NPBの二軍・ウエスタンリーグに参入が決定したハヤテ223。
「ハヤテ223」という名前を初めて聞くという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、ハヤテ223とはどんな球団になるのか、経営母体や選手、監督、本拠地球場について紹介していきます。
【プロ野球二軍参入】ハヤテ223とは?読み方は?本拠地はどこ?
「ハヤテ223」とは、2024年からプロ野球の二軍(ウエスタン・リーグ)に参入する球団です。
ハヤテ223の読み方は?
ハヤテ223は当て字で、「ハヤテ223(フジサン)」と呼びます。
「223(フジサン)」はもちろん富士山を意味しており、静岡の名所から名付けられたと思われます。
ハヤテ223の本拠地は?
ハヤテ223は静岡県静岡市清水区を本拠地とする球団です。
本拠地球場は静岡市清水庵原球場を予定しています。
ハヤテ223の親会社は?
ハヤテ223は「ハヤテ223(フジサン)株式会社」が運営しています。
ハヤテ223(フジサン)株式会社は、母体であるハヤテグループのスポーツ事業を担うグループ会社という立ち位置です。
ハヤテグループとは?
ハヤテグループとは、金融(ベンチャーキャピタル)・人工知能(AI)・スポーツ事業を手掛ける会社です。
グループ代表を務める杉原行洋氏は東京大学卒で、ゴールドマン・サックスにおいて株式トレーディング業務を行っていたエリート。
そんなエリートが2005年に創業した会社がハヤテグループです。
杉原氏はForbes JAPANの表紙を飾ったこともある人物です。
ハヤテ223が二軍参入した理由
ハヤテグループが二軍に参入したのは、将来的な一軍新規参入を見越してのものと明記されています。
66年ぶりに球団数増を伴う13球団目の新球団創設を目指すものです。
ハヤテグループHPより引用
野球ファンとして、この新しい挑戦は楽しみです。
ハヤテ223の選手・監督はどうなる?
ハヤテ223には、2023年9月末時点で選手はまだ在籍していません。
ハヤテ223のGM候補は?
ハヤテ223の初代GM候補に山下大輔氏が浮上していると、複数メディアが報じています。
- 静岡県清水市(現・静岡市清水区)出身で清水東高校OB
- 「株式会社ヤマシタ(本社:静岡)」取締役
- 現役時代は大洋でプレイし、ダイヤモンドグラブ賞8度受賞の名手
- 監督経験2年(横浜ベイスターズ)
ハヤテ223の監督候補は?
ハヤテ223の初代監督候補に赤堀元之氏が浮上していると、複数メディアが報じています。
- 静岡県藤枝市出身で静岡高校OB
- 現役時代は近鉄一筋で主にリリーフとして活躍し、最優秀救援投手を5度獲得
- 独立リーグでの監督、NPBでの投手コーチ経験多数
ハヤテ223の選手は?
ハヤテ223は、9月29日のオーナー会議で二軍・ウエスタンリーグへの正式参入が認められました。
その後はトライアウトで選手を獲得していくとされています。
おそらくNPB入りを目指す選手や戦力外通告を受けた選手などが対象になりそうです。
独立リーグのチームと違い、ウエスタンリーグの1チームとしてNPB二軍チームと戦うことになります。
ここで好成績を残せば既存の12球団に戦力として注目してもらいやすくなるため、NPB入りを希望する選手にとってはこれ以上ないチャンスになりそうです。
2024年からウエスタンリーグはどうなる?
ウエスタンリーグは現在5球団で構成されています。
- 中日ドラゴンズ(愛知県名古屋市)
- オリックス・バファローズ(兵庫県神戸市)
- 阪神タイガース(兵庫県西宮市)
- 広島東洋カープ(山口県岩国市)
- 福岡ソフトバンクホークス(福岡県福岡市)
※カッコ内は二軍の本拠地球場の所在地
ここに静岡県静岡市を本拠地とするハヤテ223が参入し、6チーム構成となります。
ハヤテ223は、ウエスタンリーグのチームの中で一番東に位置するチームとなりました。
これまでは中日でした。
【プロ野球二軍参入】ハヤテ223とは?親会社は?選手・監督・本拠地球場は?【まとめ】
この記事では、ハヤテ223の経営母体や選手、監督、本拠地球場について紹介しました。
ハヤテ223は静岡県静岡市清水区を本拠地とする球団で、経営母体はハヤテグループです。
GMとして山下大輔氏、監督として赤堀元之氏の名前が挙がっており、選手はこれからトライアウトで集めていく予定です。