プロ野球の右打者シーズン最高打率.378の記録を持つ内川聖一氏。
現役最晩年はNPBから独立リーグに活躍の場を移し、地元・大分でプレイ、2023年をもって現役を引退しました。
この記事では、内川氏のNPB時代の年俸推移や成績、プロ野球で稼いだ総年俸額、現在の仕事内容について紹介していきます。
内川聖一のNPB時代の年俸推移と年度別成績【横浜/ソフトバンク/ヤクルト】
内川聖一氏のNPB時代の年俸推移と年度別成績がこちら。
年度(満年齢) | チーム | 推定年俸 | 成績 | 特記事項 |
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2001(19歳) | 横浜 | 840万円 | 3試 率.000 0本 0点 出.000 | 契約金8000万円 |
2002(20歳) | 横浜 | 820万円 | 42試 率.333 2本 7点 出.371 | – |
2003(21歳) | 横浜 | 1500万円 | 45試 率.313 4本 18点 出.335 | – |
2004(22歳) | 横浜 | 1850万円 | 94試 率.287 17本 45点 出.322 | – |
2005(23歳) | 横浜 | 2500万円 | 90試 率.274 5本 23点 出.332 | – |
2006(24歳) | 横浜 | 2500万円 | 124試 率.286 4本 34点 出.329 | – |
2007(25歳) | 横浜 | 3500万円 | 92試 率.279 7本 29点 出.337 | – |
2008(26歳) | 横浜 | 3000万円 | 135試 率.378 14本 67点 出.416 | – |
2009(27歳) | 横浜 | 8500万円 | 132試 率.318 17本 66点 出.369 | – |
2010(28歳) | 横浜 | 1億7000万円 | 144試 率.315 9本 66点 出.371 | – |
2011(29歳) | ソフトバンク | 1億7000万円 | 114試 率.338 12本 74点 出.371 | 4年契約1年目 |
2012(30歳) | ソフトバンク | 1億7000万円 | 138試 率.300 7本 53点 出.342 | 4年契約2年目 |
2013(31歳) | ソフトバンク | 1億7000万円 | 144試 率.316 19本 92点 出.376 | 4年契約3年目 |
2014(32歳) | ソフトバンク | 2億7000万円 | 122試 率.307 18本 74点 出.354 | 4年契約1年目 |
2015(33歳) | ソフトバンク | 3億円 | 136試 率.284 11本 82点 出.340 | 4年契約2年目 |
2016(34歳) | ソフトバンク | 3億3000万円 | 141試 率.304 18本 106点 出.345 | 4年契約3年目 |
2017(35歳) | ソフトバンク | 3億5000万円 | 73試 率.297 12本 50点 出.370 | 4年契約4年目 |
2018(36歳) | ソフトバンク | 4億円 | 71試 率.242 8本 30点 出.270 | 2年契約1年目 |
2019(37歳) | ソフトバンク | 4億円 | 137試 率.256 12本 41点 出.296 | 2年契約2年目 |
2020(38歳) | ソフトバンク | 2億5000万円 | 一軍出場なし | – |
2021(39歳) | ヤクルト | 5000万円 | 38試 率.208 0本 2点 出.250 | – |
2022(40歳) | ヤクルト | 4000万円 | 7試 率.250 0本 1点 出.294 | – |
最高年俸は4億円
内川氏はヒットを打つことに関して天才的な巧打者でした。
巧打者としての実績としては、歴代右打者最高打率.378の記録保持者、両リーグでの首位打者・最多安打獲得といったものがあります。
- 首位打者:2回(2008年、2011年)
- 最高出塁率:1回(2008年)
- 最多安打:2回(2008年、2012年)
- 最優秀選手:1回(2011年)
この卓越した巧打を武器に、ソフトバンク時代の2018年、2019年に自身最高年俸の4億円を稼ぎました。
内川聖一の大分B-リングスでの年俸や成績は?【2023年】
内川聖一氏の大分B-リングスでの成績がこちら。
さすが元トッププロといった成績です。
内川聖一の大分B-リングスでの年俸額は?
内川氏の大分B-リングスでの年俸額は公開されていませんが、一般的な独立リーガーの給料水準は月給10万円~20万円。
独立リーグの給料はシーズン中のみの支給となるため、年俸換算すると60万円~120万円程度と考えられます。
ただ、内川氏の場合はプロ野球で34億円以上稼いできたことから、お金ではなく地元・大分の球団でプレイするという地元愛を優先してプレイしていたものと思われます。
過去の似たような事例としては、藤川球児投手が地元の高知ファイティングドッグスでプレイしたことがありました。
その時の年俸はなんと0円。
しかも、登板した試合のチケットの売り上げの1割を児童養護施設に寄付する契約になっていて、まさに地元愛に溢れた契約になっていました。
内川聖一の引退後の現在は何をしている?
内川氏は2023年シーズンをもって現役を引退。
既に福岡でソフトバンクのクライマックスシリーズの試合の解説を行うなど、引退後の今後は解説業へ転身すると考えられます。
天才的なバッティング技術を後世に伝えるべく、いずれはバッティングコーチのオファーもあるかもしれません。
内川聖一のプロ野球(NPB)での生涯年俸は?
内川聖一氏の生涯年俸は34億10万円です。
項目 | 日本円 |
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ドラフト契約金 | 8000万円 |
年俸総額 | 33億2010万円 |
生涯年俸 | 34億10万円 |