長年、巨人のエースを務めている菅野智之投手。
この記事では、巨人・菅野投手の2024年の年俸額や入団以来の年俸推移と年度別成績、生涯年俸額について紹介していきます。
菅野智之の2024年の年俸はいくら?【巨人】
巨人・菅野智之投手の2024年の年俸は4億円です。
2023年の菅野投手は14試合の登板で4勝にとどまり、オフの契約更改では1億円減の4億円でサイン。
菅野智之の2023年の年俸は?
巨人・菅野智之投手の2023年の年俸は5億円です。
プロ野球全球団の年俸ランキングでは6位タイ。
巨人の中では坂本勇人選手に次ぐ2位となっています。
菅野智之の年俸推移と年度別成績【巨人】
巨人・菅野智之投手の年俸推移と年度別成績がこちら。
年度(年齢) | 年俸 | 成績 | 特記事項 |
---|---|---|---|
2013(24歳) | 1500万円 | 27試 13勝6敗 防3.12 | 契約金1億円 |
2014(25歳) | 7000万円 | 23試 12勝5敗 防2.33 | – |
2015(26歳) | 1億1000万円 | 25試 10勝11敗 防1.91 | – |
2016(27歳) | 1億3000万円 | 26試 9勝6敗 防2.01 | – |
2017(28歳) | 2億3000万円 | 25試 17勝5敗 防1.59 | – |
2018(29歳) | 4億5000万円 | 28試 15勝8敗 防2.14 | – |
2019(30歳) | 6億5000万円 | 22試 11勝6敗 防3.89 | – |
2020(31歳) | 6億5000万円 | 20試 14勝2敗 防1.97 | オフにポスティング申請(未成立) |
2021(32歳) | 8億円 | 19試 6勝7敗 防3.19 | – |
2022(33歳) | 6億円 | 23試 10勝7敗 防3.12 | – |
2023(34歳) | 5億円 | 14試 4勝8敗 防3.36 | – |
2024(35歳) | 4億円 | – | – |
沢村賞2回、MVP2回のスーパーエース
2012年ドラフト1位で巨人に入団した菅野智之選手。
入団1年目から2ケタ勝利をあげるなど大活躍し、プロ入り3年目にして1億円の壁を突破しました。
その後も安定したピッチングで、様々なタイトルや賞を総なめに。
- 最多勝:2017年、2018年、2020年
- 最優秀防御率:2014年、2016年、2017年、2018年
- 最多奪三振:2016年、2018年
- 沢村賞:2017年、2018年
- MVP:2014年、2020年
ポスティング申請するも成立せず
2度目のMVPを獲得した2020年オフ、菅野投手はポスティングを利用したメジャー挑戦を表明。
巨人は伝統的にポスティング経由でのメジャー移籍が少ない球団で、過去には山口俊投手しかいません。
ちなみに、未だにポスティング利用が一度もない球団は、12球団の中でソフトバンクホークスのみ。
結論、ここで年俸交渉がうまくいかず、巨人残留となってしまいました。
理由は様々言われていますが、2020年は短縮シーズンでMLB全体の財政状況が良くなかったことで、MLB球団からの契約提示額が低かったことが一番の理由だったようです。
当時は先行き不透明でした。
過去には、前田健太投手が「奴隷契約」とも言われるような基本給がかなり安い契約を交わしたことで問題視されたこともありました。
自身の納得のいかない金額で無理にメジャー挑戦せず撤退したことは、菅野投手のキャリアにとって正解だったのではないでしょうか。
前田投手やダルビッシュ投手から直々にアドバイスをもらい、総合的に判断して巨人残留を決断したと言われています。
最高年俸は8億円
ポスティングでのMLB挑戦をあきらめた菅野投手は、年俸8億円で巨人に残留。
年俸8億円は当時のプロ野球歴代史上最高年俸でしたが、その後すぐ田中将大投手がヤンキースから楽天に9億円で復帰したことで歴代2位になりました。
歴代史上最高年俸の座はすぐに失ってしまったものの、年俸が4億5000万円に達した2018年からは年俸ランキング上位の常連です。
年度 | 年俸 | 年俸ランキング |
---|---|---|
2018 | 4億5000万円 | 5位 |
2019 | 6億5000万円 | 1位 |
2020 | 6億5000万円 | 2位 |
2021 | 8億円 | 2位 |
2022 | 6億円 | 3位 |
2023 | 5億円 | 6位 |
菅野智之の生涯年俸額は?
巨人・菅野智之投手の生涯年俸額は47億500万円です。
NPB契約金 | 1億円 |
NPB総年俸額 | 46億500万円 |
生涯年俸 | 47億500万円 |
47億を超える生涯年俸はかなり凄いのですが、さらに上を行くのが楽天・田中将大投手。
田中投手は生涯年俸200億円以上を稼いでいます。
ここまでの差が生まれたのは、日本プロ野球史上最高年俸額となる9億円の年俸もさることながら、やはりメジャーの年俸が破格なことが一番の理由です。
少し時代がずれていれば、菅野投手もMLBで高額契約をもらう可能性が十分にあっただけに、非常に惜しかったと言えます。