2023年は阪神タイガースが38年ぶりとなる優勝を果たした日本シリーズ。
この記事では、日本シリーズのルールや日程、球場の決め方について解説していきます。
目次
【プロ野球】日本シリーズのルール
日本シリーズとは、セ・パ両リーグの優勝チームが日本一の座をかけて対戦するシリーズのことを言います。
モグルくん
例年、10月から11月にかけて行われます。
日本シリーズは下記のルールに則って行われます。
【日本シリーズ】優勝に必要な勝利数
日本シリーズは7戦4勝制で行われます。
先に4勝したチームが日本一となり、日本一が決まった時点で残りの試合は行われません。
クライマックスシリーズのような勝利数のアドバンテージは一切ありません。
【日本シリーズ】幻の8戦目もある
引き分けなどで7戦までに4勝をあげるチームがなかった場合、8戦目を行って決着をつけます。
8戦目以降は延長無制限となり、必ず勝ち負けが付くようになっています。
【日本シリーズ】DH制の有無
日本シリーズにおいては、セ・リーグのホームゲームはDHなし、パ・リーグのホームゲームはDH制ありのルールになっています。
交流戦と同じです。
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【日本シリーズ】出場選手はいつ決まる?
日本シリーズの出場選手は、シリーズ開始日の2日前までに「出場有資格者選手」名簿(最大40名)を提出します。
この40人の中から、ベンチ入り選手25人(特例期間中は26人)を選ぶことになります。
この名簿に入っていない選手は日本シリーズに出場することができません。
【プロ野球】日本シリーズの開催球場の決め方
日本シリーズの開催球場の決め方は、ホームで4戦行える権利を西暦の奇数・偶数でセ・パ交互に分け合う形になっています。
日本シリーズの開催球場の決め方
- 西暦の奇数年はパ・リーグ本拠地で4戦
- 西暦の偶数年はセ・リーグ本拠地で4戦
2024年は偶数年にあたるため、セ・リーグの本拠地で4戦行うことになります。
- セ・リーグ
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- パ・リーグ
- パ・リーグ
- パ・リーグ
- セ・リーグ
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【2024年】日本シリーズの日程は?
2024年の日本シリーズは10月26日(土)から11月3日(日)にかけて行われます。
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日程 | 何戦目 | 開催球場 |
---|---|---|
10月26日(土) | 日本シリーズ第1戦 | セ・リーグ本拠地球場 |
10月27日(日) | 日本シリーズ第2戦 | セ・リーグ本拠地球場 |
10月28日(月) | 移動日 | – |
10月29日(火) | 日本シリーズ第3戦 | パ・リーグ本拠地球場 |
10月30日(水) | 日本シリーズ第4戦 | パ・リーグ本拠地球場 |
10月31日(木) | 日本シリーズ第5戦 | パ・リーグ本拠地球場 |
11月1日(金) | 移動日 | – |
11月2日(土) | 日本シリーズ第6戦 | セ・リーグ本拠地球場 |
11月3日(日) | 日本シリーズ第7戦 | セ・リーグ本拠地球場 |
【歴代】日本シリーズの結果一覧
歴代日本シリーズの結果一覧表です。
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年度 | 優勝チーム | 優勝監督 | 成績 | 敗北チーム |
---|---|---|---|---|
2023 | 阪神 | 岡田彰布 | 4勝3敗 | オリックス |
2022 | オリックス | 中嶋聡 | 4勝2敗1分 | ヤクルト |
2021 | ヤクルト | 高津臣吾 | 4勝2敗 | オリックス |
2020 | ソフトバンク | 工藤公康 | 4勝0敗 | 巨人 |
2019 | ソフトバンク | 工藤公康 | 4勝0敗 | 巨人 |
2018 | ソフトバンク | 工藤公康 | 4勝1敗1分 | 広島 |
2017 | ソフトバンク | 工藤公康 | 4勝2敗 | DeNA |
2016 | 日本ハム | 栗山英樹 | 4勝2敗 | 広島 |
2015 | ソフトバンク | 工藤公康 | 4勝1敗 | ヤクルト |
2014 | ソフトバンク | 秋山幸二 | 4勝1敗 | 阪神 |
2013 | 楽天 | 星野仙一 | 4勝3敗 | 巨人 |
