2023年のドラフトで日本ハムファイターズに入団した加藤豪将選手。
マイナー暮らしが長かった加藤選手ですが、今回の日ハム入団でかなり年俸が上がったのか気になる方が多いようです。
そこでこの記事では、加藤選手のマイナー時代からの年俸推移や2024年の日ハムでの年俸について紹介していきます。
加藤豪将の2024年の年俸はいくら?
加藤豪将選手の2024年の年俸は6500万円です。
2023年の加藤選手は62試合の出場にとどまり、打率.210と低調な成績に終わったものの、1500万円アップでのサインとなりました。
加藤豪将の2023年の年俸は?
加藤豪将選手の2023年の年俸は「契約金を含めて1億円」と不明瞭な形で報道されています。
理由はおそらく、MLBのドラフトでMLBを経験した選手が、NPBのドラフトを経由して入団した異例のケースだからだと考えられます。
以前に似たケースで、多田野数人氏がメジャー経由で日本ハムに入団した際の年俸が3,000万円。
両者の入団時の年齢や経歴が似ていることから、おそらく加藤選手の年俸も3,000万円ぐらいであろうと考えられます。
【メジャー逆輸入】加藤豪将の年俸推移と年度別成績
加藤豪将選手の年俸推移がこちら。
年度(年齢) | 所属 | 年俸 | 成績 | 特記事項 |
---|---|---|---|---|
2013(19歳) | NYY | $6,090(約73万円) | 50試 率.310 6本 25点 4盗 | MLBドラフト2巡目 契約金$845,700(約1億円) Rk |
2014(20歳) | NYY | $6,090(約73万円) | 121試 率.222 3本 37点 20盗 | A |
2015(21歳) | NYY | $6,090(約73万円) | Rk:59試 率.287 5本 22点 9盗 A:39試 率.161 1本 9点 8盗 | Rk/A |
2016(22歳) | NYY | $6,090(約73万円) | 65試 率.229 1本 25点 6盗 | A |
2017(23歳) | NYY | $6,090(約73万円) | 84試 率.293 6本 43点 11盗 | A+ |
2018(24歳) | NYY | $7,350(約88万円) | 118試 率.229 5本 35点 11盗 | 2A |
2019(25歳) | NYY | $8,946(約107万円) | 2A:30試 率.237 0本 7点 3盗 3A:83試 率.279 11本 39点 8盗 | 2A/3A |
2020(26歳) | MIA | – | – | マイナー開催されず |
2021(27歳) | SD | $14,700(約176万円) | 114試 率.306 8本 42点 8盗 | 3A |
2022(28歳) | TOR→NYM | $112,280(約1350万円) | 3A:81試 率.219 9本 34点 7盗 MLB:8試 率.143 0本 0点 0盗 | 3A/MLB |
2023(29歳) | 日本ハム | 5000万円 | 62試 率.210 6本 16点 3盗 | NPBドラフト3位 |
2024(30歳) | 日本ハム | 6500万円 | – | – |
- NYY:ニューヨーク・ヤンキース
- MIA:マイアミ・マーリンズ
- SD:サンディエゴ・パドレス
- TOR:トロント・ブルージェイズ
- NYM:ニューヨーク・メッツ
長く厳しいマイナー生活を耐えてメジャー昇格
加藤選手は2013年のメジャーリーグのドラフトで、ニューヨーク・ヤンキースから2巡目指名を受けて入団。
そこから9年間ものマイナー生活を経て、2022年にメジャー昇格しました。
マイナーリーガーの年俸はかなり低い
マイナーリーガーの年俸はかなり低く抑えられています。
マイナーの最低保証の週給がこちら。
レベル | 2020年までの週給 | 2021年以降の週給 |
---|---|---|
A | $290(約35,000円) | $500(約60,000円) |
AA | $350(約42,000円) | $600(約72,000円) |
AAA | $502(約60,000円) | $700(約84,000円) |
これに対して、稼働期間中だけ給料が支払われるため、稼働21週間分を掛けると年俸が算出されます。
レベル | 2020年までの年俸 | 2021年以降の年俸 |
---|---|---|
A | $6,090(約73万円) | $10,500(約126万円) |
AA | $7,350(約88万円) | $12,600(約151万円) |
AAA | $10,542(約126万円) | $14,700(約176万円) |
2021年以降の年俸は大幅に上がったとはいえ、マイナーリーグの年俸だけでは食べていけないですよね。
日本でも厳しい金額なのに、物価高のアメリカでは更に厳しいと思います。
幸い加藤選手はドラフト2位指名だったため、契約金が$845,700(約1億円)ほどあり、足りない分は契約金から補っていたのではないかと考えられます。
メジャーリーグ昇格で給料の桁が1つ上がる
9年ものマイナー生活を経た2022年、加藤選手はついにメジャー契約を勝ち取ります。
途中で自由契約になってしまったものの、約1ヶ月間のメジャー契約期間で$112,280(約1,350万円)を得ました。
マイナー時代は年俸が100万円台なので、たった1ヶ月で1,000万円稼げるメジャーリーガーは夢がある職業ですよね!
メジャーリーグは最低保証年俸でもすごい!
加藤豪将の生涯獲得年俸は?
加藤豪将選手の生涯獲得年俸は2億8500万円です。
NPB契約金 | 5000万円 |
NPB年俸 | 1億1500万円 |
MLB契約金 | 1億円 |
MLB年俸 | 2000万円 |
生涯年俸(日本円) | 2億8500万円 |
長いマイナー生活から這い上がってきた加藤選手には、大活躍してたくさん稼いでほしいです!