2025年のMLB開幕戦(ドジャースvsカブス)が日本で開催されることが決まりました。
日本では以前にも数度開幕戦が行われていますが、なぜ定期的に日本で公式戦が開催されるのでしょうか?
この記事では、メジャーリーグの開幕戦が日本で開催される理由やこれまでに日本で開催された試合を紹介していきます。
2025年は日本でドジャースvsカブスの開幕戦が開催【日程や開催地】
2025年、アジアでは2024年の韓国・ソウル開催から2年連続、日本では2019年以来のMLB開幕戦が開催されます。
日程はまだハッキリとは決まっていませんが、現時点では公式戦が3月19日、20日に開催されることだけ決まっています。
日程 | 種別 | 試合 |
---|---|---|
3月15日(日)? | オープン戦 | ドジャースvs??? |
3月15日(日)? | オープン戦 | カブスvs??? |
3月16日(月)? | オープン戦 | カブスvs??? |
3月17日(月)? | オープン戦 | ドジャースvs??? |
3月19日(水) | MLB公式戦 | ドジャースvsカブス |
3月20日(木) | MLB公式戦 | ドジャースvsカブス |
大谷選手の古巣である日本ハムがエスコンフィールド北海道にドジャースを招いてオープン戦をするという噂もあります。
韓国は韓国代表との試合をオープン戦に入れていたので、日本も侍ジャパン対ドジャース&カブスで各1試合ずつ入れる可能性もあります。
2025年日本開催ドジャースvsカブスの注目ポイント
注目は何と言ってもドジャースに所属する大谷翔平・山本由伸、カブスに所属する鈴木誠也・今永昇太の日本人対決。
これら4人は長期契約中なので、怪我以外で来年不在ということはありません。
さらに大谷の投手復帰に加え、日本人投手が開幕投手を務めるのかどうかなどがポイントとなりそうです。
オープン戦も見どころが多く、もし日本ハムとドジャースのオープン戦が決まれば、大谷翔平が古巣凱旋(札幌ドームではありませんが)となります。
もし侍ジャパンとの対決が決まれば、侍ジャパンメンバーvsメジャーリーガーとしての大谷翔平・山本由伸・鈴木誠也・今永昇太の夢のような対決も見られるかもしれません。
さらには、2025年開幕戦の日本開催を睨んで、ドジャースやカブスが更なる日本人選手の補強をする可能性もあるため要注目です。
ヤクルトの村上は複数年契約中のため最短で2025年。
メジャーリーグの開幕戦が日本で開催される理由
メジャーリーグの開幕戦が定期的に日本で開催される理由は、MLBの国際的な認知度アップのためです。
MLBはヨーロッパや南米、東アジアなど世界各地で公式戦を開催しており、日本開催はこういった国際化戦略の一環と言えます。
特に日本人メジャーリーガーは活躍する選手がかなり多くなってきており、特に大谷翔平選手はメジャーリーグでも年俸ランキングトップで、知名度においても天下を取ったと言っていい活躍。
大谷翔平をきっかけにして他の選手にも目を向けてもらい、ファンを新たに開拓しようという思惑もあるかもしれません。
ちなみにこれまでの日本開催は計5回で、2025年の開催で6回目。
東アジアまで遠征するには国内移動よりも多額の遠征費用がかかりますし、選手の健康面のリスクなどが伴いますが、MLBとしては定期的に公式戦を開催することで、市場が大きい日本をしっかり確保しておきたいという意図が感じられます。
放映権収入やグッズ収入がこの遠征によって増加すれば、将来的に回収可能。
【歴代】MLBが日本で公式戦を開催した試合一覧
前述の通り、日本では過去に5回MLBの公式戦が開催されました。
開催回 | 開催日 | 対戦カード | 在籍日本人選手(当時) |
---|---|---|---|
1 | 2000年3月29日 | カブスvsメッツ | – |
1 | 2000年3月30日 | カブスvsメッツ | – |
2 | 2004年3月30日 | ヤンキースvsデビルレイズ | 松井秀喜 |
2 | 2004年3月31日 | ヤンキースvsデビルレイズ | 松井秀喜 |
3 | 2008年3月25日 | レッドソックスvsアスレチックス | 松坂、岡島 |
3 | 2008年3月26日 | レッドソックスvsアスレチックス | 松坂、岡島 |
4 | 2012年3月28日 | マリナーズvsアスレチックス | イチロー、岩隈、川崎 |
4 | 2012年3月29日 | マリナーズvsアスレチックス | イチロー、岩隈、川崎 |
5 | 2019年3月20日 | マリナーズvsアスレチックス | イチロー、菊池 |
5 | 2019年3月21日 | マリナーズvsアスレチックス | イチロー、菊池 |
初開催の2000年を除き、2回目からは日本人選手が所属するチームの来日が通例になっています。
2008年は松坂大輔が開幕投手を務め、2019年はイチローの引退など、印象的なシーンが多くありました。
2025年は大谷の二刀流完全復活イヤーになるとされており、ますます盛り上がりを見せそうです。