2023年、大谷翔平選手が日本人で初めて獲得したMLBホームラン王。
以前2021年もチャンスがありましたが、激しい争いの結果逃してしまっており、2023年のホームラン王獲得は2年越しの悲願でした。
この記事では、メジャーリーグの歴代ホームラン王の一覧や日本人・アジア人の歴代ホームラン数ランキングについて紹介していきます。
【MLB】近年のメジャーの歴代ホームラン王一覧
MLBにおける2000年以降のホームラン王一覧です。
年度 | ア・リーグ本塁打王 | 本塁打数 | ナ・リーグ本塁打王 | 本塁打数 |
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2000 | トロイ・グロース | 47 | サミー・ソーサ① | 50 |
2001 | アレックス・ロドリゲス① | 52 | バリー・ボンズ② | 73 |
2002 | アレックス・ロドリゲス② | 57 | サミー・ソーサ② | 49 |
2003 | アレックス・ロドリゲス③ | 47 | ジム・トーミ | 47 |
2004 | マニー・ラミレス | 43 | エイドリアン・ベルトレ | 48 |
2005 | アレックス・ロドリゲス④ | 48 | アンドリュー・ジョーンズ | 51 |
2006 | デビッド・オルティーズ | 54 | ライアン・ハワード① | 58 |
2007 | アレックス・ロドリゲス⑤ | 54 | プリンス・フィルダー | 50 |
2008 | ミゲル・カブレラ① | 37 | ライアン・ハワード② | 48 |
2009 | マーク・テシェイラ カルロス・ペーニャ | 39 | アルバート・プホルス① | 47 |
2010 | ホセ・バティスタ① | 54 | アルバート・プホルス② | 42 |
2011 | ホセ・バティスタ② | 43 | マット・ケンプ | 39 |
2012 | ミゲル・カブレラ② | 44 | ライアン・ブラウン | 41 |
2013 | クリス・デービス① | 53 | ペドロ・アルバレス ポール・ゴールドシュミット | 36 |
2014 | ネルソン・クルーズ | 40 | ジャンカルロ・スタントン① | 37 |
2015 | クリス・デービス② | 47 | ノーラン・アレナド① ブライス・ハーパー | 42 |
2016 | マーク・トランボ | 47 | ノーラン・アレナド② クリス・カーター | 41 |
2017 | アーロン・ジャッジ① | 52 | ジャンカルロ・スタントン② | 59 |
2018 | クリス・デービス | 48 | ノーラン・アレナド③ | 38 |
2019 | ホルヘ・ソレア | 48 | ピート・アロンソ | 53 |
2020 | ルーク・ボイト | 22 | マーセル・オズナ | 18 |
2021 | サルバドール・ペレス ブラディミール・ゲレーロJr. | 48 | フェルナンド・タティスJr. | 42 |
2022 | アーロン・ジャッジ② | 62 | カイル・シュワーバー | 46 |
2023 | 大谷翔平 | 44 | マット・オルソン | 54 |
アジア人・日本人のMLBホームラン王獲得者は2023年の大谷翔平が初
これまでに日本人、アジア人でMLBのホームラン王を獲得したのは大谷翔平選手のみ。
2023年の大谷翔平選手のホームラン王獲得は、アジア人初の快挙でした。
【MLB】メジャーの歴代ホームラン王の中の最多は?
MLBにおける歴代ホームラン王のホームラン数ランキングです。
上位に並ぶバリー・ボンズ氏、マーク・マグワイア氏はドーピング疑惑があり、実質的にジャッジ選手の62本がクリーンな「真のホームラン王」と言われています。
本塁打数 | 選手名 | 年度 |
---|---|---|
73 | バリー・ボンズ* | 2001 |
70 | マーク・マグワイア* | 1998 |
65 | マーク・マグワイア* | 1999 |
62 | アーロン・ジャッジ | 2022 |
61 | ロジャー・マリス | 1961 |
60 | ベーブ・ルース | 1927 |
59 | ベーブ・ルース | 1921 |
59 | ジャンカルロ・スタントン | 2017 |
58 | ジミー・フォックス | 1932 |
58 | ハンク・グリーンバーグ | 1938 |
58 | ライアン・ハワード | 2006 |
57 | アレックス・ロドリゲス* | 2002 |
56 | ケン・グリフィー・ジュニア | 1997 |
56 | ケン・グリフィー・ジュニア | 1998 |
56 | ハック・ウィルソン | 1930 |
【MLB】メジャーにおける日本人歴代ホームラン数ランキング
メジャーリーグにおける日本人選手の歴代ホームラン数ランキングです。
松井秀喜氏が長らく歴代1位でしたが、2024年4月に大谷選手がトップに躍り出ました。
順位 | 選手名 | 通算本塁打数(MLB) |
---|---|---|
1 | 松井秀喜 | 175 |
2 | 大谷翔平* | 171 |
3 | イチロー | 117 |
4 | 城島健司 | 48 |
5 | 井口資仁 | 44 |
6 | 福留孝介 | 42 |
7 | 鈴木誠也* | 34 |
8 | 青木宣親 | 33 |
9 | 松井稼頭央 | 32 |
10 | 新庄剛志 | 20 |
【MLB】メジャーにおけるアジア人歴代ホームラン数ランキング
メジャーリーグにおけるアジア人選手の歴代ホームラン数ランキングです。
韓国が誇るレジェンド、チュ・シンス選手が1位。
俊足強打で選球眼にも優れた名選手で、2023年もまだ韓国で現役を続けています。
順位 | 選手名 | 通算本塁打数(MLB) |
---|---|---|
1 | チュ・シンス(韓国) | 218 |
2 | 松井秀喜 | 175 |
3 | 大谷翔平* | 171 |
4 | イチロー | 117 |
5 | チェ・ジマン(韓国)* | 67 |
6 | 城島健司 | 48 |
7 | カン・ジョンホ | 46 |
8 | 井口資仁 | 44 |
9 | 福留孝介 | 42 |
10 | チェ・ヒソプ(韓国) | 40 |
11 | キム・ハソン(韓国)* | 36 |
アジアに目を向けると、大谷翔平選手の他にも韓国のキム・ハソン選手がかなり良い活躍を見せています。
アジア人離れした強肩と身のこなしから繰り出す好守備が一番の特徴ですが、パンチ力のあるバッティングも魅力で、これから長くメジャーで活躍できそうな選手です。
【MLB】メジャーの歴代ホームラン王は?日本人やアジア人最多は誰?【まとめ】
この記事では、メジャーリーグの歴代ホームラン王の一覧や日本人・アジア人の歴代ホームラン数ランキングについて紹介しました。
これまでのメジャーの歴代ホームラン王の中での最多本塁打数は73本のボンズ氏。
日本人の最多は松井秀喜氏の175本で、アジア人最多は韓国人のチュ・シンス選手の218本です。