ソフトバンクホークスに在籍する剛速球の左投手・ダルウィンソン・ヘルナンデス投手。
この記事では、ダルウィンソン・ヘルナンデス投手のマイナー、メジャー時代を含む年俸推移や評価・球種について紹介していきます。
ダルウィンソン・ヘルナンデスの年俸推移と年度別成績【マイナー/メジャー】
ダルウィンソン・ヘルナンデス投手の年俸推移と年度別成績がこちら。
年度(満年齢) | 所属 | 年俸(ドル) | 年俸(日本円) | 成績 |
---|---|---|---|---|
2019(23歳) | BOS | $261,785 | 3100万円 | 29試 0勝1敗 4H 防4.45 |
2020(24歳) | BOS | $209,630 | 2500万円 | 7試 1勝0敗 2H 防2.16 |
2021(25歳) | BOS | $578,500 | 7000万円 | 48試 2勝2敗 12H 防3.38 |
2022(26歳) | BOS | $92,304 | 1100万円 | 7試 0勝1敗 防21.60 |
2023(27歳) | BAL→ソフトバンク | – | 6400万円 | 1試 0勝0敗 防27.00 |
2024(28歳) | ソフトバンク | – | 6400万円 | – |
- BOS:ボストン・レッドソックス
- BAL:ボルチモア・オリオールズ
自身最高年俸は7000万円
2013年、アマチュアFAとしてボストン・レッドソックスと契約したダルウィンソン・ヘルナンデス投手。
その時の契約金はわずか90万円でした。
そこからストレートを武器にマイナーを駆け上がり、22歳でメジャーデビュー。
自身の最高年俸はほぼ全てメジャーでプレイできた2021年の7000万円。
常に制球難に苦しんでおり、2022年は成績を落としたことから、オフに長年プレイしたレッドソックスをDFAに。
2023年はオリオールズに移籍して傘下の3Aで結果を出したことで、ソフトバンクに移籍が決まりました。
【ソフトバンク】ダルウィンソン・ヘルナンデスの球種や評価は?
ここではダルウィンソン・ヘルナンデス投手がどんな投手なのか、メジャーの評価、球種について紹介していきます。
マイナー時代の成績
年度(満年齢) | レベル | 成績 |
---|---|---|
2014(18歳) | ルーキー | 14試 1勝1敗 28.0回 14四 15三 防2.89 WHIP1.54 |
2015(19歳) | ルーキー | 16試 6勝1敗 65.1回 30四 66三 防1.10 WHIP1.30 |
2016(20歳) | A- | 14試 3勝5敗 48.1回 36四 58三 防4.10 WHIP1.55 |
2017(21歳) | A | 23試 4勝5敗 103.1回 49四 116三 防4.01 WHIP1.30 |
2018(22歳) | A+, 2A | 28試 9勝5敗 107.0回 66四 134三 防3.53 WHIP1.42 |
2019(23歳) | 2A, 3A | 17試 2勝6敗 57.1回 48四 79三 防5.02 WHIP1.59 |
2020(24歳) | 開催なし | – |
2021(25歳) | 3A | 1試 0勝0敗 1.0回 1四 1三 防0.00 WHIP1.00 |
2022(26歳) | 3A | 23試 0勝3敗 33.0回 27四 51三 防5.73 WHIP1.49 |
2023(27歳) | 3A | 27試 2勝1敗 1S 27.1回 19四 37三 防2.96 WHIP1.17 |
2019年のレッドソックス球団内プロスペクトランキング2位
FanGraphsによると、ダルウィンソン・ヘルナンデス投手のマイナー時代の評価はかなり高く、レッドソックスの球団内で2位でした。
球種はストレート・カーブ・チェンジアップを操り、特にストレートとカーブの質が良いという評価。
下記の表はFanGraphsによる当時のダルウィンソン・ヘルナンデス投手の能力評価で、数値は20-80のレンジで50が平均点です。
項目 | 評価(20が最低、80が最高、50が平均) |
---|---|
ストレート | 70 |
カーブ | 60 |
チェンジアップ | 45 |
コントロール | 40 |
特にかなり評価が高いストレートの質に関して、このようなデータがあります。
項目 | 数値 |
---|---|
平均球速 | 151~156キロ |
最高球速 | 159キロ |
回転数 | 2450回転 |
ストレートの2450回転はかなり良い数値で、球速も合わせてストレートの質がかなり高い投手と言えます。
現在の評価と球種割合
メジャー昇格後の球種割合は、ストレートが投球の72.5%を占め、スライダーが23.2%、カーブが4.1%という投球割合になっています。
スライダーはプロスペクト時代には評価外でした。
一番の評価ポイントは奪三振能力。
メジャーの通算奪三振率は14.0、マイナーでは10.7と、奪三振能力に関しては圧倒的です。
一方でコントロールに課題があり、マイナー時代は9回換算で5.6個、メジャーでは9回換算で7.7個の与四球というデータがあります。
日本ではストライクゾーンに投げ込むことさえできれば、圧倒的なストレートで無双できそうなポテンシャルを持った投手と言えます。
【ソフトバンク】ダルウィンソン・ヘルナンデスの生涯年俸は?【日本円】
ダルウィンソン・ヘルナンデス投手の生涯年俸は2億6590万円です。
項目 | 日本円 |
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契約金 | 90万円 |
MLB総年俸額 | 1億3700万円 |
NPB総年俸額 | 1億2800万円 |
生涯年俸 | 2億6590万円 |