2023年からソフトバンクホークスに加入したロベルト・オスナ投手。
メジャー通算155セーブをあげ、2019年にはセーブ王も獲得した実績を持つ元メジャーリーガーで、日本でも大活躍中です。
この記事では、ソフトバンク・オスナ投手の年俸に着目し、2023年の年俸やメジャー時代からの年俸推移、生涯年俸額について紹介していきます。
ロベルト・オスナの2023年の年俸はいくら?【ソフトバンク】
ソフトバンク・オスナ投手の2023年の年俸は6億5000万円です。
6億5000万円は、山本由伸投手と並んで2023年における日本球界ナンバーワンの年俸です。

オスナの年俸推移【メジャー/ロッテ/ソフトバンク】
ソフトバンク・オスナ投手の年俸推移がこちら。
年度(年齢) | チーム | 年俸 | 特記事項 |
---|---|---|---|
2015(20歳) | TOR | $507,500(6000万円) | 契約金$1,500,000 |
2016(21歳) | TOR | $516,100(6200万円) | – |
2017(22歳) | TOR | $552,400(6600万円) | – |
2018(23歳) | TOR→HOU | $3,162,875(3億8000万円) | – |
2019(24歳) | HOU | $6,500,000(7億8000万円) | – |
2020(25歳) | HOU | $3,703,704(4億4400万円) | – |
2021(26歳) | メキシカンリーグ | 不明 | – |
2022(27歳) | メキシカンリーグ→ロッテ | 9000万円 | シーズン途中で移籍 |
2023(28歳) | ソフトバンク | 6億5000万円 | – |
- TOR:トロント・ブルージェイズ
- HOU:ヒューストン・アストロズ
メジャーで6年プレイ、セーブ王を獲得した超実力派投手
オスナ投手は、2011年にわずか15歳でメキシカンリーグと契約しプロデビュー。
その後、トロント・ブルージェイズと契約金150万ドル(1億8000万円)で契約。

15歳で契約金150万ドルを手に入れていることから、かなり将来が有望な選手であったことが伺えます。
2015年にメジャーデビュー後は一貫してストッパーとして活躍し、MLB通算で155セーブをあげています。
年度(年齢) | チーム | 成績 |
---|---|---|
2015(20歳) | TOR | 68試 1勝6敗 20S 7H 防2.58 |
2016(21歳) | TOR | 72試 4勝3敗 36S 0H 防2.68 |
2017(22歳) | TOR | 66試 3勝4敗 39S 0H 防3.38 |
2018(23歳) | TOR→HOU | 38試 2勝2敗 21S 2H 防2.37 |
2019(24歳) | HOU | 66試 4勝3敗 38S 0H 防2.63 |
2020(25歳) | HOU | 4試 0勝0敗 1S 1H 防2.08 |
MLB通算 | 314試 14勝18敗 155S 10H 防2.74 |
MLBに戻れない理由
これほどの実力派投手が2020年以来MLBに戻れない理由は、2018年に自身が起こした家庭内暴力騒動にあります。
オスナ投手はこの騒動により警察に逮捕されており、MLBから75試合の出場停止処分を食らっています。
2019年にセーブ王を獲得したものの、2020年に肘の怪我で投げられずFAになってからはMLBの舞台から遠ざかっています。



似たような状況で日本に来ているのが、横浜のバウアー投手ですね。


2024年以降はメジャー復帰もあり得る?
出場停止処分後にアストロズにトレードに出されていることから、オスナ投手は家庭内暴力騒動の件でMLB球団から敬遠されていることは間違いなさそうです。
しかしながら、トレード先のアストロズは過去の騒動を気にせずに起用し続けたこともまた事実。
右肘の怪我が完治し、メジャーレベルのピッチングができることが証明できれば、2024年以降MLBに戻れるかもしれません。
オスナの生涯年俸額は?
ソフトバンク・オスナ投手の生涯年俸額は27億1200万円です。
NPB総年俸額 | 7億4000万円 |
MLB契約金+年俸額 | 19億7200万円 |
生涯年俸(日本円) | 27億1200万円 |
これに加えて、メキシカンリーグやマイナーリーグの年俸が加算されるため、これまでに稼いだ額はもっと多いはずです。
オスナはメジャーリーグ年金をいくらもらえる?
ソフトバンク・オスナ投手は、メジャーリーグ年金をもらうことができます。
現在のオスナ投手のメジャー登録日数は4年と98日となっており、4.5年分相当額の受給資格を有します。
満期は10年で23万ドル(約2800万円)で、4.5年分は103,500ドル(約1240万円)に相当します。
まとめると、オスナ投手は約1240万円を62歳から一生涯もらい続けることができます。
メジャーリーグの年金システムについては、こちらの記事で詳しく解説しています。


オスナ(ソフトバンク)の年俸推移!2023年の年俸や生涯年俸額は?【まとめ】
この記事では、ソフトバンク・オスナ投手の年俸に着目し、2023年の年俸やメジャー時代からの年俸推移、生涯年俸額について紹介してきました。
オスナ投手の2023年の年俸は6億5000万円で、球界最高年俸です。
元々はバリバリのメジャーリーガーで生涯年俸は27億円以上にのぼりますが、現在は自身の起こした不祥事により日本でプレイ。
日本でプレイしながら、2024年以降のMLB復帰を狙っている状況です。