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【オリックス新外国人】マチャドのメジャー時代の年俸推移!2024年の年俸は?

【オリックス新外国人】マチャドのメジャー時代の年俸推移!2024年の年俸は?

オリックス・バファローズが獲得した新外国人投手、アンドレス・マチャド投手。

この記事では、マチャド投手のMLB時代の年俸推移と年度別成績、球種や評価の観点からどんな投手なのかについて紹介していきます。

目次

マチャドの年俸推移と年度別成績【メジャー/オリックス】

アンドレス・マチャド選手の年俸推移と年度別成績がこちら。

スクロールできます
年度(満年齢)所属レベル年俸(日本円)成績
2011(18歳)KCRルーキー73万円7試 0勝0敗 防4.66
2012(19歳)KCRルーキー73万円15試 2勝1敗4S 防2.87
2013(20歳)KCRルーキー73万円12試 0勝8敗 防8.34
2014(21歳)KCRルーキー73万円7試 1勝2敗 防4.67
2015(22歳)KCR73万円出場なし
2016(23歳)KCRルーキー73万円13試 2勝4敗 防3.99
2017(24歳)KCRA+, 2A, 3A
MLB
1100万円マイナー:29試 8勝9敗2S 防4.54
MLB:2試 0勝0敗 防22.09
2018(25歳)KCR2A, 3A126万円37試 2勝7敗9S 防5.53
2019(26歳)KCR3A126万円44試 3勝2敗3S 防2.89
2020(27歳)KCR126万円マイナー開催なし
2021(28歳)WSH3A
MLB
3100万円3A:11試 0勝0敗 防3.68
MLB:40試 1勝2敗 防3.53
2022(29歳)WSH3A
MLB
6600万円3A:13試 0勝0敗 防5.82
MLB:51試 2勝0敗 防3.34
2023(30歳)WSH3A
MLB
4800万円3A:24試 1勝0敗3S 防4.08
MLB:44試 4勝1敗 防5.22
2024(31歳)オリックスNPB1億3500万円
年俸はspotrac参照、マイナー時代の年俸は最低保証年俸で計算、1ドル120円換算
チーム略称
  • KCR:カンザスシティ・ロイヤルズ
  • WSH:ワシントン・ナショナルズ

マイナー暮らしほぼ10年の苦労人

マチャド投手はマイナー歴10年の苦労人で、自身最高年俸は2022年の6600万円

マイナーではマイナー基準の最低保証年俸(下記)が定められており、かなり低い給料に抑えられます。

アッキー

2021年に多少改善されましたが、それでもかなり低い水準です。

レベル2020年までの年俸2021年以降の年俸
A$6,090(約73万円)$10,500(約126万円)
AA$7,350(約88万円)$12,600(約151万円)
AAA$10,542(約126万円)$14,700(約176万円)
1ドル120円換算

そんな厳しいマイナーから這い上がり、2021年からメジャーで3年連続40登板以上を記録。

とはいえ、サービスタイムがまだ2年弱で年俸が跳ね上がるのはまだ先という状態での日本挑戦となりました。

サービスタイムが3年を過ぎると年俸調停権をもらえて、一般的には給料が跳ね上がると言われる。

アンドレス・マチャドの生涯年俸は?【日本円】

アンドレス・マチャド選手の生涯年俸は2億9916万円です。

項目日本円
MLB総年俸額1億6416万円
NPB総年俸額1億3500万円
生涯年俸2億9916万円
1ドル120円換算

【オリックス】マチャドの球速・球種や投球割合、評価は?

アンドレス・マチャド投手のメジャー時代の球種・平均球速・投球割合のデータがこちら。

持ち球はストレート(4シーム/2シーム)、スライダー、チェンジアップ。

スクロールできます
年度(満年齢)ストレート
投球割合(平均球速)
スライダー
投球割合(平均球速)
チェンジアップ
投球割合(平均球速)
2017(24歳)57.9%(154キロ)23.2%(140キロ)18.9%(145キロ)
2021(28歳)70.8%(152キロ)19.1%(136キロ)10.0%(141キロ)
2022(29歳)64.5%(153キロ)20.0%(140キロ)15.5%(143キロ)
2023(30歳)59.3%(155キロ)13.2%(142キロ)27.5%(145キロ)
FanGraphsを参照

ストレートは4シームと2シーム(高速シンカー?)を投げており、どちらもほぼ球速は同じで、近年は高速シンカーの方が割合が大きい

高速シンカーは球速が速い&変化幅が大きく三振を奪えるレベルだが、日本の公式球でどういう変化をするのかは未知数。

年々平均球速が上昇してきていますが、直球一辺倒というわけではなくチェンジアップの投球割合が急増。

これは球種ごとの質(runs above average)を見ると、チェンジアップが一番質が高いという結果によるものと推測されます。

【制球が改善】うまくいけばセットアッパーを任せられる

外国人の速球派投手で気になるのがコントロール。

アンドレス・マチャド投手のコントロール関係の指標を見ると、このようになります。

年度投球回BB/9K/BBK/9
2017(24歳)3.27.40.332.5
2021(28歳)35.23.82.007.6
2022(29歳)59.13.91.777.0
2023(30歳)50.02.33.317.7

基本的には三振も奪えるが四球も多いタイプ。

ところが、2023年は奪三振率を高めた上で与四球率を大幅改善し、K/BBが3.31と優秀な値になりました。

このコントロールが維持できれば、150キロ台後半の剛速球かつコントロールもまとまった良いリリーバーであると言え、セットアッパーも安心して任せられそうです。

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