回(捕手部門:2002年、2008年、2013年、2014年)
自身最高年俸は6億円。
年俸が5億円を超えた2013~2015年は球界最高年俸選手でした。
阿部慎之助の監督としての年俸推移と年度別成績【巨人】
阿部慎之助氏の監督としての年俸推移と年度別成績がこちら。
スクロールできます
年度(満年齢) | 推定年俸 | 順位 | 成績 | 契約期間 |
---|---|---|---|---|
2024(46歳) | 1億5000万円 | – | – | 3年契約1年目 |
2025(47歳) | 1億5000万円 | – | – | 3年契約2年目 |
2026(48歳) | 1億5000万円 | – | – | 3年契約3年目 |
2024年からの3年契約で巨人の監督に就任。
推定年俸は1億5000万円とされています。
阿部慎之助の現役時代の生涯年俸は?
阿部慎之助氏の現役時代の生涯年俸は50億円です。
項目 | 年俸額(日本円) |
---|---|
ドラフト契約金 | 1億円 |
年俸総額 | 49億円 |
生涯年俸 | 50億円 |
NPBのみでプレイした日本人プロ野球選手の生涯年俸ランキング歴代2位の記録を所持しています。
阿部慎之助の引退理由や現在の仕事内容は?
阿部慎之助氏は2019年シーズンをもって現役を引退。
引退理由は、加齢による衰えに加えて捕手としての出場機会が失われたこと、400本塁打を達成できたことが挙げられます。
アッキー
現役最終年も打率3割近く打っていたのは流石です。
引退後は一貫して巨人の二軍監督やコーチを歴任。
阿部慎之助のコーチ歴
- 2020年:二軍監督
- 2021年:二軍監督→一軍作戦コーチ
- 2022年:一軍作戦兼ディフェンスチーフコーチ
- 2023年:一軍ヘッド兼バッテリーコーチ
- 2024年:一軍監督
2024年からは巨人の第20代監督に就任しました。