2019年からメジャーリーグでプレイしているブルージェイズ・菊池雄星投手。
そんな菊池投手の「年俸が高すぎ」という声がありますが、実際のところどうなのでしょうか?
そこでこの記事では、菊池雄星投手の年俸推移と年度別成績、生涯獲得年俸額について紹介していきます。
菊池雄星の2024年の年俸はいくら?
菊池雄星投手の2024年の年俸は1000万ドル(12億円)です。※1ドル120円換算
2023年の菊池投手は自身初のMLBでの2ケタ勝利。
2024年は3年契約の最終年を迎え、オフにはFAとなるため、さらなる大型契約を得るのに重要な1年となります。
菊池雄星の2023年の年俸は?
菊池雄星投手の2023年の年俸は1000万ドル(12億円)です。※1ドル120円換算
現在ブルージェイズとの3年契約の2年目。
33歳となる2024年のシーズン後にFAになる見込みです。
【西武/メジャー】菊池雄星の年俸推移【日本円】
菊池雄星投手の西武時代からメジャーリーグまでの年俸推移がこちら。
年度(年齢) | 所属 | 年俸 | 成績 | 追記事項 |
---|---|---|---|---|
2010(19歳) | 西武 | 1500万円 | 一軍登板なし | – |
2011(20歳) | 西武 | 1500万円 | 10試 4勝1敗 防4.14 | – |
2012(21歳) | 西武 | 2000万円 | 14試 4勝3敗 1S 防3.10 | – |
2013(22歳) | 西武 | 2300万円 | 17試 9勝4敗 防1.92 | – |
2014(23歳) | 西武 | 4000万円 | 23試 5勝11敗 防3.54 | – |
2015(24歳) | 西武 | 3800万円 | 23試 9勝10敗 防2.84 | – |
2016(25歳) | 西武 | 5500万円 | 22試 12勝7敗 防2.58 | – |
2017(26歳) | 西武 | 1億円 | 26試 16勝6敗 防1.97 | – |
2018(27歳) | 西武 | 2億4000万円 | 23試 14勝4敗 防3.08 | – |
2019(28歳) | SEA | $8,000,000 (約9億6000万円) | 32試 6勝11敗 防5.46 | 3年契約1年目 |
2020(29歳) | SEA | $5,185,185 (約6億2000万円) | 9試 2勝4敗 防5.17 | 3年契約2年目 |
2021(30歳) | SEA | $15,000,000 (約18億円) | 29試 7勝9敗 防4.41 | 3年契約3年目 |
2022(31歳) | TOR | $16,000,000 (約19億2000万円) | 32試 6勝7敗 1S 防5.19 | 3年契約1年目 |
2023(32歳) | TOR | $10,000,000 (約12億円) | 32試 11勝6敗 防3.86 | 3年契約2年目 |
2024(33歳) | TOR | $10,000,000 (約12億円) | – | 3年契約3年目 |
- SEA:シアトル・マリナーズ
- TOR:トロント・ブルージェイズ
2018年オフにポスティングでメジャー移籍し、年俸が爆上がり
菊池投手は日本で73勝をあげて、2018年オフにポスティング制度を利用してメジャーリーグへ移籍。
NPB最終年の年俸が2億4000万円で、MLB1年目の年俸が約9億6000万円。
メジャーリーグ移籍によって年俸が7億2000万円アップしました。
西武にもポスティングの譲渡金が入った
ポスティング制度を利用して移籍すると、その選手の移籍先球団から元所属球団に譲渡金が支払われます。
昔は譲渡金の上限がなかったのですが、MLB側から「譲渡金が高い」という声が出て、ルールが変更。
2018年からは選手の契約総額に合わせて支払われる形式となりました。
ポスティング制度については、こちらの記事で詳しく解説しています。
菊池投手は2018年にルールが変更されて第1号の移籍者。
マリナーズと3年4,300万ドルをベースに、4年目以降は選手・球団双方による延長オプションありの契約を締結します。
譲渡金は$10,275,000(当時のレートで11億2000万円)と言われています。
菊池雄星の年俸は高いのか?
一部で、菊池投手の年俸が高いのでは?という声があります。
MLB移籍後の菊池投手の成績を見てみましょう。
- 2019年(約9.6億円):6勝11敗、161.2回、防5.46
- 2020年(約6.2億円):2勝4敗、47回、防5.17
- 2021年(約18億円):7勝9敗、157回、防4.41
- 2022年(約19.2億円):6勝7敗、100.2回、防5.19
2022年の菊池投手の年俸の1600万ドルの契約と同額のピッチャーで、フィリーズのアーロン・ノラ投手がいます。
ノラ投手は2桁勝利4度、通算防御率3.67のバリバリのローテ投手であり、菊池投手は実績で劣ります。
菊池投手は左ピッチャーなのでまた別の付加価値があるとは言え、実績に対して年俸はかなり高いと言わざるを得ない結果となりました。
2023年はこういった声を払拭して規定投球回到達&11勝をマークして大活躍でした!
菊池雄星の生涯獲得年俸は?
菊池雄星投手の2024年までの生涯獲得年俸額は78億4600万円です。
NPB契約金 | 1億円 |
NPB総年俸額 | 5億4600万円 |
MLB契約金+年俸額 | 約72億円 |
生涯年俸(日本円) | 78億4600万円 |