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今永昇太のメジャー挑戦はいつ?評価や2024年の予想年俸は?

今永昇太のメジャー挑戦はいつ?評価や2024年の予想年俸は?

かねてよりメジャーへの憧れを表明しているDeNA・今永昇太投手。

もしメジャーに行く場合、どんな評価を下されていて、年俸はどれくらいになるのか、気になる方が多いようです。

そこでこの記事では、DeNA・今永投手がいつメジャーに行くのか、またメジャーからの評価や予想年俸について紹介していきます。

目次

【概要】今永昇太のメジャー挑戦はいつ?

今永投手はまだ海外FA権を取得しておらず、現状はメジャー挑戦するならポスティングを利用するしかありません

今永昇太の年齢とFA権取得をおさらい

今永投手は現状、国内FA権を取得済。

もし海外FA権取得を待たざるを得なくなった場合、33歳になる年でのMLB挑戦となり、年齢のハンデを負うことになります。

年度(満年齢)FA権取得
2023(30歳)国内FA権初取得
2024(31歳)
2025(32歳)海外FA権取得予定

しかもこの間に怪我をしてしまうと、更に海外FA権取得がずれ込んでしまう可能性もあります。

DeNAで日本一を達成した後にポスティング移籍

上記の通り、海外FA権取得を待つと、高齢になって良い契約がもらえないリスクと故障のリスクがつきまといます。

そのため、今永投手のことを考えると早めにポスティングでのMLB移籍するべきです。

ただ、ポスティングは球団がMLBに申請するため、DeNAの許可が不可欠です。

モグルくん

FAは選手の権利ですが、ポスティングはあくまで球団側が主導権を握っています。

今永投手とDeNAは、2019年オフのメジャーへの憧れ表明後からずっと、メジャー挑戦時期について話し合いを続けています。

その話し合いの中で、おそらくDeNAをリーグ優勝や日本一に導く活躍、個人タイトルを獲得などの条件を付けられているはずです。

2023年はDeNA優勝の可能性があり、今オフにもメジャー挑戦する可能性は十分にあると言えます。

日本一を達成してポスティング移籍した選手で言うと、吉田正尚選手が挙げられます。

今永昇太のメジャーからの評価は?

今永投手のメジャーからの評価は比較的高めであると考えられます。

ストレートの質が良い左投手

VS韓国戦 今永投手登板時から視聴できます

MLBのスタットキャストによると、WBC期間中の今永投手のストレートの平均回転数は下記の通り。

VS平均回転数最高回転数
韓国2581回転2678回転
イタリア2527回転2625回転
アメリカ2555回転2658回転
3試合合計2563.9回転

3試合合計の2563.9回転は、2022年のMLBの左投手におけるストレートの平均回転数の1位の数値を上回ります

1位はマーリンズのタナー・スコットで2560回転。2位はドジャースのフリオ・ウリアスで2521回転。

選手名ストレートの平均回転数2022年の成績
タナー・スコット256067試 4H 20S 防4.31
フリオ・ウリアス252131試 17勝7敗 防2.16

ただ、WBCでは3回の登板機会で3回→1回→2回と、長いイニングを投げていません。

力をセーブして投げる必要がある先発でどこまで回転数が落ちるかは未知数ですが、少なくとも現在のMLBの左投手と比較しても質の高いストレート(4シーム)を投げるという評価であることは間違いなさそうです。

WBCで見せた高い適応力

上記のストレートの回転数を叩き出したのがWBCであったことから、MLBのチームからはメジャー球への対応は問題ないと捉えられているはずです。

WBCの公式球はMLBの公式球と同じものを使用。

また、異次元のプレッシャーがかかるWBC決勝のアメリカ戦で、2回1失点と試合を作ったこともプラス。

今永投手にとってWBCは、非常に良いアピール場所になりました。

怪我に弱いのがネック

一方で、これまでに実働7年間で規定投球回に達したのは3回のみ

150イニング以上を投げたのは、2019年に170イニングを投げたのが最初で最後です。(25先発)

標準的なメジャーのローテーション投手は、年間32回の先発機会で200イニング前後を投げることになります。

これまでにところどころ怪我で離脱している今永投手が、メジャーのローテーションを守れる状態なのかは気になるところです。

また、肩肘の状態が悪いと年俸にも響きます

過去には前田健太投手が身体検査で肩と肘の靭帯に異常が発見され、基本給をかなり低く抑えられた契約を余儀なくされました。

今永昇太の2024年の年俸予想は?

今永投手がメジャー挑戦した場合の年俸は、400万ドル(4億8000万円)~800万ドル(9億6000万円)と予想します。

この予想はこれらの情報を参考にしており、詳細は下記の記事で解説しています。

  • 過去にメジャー挑戦した先発左投手(菊池雄星投手など)の年俸額
  • 2023年現在のMLBの先発左投手の年俸額

もし今永投手がポスティングでMLB移籍した場合、DeNAは今永投手の契約総額の15%~20%を譲渡金として受け取ることができます。

今永昇太のメジャー挑戦はいつ?評価や2024年の予想年俸は?【まとめ】

この記事では、DeNA・今永投手がいつメジャーに行くのか、またメジャーからの評価や予想年俸について紹介しました。

今永投手はタイミングが合えば、2023年オフにもポスティングでMLB挑戦もあり得ます。

メジャーからの評価は比較的高く、特にストレートは現MLBの左の好投手を凌駕する質の高さを誇ります。

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