【広島新外国人】テイラー・ハーンのMLB時代の年俸推移と成績！球種や評価は？

広島東洋カープが2023年12月4日に獲得を発表した新外国人投手、テイラー・ハーン。

この記事では、ハーン投手のMLB時代の年俸推移と年度別成績、球種や評価の観点からどんな投手なのかについて紹介していきます。

テイラー・ハーンの年俸推移と年度別成績【メジャー/広島】

テイラー・ハーン選手の年俸推移と年度別成績がこちら。

MLBサービスタイム3年まで積み上げたが、日本へ移籍

ハーン投手は、MLBでは3年以上の登録日数があるため年俸調停権を所持しており、自身最高年俸は2023年の1億7600万円。

2022年までは比較的順調にメジャーでの登板機会を得ていましたが、2023年はほぼ3A生活に。

そんな中、2024年からの日本移籍を決めました。

【広島カープ】テイラー・ハーンの球速・球種や投球割合、評価は？

テイラー・ハーン投手のメジャー時代の球種・平均球速・投球割合のデータがこちら。

持ち球はストレート（4シーム/2シーム）、スライダー、チェンジアップ。

ストレートは4シーム主体で2シーム（高速シンカー？）を織り交ぜる。

チェンジアップはリリーフ時はあまり使っておらず、4シームとスライダーのコンビネーションが軸となるピッチャーです。

スライダーは映像を見る限りはかなりキレており、三振を奪えるレベル。

【制球は悪い】あえて先発もアリ

外国人の速球派投手で気になるのがコントロール。

テイラー・ハーン投手の近年のコントロール関係の指標を見ると、このようになります。

年度	レベル	投球回	BB/9	K/BB	K/9
2021（27歳）	MLB	104.1	3.6	2.19	7.9
2022（28歳）	3A	12.0	4.5	3.33	15.0
2022（28歳）	MLB	100.0	3.9	2.26	8.7
2023（29歳）	3A	54.0	5.5	2.30	12.7
2023（29歳）	MLB	15.0	4.8	1.88	9.0

基本的には三振も奪えるが四球も多いタイプ。

剛腕外国人投手にありがちなノーコン気味の投手で、数値上では決してコントロールは良くはありません。

一方で、3桁イニングを食った2021年と22年は比較的コントロールが暴れていないのが面白いポイント。

先発時は無理に三振を狙わず、シンカーやチェンジアップを効果的に使って打たせて取ることができる柔軟性を持ち合わせているようです。

球は速いので、あえて先発で試すのも面白そうなピッチャーとなっています。

【2024年】新外国人選手全員の査定・寸評はこちらの記事から

テイラー・ハーンの生涯年俸は？【日本円】

テイラー・ハーン選手の生涯年俸は6億807万円です。