2022年シーズンにリリーフで9勝を挙げるなど、大ブレイクを果たした木澤尚文投手。
慶應義塾高校から慶応義塾大学という華々しい経歴から、木澤尚文投手は頭いいのでは?と気になる方が多いようです。
そこでこの記事では、木澤尚文投手は本当に頭いいのか、学力や高校・大学の学部などについてまとめていきます。
木澤尚文は本当に頭いい?学力エピソード
木澤尚文投手が頭いいと言われているエピソードを紹介していきます。
シンプルに学力が高い
2020年のドラフト前に巨人の山崎伊織投手が「木澤って、めっちゃ頭がいいらしいですね。オール5で慶應に行ったみたいです」と語っていました。
実際に木澤投手の中学の成績は「国語、社会、理科、数学が5段階で5」と記事に書かれていて、シンプルに学力が高いことが伺えます。
慶應にはAO入試で入学しましたが、それもベースとなる学力があってこそです。
鉄オタで記憶力抜群
木澤投手はインタビューで「手帳にJRや東京メトロの全域が載っている路線図がついていて、ずっと見ていましたね」と、少年時代は鉄オタ気質だったと語っています。
また「東京都内ならどこからでも帰れる」と豪語していることからも、高い記憶力と鉄オタの顔が伺えます。
プロ野球選手で鉄オタは何か親近感がわきますね!
読書好き
木澤投手はかなりの読書好きです。
慶応義塾高校時代は野球の練習で疲れている中、週1冊は必ず本を読み、年間100冊を読破していました。
「読書好き=頭いい」というイメージがありますが、木澤投手は読書好きの特徴を野球にも活かしていて、うまく自分の動作を言語化することでレベルアップにつなげています。
自分で考える力がすごい
「木澤投手って慶応ボーイだからどうせエリートなんでしょ?」と思うかもしれませんが、実は何度も壁にぶち当たっていて、その都度乗り越えてきました。
というのも木澤投手は、慶応義塾高校に入学してからというものの、周りのレベルが高すぎて勉強についていけませんでした。
また、野球部の練習も自主性を重んじるため、どんな練習をしていいか分からない状態。
勉強も部活も、なかなか結果が出せずにいました。
そこで木澤投手は、どうすれば困難を乗り越えることができるのか自分で思考。
勉強も野球も、苦手なところを分析し一つ一つ潰していくことで克服しました。
「周りがすごすぎるから」と諦めるのではなく、どうすれば差を埋められるのか考えて愚直に実行できる力が凄いですよね。
木澤投手は、プロに入ってからも壁にぶち当たります。
プロ1年目はコントロールが悪く、2軍でも成績を残せませんでした。
それが2年目の2022年は新球種のシュートを習得し、課題だった制球力も改善して大活躍。
自分の弱点を客観視して改善できる木澤投手だからこそできた飛躍ですよね。
木澤尚文の高校・大学はどこ?
木澤尚文投手は慶応ボーイで、高校・大学共に慶応義塾です。
木澤投手の経歴がこちら。
- 船橋市立二宮中(八千代中央シニア)
- 慶応義塾高校
- 慶応義塾大学商学部
慶応義塾高校に進学した経緯がすごい!
木澤投手は小学2年の時に野球を始めました。
小学6年時には千葉ロッテジュニアに選抜され優勝を経験。
中学では八千代中央シニアに入団し、チームメイトに広島の坂倉将吾選手がいました。
中学時代で球速が既に130キロ台に達していて有力選手だった木澤投手。
このまま野球強豪校に進むのかと思いきや、慶應義塾高校のAO入試を受験することを決めます。
その理由が「東京六大学でプレーするために逆算して選んだ」「坊主じゃないのに憧れた」というもの。
自分の望むキャリアを逆算して入る高校を選ぶ中学生がどれだけいるのか?と考えると、木澤投手は頭いいという噂が出るのも納得ですよね。
慶応義塾高校では無名の存在
自分のキャリアを逆算し、満を持して入学した慶應義塾高校でしたが、高校時代は故障に苦しみました。
一旦は勉強も野球も壁にぶち当たった木澤投手ですが、自身の努力や工夫もあって、1年秋頃にはすっかり克服しました。
その後は順調に成長し、最速142キロにまで到達。
そのまま高校球界屈指のピッチャーになるかと思いきや、2年時3年時と肩肘の故障に悩まされて、3年の夏の大会では最速120キロ台まで低下。
それでも野球は辞めずに、慶応義塾大学に進学を決めます。
慶応義塾大学で花開いた
高校卒業後は慶応義塾大学商学部に進学するも、1年時は高校の時の故障が癒えず、登板できない日々が続きました。
それでも地道にトレーニングを重ねた木澤投手。
2年春には故障も癒えて150キロ台にまで球速が伸び、それに伴って公式戦の登板数も増加。
故障していたとはいえ、最速120キロから150キロ台への伸び方は凄すぎです。
切れ味抜群のカットボールとスプリットを武器に、最終的に東京六大学では7勝をマークしました。
木澤尚文のプロフィール
名前 | 木澤尚文 |
生年月日 | 1998年4月25日 |
出身地 | 千葉県船橋市 |
所属 | 東京ヤクルトスワローズ |
セ・リーグで他に「頭いい」と噂される選手が、阪神・大竹耕太郎投手(早稲田大学出身)です。
木澤尚文は頭いい?中学の学力や高校の成績、大学の学部を徹底調査!【まとめ】
この記事では、木澤尚文投手が頭いいという噂が本当かどうか、学力や高校・大学についてまとめました。
木澤投手は中学時代にオール5を取るなど元々地頭がいいことに加えて、東京都内の路線図を記憶しているなど記憶力も良いことが分かりました。
高校・大学ともに慶応義塾で、東京六大学で野球をすると目標を立てて、そこから逆算して慶応義塾高校に入学するという聡明さを中学生の時点で持っていました。
そんな頭の良い木澤投手の今後の更なる活躍に期待しましょう!