2023年は8名の日本人がプレイするMLB。
ほぼ毎日大谷選手の活躍を聞くけど、一体いつからいつまでやってるの?休みはあるの?と気になる方が多いようです。
そこでこの記事では、MLBのシーズンの試合数、いつからいつまでなのか、流れや仕組みについて紹介していきます。
【2023年】MLBシーズンはいつからいつまで?
2023年のMLBレギュラーシーズンは、日本時間3月31日(アメリカ時間3月30日)に開幕し、日本時間10月2日(同10月1日)に終了します。
オールスターは日本時間7月12日(アメリカ時間7月11日)に開催。
ポストシーズンは日本時間10月4日(アメリカ時間10月3日)に開幕。
ワールドシリーズは最長で日本時間11月5日(アメリカ時間11月4日)の終了が予定されています。
項目 | 開始 | 終了 |
---|---|---|
レギュラーシーズン | 日本時間3月31日 アメリカ時間3月30日 | 日本時間10月2日 アメリカ時間10月1日 |
オールスターゲーム | 日本時間7月12日 アメリカ時間7月11日 | – |
ポストシーズン | 日本時間10月4日 アメリカ時間10月3日 | 日本時間11月5日 アメリカ時間11月4日 |
【MLB】シーズンの試合数は?
MLBのレギュラーシーズンの試合数は162試合です。
これに加えてオールスター出場を果たした場合、オールスターゲームが1試合。
チームがポストシーズンに進出した場合は、最長で22試合を戦うことになります。
項目 | 試合数 |
---|---|
レギュラーシーズン | 162 |
オールスターゲーム | 1 |
ワイルドカードシリーズ(WCS) | 3 |
ディビジョンシリーズ(DS) | 5 |
リーグチャンピオンシップシリーズ(LCS) | 7 |
ワールドシリーズ(WS) | 7 |
もし全ての試合に出場した場合、185試合を戦うことになります。
かなりの長丁場です。
【MLB】レギュラーシーズンの仕組みと流れ
2023年のMLBは2リーグ制で、各リーグには3地区が存在。
各地区には5チームずつあり、各リーグ15チーム、MLB全体では30チームになります。
- アメリカンリーグ(15チーム)
- 東地区(5チーム)
- 中地区(5チーム)
- 西地区(5チーム)
- ナショナルリーグ(15チーム)
- 東地区(5チーム)
- 中地区(5チーム)
- 西地区(5チーム)
例えば、大谷選手のエンゼルスはアメリカンリーグの西地区に所属しています。
チーム数も試合数も多くて雑多に見えるMLBのレギュラーシーズンの日程ですが、もちろん計算して組まれています。
対戦カード | 該当球団数 | 試合数 |
---|---|---|
同じリーグ、同じ地区 | 4 | 4チーム×13試合=52試合 |
同じリーグ、別地区 | 10 | 4チーム×7試合=28試合 6チーム×6試合=36試合 合計64試合 |
別リーグ | 15 | 14チーム×3試合=42試合 1チーム×4試合=4試合 合計46試合 |
MLBでは、1シーズンで必ず全てのチームと対戦するように日程が組まれています。
同じリーグかつ同じ地区のチームとの対戦が一番多く、各チームと13試合ずつ戦います。
次に多いのが、同じリーグですが違う地区のチームの対戦で、6~7試合のカードが組まれています。
別リーグとの対戦は「インターリーグ」と呼ばれ、日本で言うところの「交流戦」です。
インターリーグの試合は基本的に3試合ずつで、盛り上がるライバル対決だけ4試合という特殊な日程の組み方をされています。
ライバル対決とは、「サブウェイシリーズ」で有名な「ヤンキース対メッツ」などの近隣チーム同士のカードのことを言います。
- サブウェイ・シリーズ:ヤンキース対メッツ
- ベイブリッジ・シリーズ:アスレチックス対ジャイアンツ
- クロスタウン・クラシック:カブス対ホワイトソックス
- フリーウェイ・シリーズ:ドジャース対エンゼルス
- ベルトウェイ・シリーズ:ナショナルズ対オリオールズ
- シトラス・シリーズ:マーリンズ対レイズ
- Show-Meシリーズ:ロイヤルズ対カージナルス
- オハイオ・カップ:ガーディアンズ対レッズ
この辺りは、MLBの商業主義が垣間見えますね!
【MLB】ポストシーズンの仕組みと流れ
MLBにおけるポストシーズンの対戦カードの図がこちら。
162試合で行われるレギュラーシーズンが終わった後、下記の条件を満たす12チームがポストシーズンに進みます。
- 地区優勝:各地区で優勝したチーム(両リーグで6チーム)
- ワイルドカード:地区優勝チームを除いた各リーグで勝率が高い上位3チーム(両リーグで6チーム)
ちなみにポストシーズンにおいては、後述のようにレギュラーシーズンの勝率が対戦カードに影響します。
ワイルドカードシリーズ(WCS)
ワイルドカードシリーズ(WCS)は3試合制(2勝で勝ち抜け)で、下記のようなカードになっています。
- 「ワイルドカード勝率1位チーム」対「ワイルドカード勝率2位チーム」
- 「地区優勝勝率3位チーム」対「ワイルドカード勝率3位チーム」
※太文字チームが本拠地開催権を持つ。
ディビジョンシリーズ(DS)
ディビジョンシリーズ(DS)は5試合制(3勝で勝ち抜け)で、下記のようなカードになっています。
- 「地区優勝勝率1位チーム」対「ワイルドカード勝率1位vs2位の勝者」
- 「地区優勝勝率2位チーム」対「地区優勝勝率3位vsワイルドカード勝率3位の勝者」
※太文字チームがホームアドバンテージ(本拠地で3試合開催できる権利)を持つ。
リーグチャンピオンシップシリーズ(LCS)
リーグチャンピオンシップシリーズ(LCS)は7試合制(4勝で勝ち抜け)です。
ディビジョンシリーズを勝ち上がったチーム同士の対戦。
ホームアドバンテージは下記のように決定されます。
- 地区優勝チームとワイルドカードチームの対戦の場合、地区優勝チーム。
- それ以外の場合、レギュラーシーズンの勝率が高いチーム。
ワールドシリーズ(WS)
ワールドシリーズ(WS)は7試合制(4勝で勝ち抜け)。
リーグチャンピオンシップシリーズを勝ち抜いたリーグの代表チーム同士で戦う、MLB全30チームの頂点を決める戦いです。
ホームアドバンテージは、レギュラーシーズンの勝率が高かった方に与えられます。
【MLB】シーズンの流れを解説!いつからいつまで?試合数や仕組みは?【まとめ】
この記事では、MLBのシーズンの試合数、いつからいつまでなのか、流れや仕組みについて紹介してきました。
MLBのシーズンは大体の場合、4月頭~9月末で開催され、レギュラーシーズンは162試合を戦います。
ポストシーズンは最長で22試合になり、1ヶ月にも及ぶ長い戦いを経て、その年のチャンピオンを決定します。