この記事では、2023年オフから24年シーズン終了までのプロ野球トレード一覧、歴代の大型トレードについてまとめていきます。
2023年11月6日:巨人とソフトバンクで1対2のトレード
2023年オフ第1弾トレードは、一軍での実績がある選手同士のトレードとなりました。
ソフトバンクは長打力のある右打者の補強、巨人は投手強化で思惑が一致した模様。
巨人→ソフトバンク
選手名 | 2023年成績 | 2024年年俸(推定) |
---|---|---|
ウォーカー | 57試 率.263 6本 20点 1盗 | 1億円 |
ソフトバンク→巨人
選手名 | 2023年成績 | 2024年年俸(推定) |
---|---|---|
高橋 礼 | 5試 0勝2敗 防10.80 | 4300万円 |
泉 圭輔 | 3試 0勝0敗 防16.88 | 2700万円 |
2023年11月8日:巨人とオリックスで金銭トレード
オリックス→巨人(金銭)
選手名 | 2023年成績 | 2024年年俸(推定) |
---|---|---|
近藤 大亮 | 12試 0勝1敗 防5.11 | 4200万円 |
2023年11月24日:日本ハムとオリックスで1対1のトレード
即戦力投手が欲しい日本ハムと、将来性が高い若い投手が欲しいオリックスの思惑が一致し、吉田と黒木のトレードが成立。
日本ハム→オリックス
選手名 | 2023年成績 | 2024年年俸(推定) |
---|---|---|
吉田 輝星 | 3試 0勝0敗 防9.00 | 1600万円 |
オリックス→日本ハム
選手名 | 2023年成績 | 2024年年俸(推定) |
---|---|---|
黒木 優太 | 12試 1勝5敗 防6.58 | 2500万円 |
2023年12月21日:西武とヤクルトで1対1のトレード
西武→ヤクルト
選手名 | 2023年成績 | 2024年年俸(推定) |
---|---|---|
宮川 哲 | 4試 1勝2敗 防7.16 | 2000万円 |
ヤクルト→西武
選手名 | 2023年成績 | 2024年年俸(推定) |
---|---|---|
元山 飛優 | 22試 率.179 0本 3点 | 1100万円 |
2024年3月11日:巨人と日本ハムで1対1のトレード
2024年シーズン前、巨人は3件目、日本ハムは2件目のトレードが成立。
ユーティリティープレーヤー同士のトレードとなりました。
巨人→日本ハム
選手名 | 2023年成績 | 2024年年俸(推定) |
---|---|---|
若林 晃弘 | 21試 率.125 0本 0点 1盗 | 2300万円 |
日本ハム→巨人
選手名 | 2023年成績 | 2024年年俸(推定) |
---|---|---|
郡 拓也 | 7試 率.267 0本 0点 1盗 | 880万円 |
2024年6月24日:巨人と西武で1対1のトレード
2024年シーズンに入ってから初めてのトレードが成立。
外野手同士のトレードとなりました。
巨人→西武
選手名 | 2024年成績(移籍前) | 2024年年俸(推定) |
---|---|---|
松原 聖弥 | 9試 率.154 0本 2点 0盗 | 2500万円 |
西武→巨人
選手名 | 2024年成績(移籍前) | 2024年年俸(推定) |
---|---|---|
若林 楽人 | 19試 率.129 3本 5点 2盗 | 1220万円 |
2024年7月5日:ソフトバンクと西武で1対1のトレード
プロ野球史上初の支配下選手と育成選手のトレードが成立しました。
ソフトバンク→西武
選手名 | 2024年成績(移籍前) | 2024年年俸(推定) |
---|---|---|
野村 大樹 | 一軍:2試 率.000 0本 0点 出.000 OPS.000 二軍:56試 率.278 2本 21点 出.398 OPS.807 | 1070万円 |
西武→ソフトバンク
選手名 | 2024年成績(移籍前) | 2024年年俸(推定) |
---|---|---|
斉藤 大将 | 一軍:出場なし 二軍:12試 12回 防3.00 四6 三9 | 470万円 |
以降、トレード情報が入り次第追記していきます。お手数ですが、ブックマークしてお待ちください。
【2022年オフ~2023年シーズン中】トレード一覧
2022年オフ~23年シーズン中に行われたトレード一覧です。
期間中に最もトレードに動いたのは日本ハムで、総勢7対7となりました。
逆に全く動かなかったのがソフトバンクで、広島は長野を巨人へ無償トレードしたのみとなりました。
