2023年オフにメジャー挑戦をするのではないかと言われている楽天・松井裕樹投手。
メジャーと言えば日本と比べて年俸がかなり高く、評価次第では一気に高額年俸を手にすることができます。
この記事では、楽天・松井投手のメジャーからの評価や予想年俸について紹介していきます。
【概要】松井裕樹のメジャー挑戦はいつ?
楽天・松井投手のメジャー挑戦は2023年オフが濃厚です。
理由はシンプルで、2023年は4年契約の最終年であり、かつ海外FA権取得年でもあるからです。

これ以上ないタイミングでしょう!


松井裕樹のメジャー志向はどれくらい?楽天に残留する可能性は?
松井投手は「メジャーに興味はあるが、まずは楽天の話を聞きたい」と語ったと報道されていて、そこまでメジャーでないといけないというわけではなさそうです。



どうしてもメジャーに行きたいなら、ポスティングでもっと早い段階で行けたはずです。
これが意味するのは、楽天が残留交渉でどれだけの誠意(=金額)を見せられるかがカギになりそうということ。
楽天はここぞという時は高額契約を提示するため、交渉次第では楽天に残留する可能性も残されています。


松井裕樹のメジャーからの評価は?
松井投手のメジャーからの評価は、思っているよりも高くはないかもしれません。
そもそもメジャーでは中継ぎ・抑えの評価が低い
まず前提として、メジャーにおける中継ぎ・抑え投手への評価は先発投手と比較して低いです。
特にメジャーのローテーション投手はフル稼働の場合、中4日で回って年間32~33登板、200イニング前後を投げます。
一方で、中継ぎは投げても100イニング以下。
シンプルにチームに与える影響を考えると、先発と中継ぎの間に評価の差が出るのは当然の流れです。
これらのことから、初年度から巨額の契約を得た田中将大投手やメッツ・千賀投手のような契約を望むのは厳しい可能性が高いです。




WBC球=メジャー球への対応に苦しんだ
2023年のWBC、松井投手はWBC球の対応に苦しんだとメディアで報じられました。
WBCではメジャーリーグの公式球が使われているため、すなわちメジャー球への適応に対する不安を抱えていることを意味します。
とはいえ、制球難に陥って打たれたのは練習試合の中日戦だけで、その後の本戦・韓国戦では無安打無失点に抑えています。
メジャー球への対応に関しては、松井投手は一流のプロなので、十分な期間があれば適応できると判断して、そこまで問題視されないかもしれません。
リアルな評価:フォークが良い
松井投手と言えば、キレのいいスライダーが持ち味。
ところが最近はスライダーの割合を減らして、フォークの割合を増やしていると言われています。
これはWBCに向けてメジャー球で調整した結果、メジャー球ではスライダーは使えないと判断して先手を打ったのかもしれません。



岡島投手や井川投手が、球の違いでメジャーではカーブが使い物にならず、別の球種を覚えたというのに通ずるものがあります。
そしてそのフォークをメジャーのスカウトが評価しているという報道があります。
フォークは歴代日本人メジャーリーガーの伝家の宝刀となっており、過去には野茂・佐々木・上原などのフォークの名手がメジャーで活躍しました。
多くのピッチャーがいるメジャーでも左でフォークを操るピッチャーは少なく、その希少性を高く評価する球団が出てきてもおかしくはないはずです。
とはいえ、やはり相対的に低い評価になる可能性が高い
これらを総合すると、プラスの要素はあるもののやはり中継ぎ・抑え投手の宿命で、先発よりは相対的に低い評価になることは避けられません。
また、歴代の日本人メジャーリーガーには通用しなかった投手も多くいることから、これもマイナス材料になりそうです。


松井裕樹の2024年の年俸予想は?
松井投手がメジャー挑戦した場合の年俸は、400万ドル~750万ドル(4億8000万円~9億円)の間と予想します。
この予想はこれらの情報を参考にしており、詳細は下記の記事で解説しています。
- 過去にメジャー挑戦した中継ぎ・抑え投手(藤川球児投手など)の年俸額
- 2023年現在のMLBの中継ぎ・抑え投手の年俸額


松井裕樹のメジャー挑戦はいつ?評価や2024年の予想年俸は?【まとめ】
この記事では、楽天・松井投手のメジャーからの評価や予想年俸について紹介しました。
松井投手のメジャー挑戦は2023年オフが濃厚で、メジャーからの評価としてはあまり高くはないのが現状です。
2024年の予想年俸は400万ドル~750万ドル(4億8000万円~9億円)の間で、もし楽天がそれ以上の条件を提示すれば残留の可能性もありそうです。

