【日本ハム】マーベルのマイナー時代の年俸推移と成績！球種や評価は？

2023年6月19日、北海道日本ハムファイターズが獲得したジェームス・マーベル投手。

8月2日には来日初勝利をあげ、今後の活躍が期待されています。

この記事では、日本ハム・マーベル投手のマイナー時代の年俸推移や成績、当時の球速・球種・投球割合や評価について紹介していきます。

【日本ハム】ジェームス・マーベルの2023年の年俸額は？【日本円】

ジェームス・マーベル投手の日本ハムでの年俸額は2500万円です。

ジェームス・マーベルの年俸推移と年度別成績【メジャー/マイナー/日本ハム】

ジェームス・マーベル投手の年俸推移と年度別成績がこちら。

メジャー経験は2019年の4試合のみ

ジェームズ・マーベル選手は2度のドラフト指名歴があり、一度目は高卒時のツインズからの2012年のMLBドラフト37巡目（全体1120位）指名。

これは契約せずに大学進学し、2015年のMLBドラフト36巡目（全体1087位）でピッツバーグ・パイレーツに入団しました。

マイナーでは先発投手としてキャリアを積み上げていき、2Aと3Aで16勝をマーク（防御率2.94）した2019年、セプテンバーコールアップで9月にメジャー昇格。

メジャーでは4試合に登板しましたが1勝もできず、この4試合を最後にメジャーの舞台からは遠ざかっています。

近年は3Aでも打たれていた

マイナーの成績を見る限りでは、キャリアのピークは2019年。

コロナで開催されなかった2020年シーズンが響いたのか、2021年からは3Aでも成績を大きく落としています。

MLBの年金は受給資格なし

マーベル投手はMLBのサービスタイムが22日。

MLB年金の受給資格は43日以上であり、残念ながら要件を満たしていません。

しかも、ずっとプレイしていたマイナーリーグは年俸が100万円台と低いことで有名です。

2021年に少し改善されたものの依然としてマイナーリーガーの年俸は低く、オフにはバイトしたり、ドラフトの契約金を切り崩す生活を強いられます。

そんな中で手に入れた日本球界行きの切符。

高年俸の待遇で日本でプレイする助っ人外国人選手よりはハングリー精神が旺盛なはずです。

日本ハムの同僚・加藤選手もアメリカでは似たような境遇でした。

【日本ハム】ジェームス・マーベルの球速・球種や投球割合、評価は？

ジェームス・マーベル投手の球速・球種・投球割合一覧がこちら。

MLBでの登板のみ対象。

球種	投球割合(球速)
フォーシーム(ストレート)	26.0%(145キロ)
ツーシーム(ストレート)	27.8%(145キロ)
チェンジアップ	19.9%(136キロ)
カーブ	26.3%(128キロ)

マイナーやメジャーにおけるその他のデータがこちら。

MLBでのゴロ率	52.3％
マイナー通算四球率	2.8
マイナー通算奪三振率	6.7

これらのデータを総合すると、平均球速145キロのツーシームを軸に、悪くないコントロールでゴロを打たせる投手です。

ゴロピッチャーのため、奪三振率はそこまで高くはありません。

ジェームス・マーベルのマイナーでの評価

マーベル投手は、残念ながらMLB公式のプロスペクトランキングに載ったことがありません。

Prospects1500というサイトでは、2019年のマイナーでの好成績を受けて、パイレーツのチーム内プロスペクトランキング32位に入りました。

そこでの評価は、「良くて、弱いチームでの先発5番手」という位置づけで、あまり高い評価ではありませんでした。

実際、2020年にコロナでマイナーが開催されなかった以降のシーズンでは、防御率が5点台→6点台→7点台と悲惨な数字になっており、厳しい戦いが続いていたところでの日本への移籍になりました。

【日本ハム】ジェームス・マーベルの生涯年俸は？【日本円】

ジェームス・マーベル投手の生涯年俸は6112万円です。

【日本ハム】マーベルのマイナー時代の年俸推移と成績！球種や評価は？【まとめ】

この記事では、日本ハム・マーベル投手のマイナー時代の年俸推移や成績、当時の球速・球種・投球割合や評価について紹介しました。

マーベル投手の球種は4シーム、2シーム、カーブ、チェンジアップで、ゴロを打たせるゴロピッチャーです。

マイナー生活が長く、2019年にマイナーで好成績をあげてメジャー昇格したものの、近年は3Aでも成績が上がらないところでの日本ハムへの移籍となりました。