球団名 | 獲得 | 放出 |
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オリックス | 石川 亮 廣岡 大志 | 齋藤 綱記 鈴木 康平 |
ソフトバンク | トレードなし | トレードなし |
西武 | 佐藤 龍世 高松 渡 | 山田 遥楓 川越 誠司 |
楽天 | 阿部 寿樹 | 涌井 秀章 |
ロッテ | 西村 天裕 石川 慎吾 | 加藤 匠馬 福田 光輝 小沼 健太 |
日本ハム | 江越 大賀 齋藤 友貴哉 山田 遥楓 齋藤 綱記 福田 光輝 山本 拓実 郡司 裕也 | 髙濱 祐仁 渡邉 諒 佐藤 龍世 石川 亮 西村 天裕 齋藤 綱記 宇佐見 真吾 |
ヤクルト | 阪口 皓亮 | 西浦 直亨 |
DeNA | 京田 陽太 西浦 直亨 | 砂田 毅樹 阪口 皓亮 |
阪神 | 髙濱 祐仁 渡邉 諒 | 江越 大賀 齋藤 友貴哉 |
巨人 | 長野 久義 鈴木 康平 小沼 健太 | 廣岡 大志 石川 慎吾 |
広島 | なし | 長野 久義 |
中日 | 涌井 秀章 砂田 毅樹 加藤 匠馬 齋藤 綱記 宇佐見 真吾 川越 誠司 | 阿部 寿樹 京田 陽太 山本 拓実 郡司 裕也 高松 渡 |
【2000年代以降のプロ野球】大型トレードまとめ
ここでは2000年代以降に起きた歴代の大型トレードについてまとめていきます。
2003年:ダイエー・小久保選手を巨人へ無償トレード
選手 | チーム |
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小久保裕紀 | ダイエー→巨人(無償) |
ダイエーの主砲・小久保選手の巨人への無償トレードは非常に衝撃的でした。
原因は当時の球団社長との衝突と言われていて、王監督や松中選手を始めとするチームメイトも球団を激しく非難しました。
その後、親会社がダイエーからソフトバンクに変わったことで、小久保選手がFA権を取得したタイミングでホークスに復帰。
2024年からはソフトバンクホークス一軍監督を務めます。
2013年:日本ハム・糸井選手を中心とした2対3の大型トレード
選手 | チーム |
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糸井嘉男 | 日本ハム→オリックス |
八木智哉 | 日本ハム→オリックス |
木佐貫洋 | オリックス→日本ハム |
大引啓次 | オリックス→日本ハム |
赤田将吾 | オリックス→日本ハム |
このトレードは、糸井選手が2012年オフの契約更改で揉めたことで起きたと言われています。
バリバリの一軍選手が多数動いたことで、かなり衝撃的なトレードとなりました。
2016年:巨人⇔日本ハムで2対2の大型トレード
選手 | チーム |
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大田泰示 | 巨人→日本ハム |
公文克彦 | 巨人→日本ハム |
吉川光夫 | 日本ハム→巨人 |
石川慎吾 | 日本ハム→巨人 |
巨人でなかなか芽が出なかった大田選手と、日本ハムで2012年に大活躍してから調子が上がらなかった吉川投手を中心とした2対2のトレードでした。
このトレードは大田選手にとっては非常に大きな転機となり、日本ハムで才能を開花させ主力選手として活躍しました。
若手の飼い殺しを防ぐという意味で、非常に良いトレードでした。
2020年:巨人・澤村投手のトレード
選手 | チーム |
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澤村拓一 | 巨人→ロッテ |
香月一也 | ロッテ→巨人 |
澤村投手と香月選手のトレードは、「実績の格差」が話題になったトレードでした。
澤村投手は巨人では不調に陥っていましたが、ロッテに移籍して復調。
その後メジャーで2年プレイしてから2023年よりロッテに復帰し、ロッテ愛を貫いています。
2021年:日本ハム・中田選手を巨人へ無償トレード
選手 | チーム |
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中田翔 | 日本ハム→巨人(無償) |
2021年の日本ハムはチームの雰囲気が悪く、万波選手に差別的なイジリをするチームメイトがいるような最悪な状況。
そんな状況下で中田翔選手の暴力騒動が報じられ、あえなく巨人へ無償トレードとなりました。
さすがにトレードになった2021年は調子が上がりませんでしたが、2022年以降は中田選手も巨人に溶け込んで活躍。