ソフトバンクホークスの分厚い選手層の中で懸命にアピールを続ける柳町達選手。
柳田選手の愛称「ギータ」になぞらえて「ギーマ」という愛称で親しまれていることでも知られています。
そんな柳町達選手は慶応高校⇒大学出身という経歴から「頭いい?」と気になる方が多いようです。
この記事では、柳町達選手が高校や大学の時の頭いいエピソードについて紹介していきます。
柳町達は頭いいという噂は本当?
結論、柳町選手は頭いいという噂は間違いなさそうです。
慶應義塾高校と大学を卒業できたことが何よりの頭いい証
柳町選手は中学時代に全国大会でベストナインに選ばれるほどの超有力選手だったため、野球推薦であればどんな学校でも行けたことでしょう。
そんな中で進学先に選んだのは、偏差値が76とも言われる超難関校の慶應義塾高校。
慶應義塾高校は、たとえ推薦であっても「簡単ではない」と学校のホームページに書かれています。
よって、学力が足りていなかったら、いくら野球が上手くても容赦なく落とされると考えられます。
入学後も当然簡単ではなく、慶応義塾高校に入ってくるのは選りすぐりの秀才たち。
そんな秀才たちに交じって授業を受けて、きちんと慶応大学まで進学して卒業していることを考えると、地頭が良かったことは事実でしょう。
柳町達の中学・高校はどこ?
柳町達選手の出身は茨城県稲敷市。
野球を始めたのは、高校まで野球をやっていた父親や兄と一緒にキャッチボールをやっていたことがきっかけです。
そんな柳町選手は稲敷市立太田小学校1年の時に、地元の軟式野球チーム「新利根エンゼルス」に入団。
小学校6年生の時には県大会で優勝という成績を収め、稲敷市立新利根中学校に進学します。
新利根中学校時代は強豪シニアに所属し打率7割!
稲敷市立新利根中学校では軟式野球部ではなく、硬式の「取手リトルシニア」に所属。
取手リトルシニアは強豪で、ここで柳町選手は快挙を成し遂げます。
- 中学2年生時はサードを守り、全国大会優勝。
- 中学3年生時はピッチャーと外野手として全国大会準優勝。
- 個人では内野・外野でベストナイン受賞。
中学3年時の打率が7割、しかも3年間で喫した三振数は2つしかないと言われていて、中学の時から巧打者であったことが伺えますね!
また、ピッチャーを始め、サードや外野を守っていることから、当時から肩が強かったことが分かります。
プロ入りした現在も、強肩と巧打が持ち味の柳町選手。
取手リトルシニアでそのプレイスタイルのベースを築いたことが伺えます。
取手リトルシニアの監督の方針で慶應高校に進学
柳町選手は中学時代に取手リトルシニアに所属していました。
そこの監督さんは所属選手に対し、「学力を落としてまで高校で野球することを選ぶな」とアドバイスしていました。
つまりどういうことかと言うと、いくら野球が強くても学力が劣る高校は選ばずに、学力が高い学校に進学しなさいと言っていたわけです。
監督さんはアドバイスするだけではなく、学力の足りない子に対しては塾を安価で斡旋したりしてサポートを怠らなかったそうです。
高校でも1年生から大活躍
柳町選手は慶應義塾高校に進学。
慶応義塾高校では入学してすぐの1年生春からレギュラーで3番を打っていました。
1年夏の大会では16打数8安打で打率5割をマークするなど、神奈川県屈指の巧打者として活躍しましたが、甲子園には届かず。
高校卒業後は、そのまま慶応義塾大学に進学します。
柳町達は慶応義塾大学の商学部!どんな選手だった?
柳町達選手は慶応義塾大学の商学部に進学。
高校の時と同じく、慶応大学の野球部でも入学早々の1年春からレギュラーを獲ります。
ザ・エリート街道です。
リーグ屈指の巧打者
柳町選手は東京六大学で通算打率.291、リーグ通算113安打を記録するなど、リーグ屈指の巧打者として活躍しました。
途中3割を割るシーズンが続くなど不調のシーズンがあったものの、全試合に出場してチームに貢献。
リーグ | 試合数 | 打率 | 打数 | 安打 | HR | 打点 |
---|---|---|---|---|---|---|
大学1年東京六大学(春) | 13 | .311 | 45 | 14 | 2 | 8 |
大学1年東京六大学(秋) | 12 | .317 | 41 | 13 | 1 | 5 |
大学2年東京六大学(春) | 14 | .291 | 55 | 16 | 1 | 9 |
大学2年東京六大学(秋) | 13 | .286 | 49 | 14 | 1 | 8 |
大学3年東京六大学(春) | 13 | .269 | 52 | 14 | 0 | 4 |
大学3年東京六大学(秋) | 14 | .259 | 54 | 14 | 0 | 2 |
大学4年東京六大学(春) | 12 | .378 | 45 | 17 | 1 | 9 |
大学4年東京六大学(秋) | 11 | .234 | 47 | 11 | 1 | 3 |
六大学リーグ通算 | 102 | .291 | 388 | 113 | 7 | 48 |
3年と4年時には大学野球日本代表に選出され、4年時は12打数6安打、打率5割で世界大会の首位打者に輝きました。
そんな活躍もあって、ドラフト5位でソフトバンクホークスの指名を受けて入団しました。
卒業単位はギリギリ…
そんなプロ入りを決めた柳町達選手でしたが、卒業単位はギリギリでした。
大学4年のキャンプイン時には、卒業まで6単位足りずにパソコンと共に入寮と報じられていました。
万全を期して10単位分授業を取って、その中で6単位を取得できるように勉強を進めているといった内容でしたが、おそらく単位を取って卒業はできているものと思われます。
これは勉強をサボっていたというよりは、柳町選手が日本代表に選ばれるなど野球エリートすぎて多忙だったことが原因であると思われます。
柳町達のプロフィール
名前 | 柳町達(やなぎまち たつる) |
生年月日 | 1997年4月20日 |
出身地 | 茨城県稲敷市 |
所属 | 福岡ソフトバンクホークス |