2012 | 巨人 | 原辰徳 | 4勝2敗 | 日本ハム |
2011 | ソフトバンク | 秋山幸二 | 4勝3敗 | 中日 |
2010 | ロッテ | 西村徳文 | 4勝2敗1分 | 中日 |
2009 | 巨人 | 原辰徳 | 4勝2敗 | 日本ハム |
2008 | 西武 | 渡辺久信 | 4勝3敗 | 巨人 |
2007 | 中日 | 落合博満 | 4勝1敗 | 日本ハム |
2006 | 日本ハム | トレイ・ヒルマン | 4勝1敗 | 中日 |
2005 | ロッテ | ボビー・バレンタイン | 4勝0敗 | 阪神 |
2004 | 西武 | 伊東勤 | 4勝3敗 | 中日 |
2003 | ダイエー | 王貞治 | 4勝3敗 | 阪神 |
2002 | 巨人 | 原辰徳 | 4勝0敗 | 西武 |
2001 | ヤクルト | 若松勉 | 4勝1敗 | 近鉄 |
2000 | 巨人 | 長嶋茂雄 | 4勝2敗 | ダイエー |
1999 | ダイエー | 王貞治 | 4勝1敗 | 中日 |
1998 | 横浜 | 権藤博 | 4勝2敗 | 西武 |
1997 | ヤクルト | 野村克也 | 4勝1敗 | 西武 |
1996 | オリックス | 仰木彬 | 4勝1敗 | 巨人 |
1995 | ヤクルト | 野村克也 | 4勝1敗 | オリックス |
1994 | 巨人 | 長嶋茂雄 | 4勝2敗 | 西武 |
1993 | ヤクルト | 野村克也 | 4勝3敗 | 西武 |
1992 | 西武 | 森祇晶 | 4勝3敗 | ヤクルト |
1991 | 西武 | 森祇晶 | 4勝3敗 | 広島 |
1990 | 西武 | 森祇晶 | 4勝0敗 | 巨人 |
1989 | 巨人 | 藤田元司 | 4勝3敗 | 近鉄 |
1988 | 西武 | 森祇晶 | 4勝1敗 | 中日 |
1987 | 西武 | 森祇晶 | 4勝2敗 | 巨人 |
1986 | 西武 | 森祇晶 | 4勝3敗1分 | 広島 |
1985 | 阪神 | 吉田義男 | 4勝2敗 | 西武 |
1984 | 広島 | 古葉竹識 | 4勝3敗 | 阪急 |
1983 | 西武 | 広岡達朗 | 4勝3敗 | 巨人 |
1982 | 西武 | 広岡達朗 | 4勝2敗 | 中日 |
1981 | 巨人 | 藤田元司 | 4勝2敗 | 日本ハム |
1980 | 広島 | 古葉竹識 | 4勝3敗 | 近鉄 |
1979 | 広島 | 古葉竹識 | 4勝3敗 | 近鉄 |
1978 | ヤクルト | 広岡達朗 | 4勝3敗 | 阪急 |
1977 | 阪急 | 上田利治 | 4勝1敗 | 巨人 |
1976 | 阪急 | 上田利治 | 4勝3敗 | 巨人 |
1975 | 阪急 | 上田利治 | 4勝0敗2分 | 広島 |
1974 | ロッテ | 金田正一 | 4勝2敗 | 中日 |
1973 | 巨人 | 川上哲治 | 4勝1敗 | 南海 |
1972 | 巨人 | 川上哲治 | 4勝1敗 | 阪急 |
1971 | 巨人 | 川上哲治 | 4勝1敗 | 阪急 |
1970 | 巨人 | 川上哲治 | 4勝1敗 | ロッテ |
1969 | 巨人 | 川上哲治 | 4勝2敗 | 阪急 |
1968 | 巨人 | 川上哲治 | 4勝2敗 | 阪急 |
1967 | 巨人 | 川上哲治 | 4勝2敗 | 阪急 |
1966 | 巨人 | 川上哲治 | 4勝2敗 | 南海 |
1965 | 巨人 | 川上哲治 | 4勝1敗 | 南海 |
1964 | 南海 | 鶴岡一人 | 4勝3敗 | 阪神 |
1963 | 巨人 | 川上哲治 | 4勝3敗 | 西鉄 |
1962 | 東映 | 水原茂 | 4勝2敗1分 | 阪神 |
1961 | 巨人 | 川上哲治 | 4勝2敗 | 南海 |
1960 | 大洋 | 三原脩 | 4勝0敗 | 大毎 |
1959 | 南海 | 鶴岡一人 | 4勝0敗 | 巨人 |
1958 | 西鉄 | 三原脩 | 4勝3敗 | 巨人 |
1957 | 西鉄 | 三原脩 | 4勝0敗1分 | 巨人 |
1956 | 西鉄 | 三原脩 | 4勝2敗 | 巨人 |
1955 | 巨人 | 水原円裕 | 4勝3敗 | 南海 |
1954 | 中日 | 天知俊一 | 4勝3敗 | 西鉄 |
1953 | 巨人 | 水原茂 | 4勝2敗1分 | 南海 |
1952 | 巨人 | 水原茂 | 4勝2敗 | 南海 |
1951 | 巨人 | 水原茂 | 4勝1敗 | 南海 |
1950 | 毎日 | 湯浅禎夫 | 4勝2敗 | 松竹 |