【巨人新外国人】オドーアのメジャー時代の年俸推移と成績！守備位置や評価は？

読売ジャイアンツ（巨人）が獲得した新外国人選手、ルーグネッド・オドーア選手。

2024年シーズンに30歳という若さで、メジャー通算178本塁打という大物の加入で話題になっています。

この記事では、オドーア選手のMLB時代の年俸推移やマイナー成績、守備位置について紹介していきます。

オドーアの年俸推移と年度別成績【メジャー/マイナー/巨人】

オドーア選手の年俸推移と年度別成績がこちら。

20歳でメジャーデビューした早熟の元超有望株

ベネズエラ出身のオドーア選手は、2011年にアマチュアFAでレンジャーズに入団。

17歳の時に傘下のA-級でプレイを開始し、20歳の時にメジャー初昇格。

2015年～22年まで8年連続で2ケタ本塁打を記録、MLB通算178本塁打という実績を持ち、生涯年俸が50億円を超える超大物です。

【巨人】ルーグネッド・オドーアのバッティングの特徴は？

ここではオドーア選手のメジャー時代の成績から、バッティングの特徴を見ていきます。

項目	MLB通算	143試合換算
出場試合数	1154	143
打率	.230	.230
本塁打	178	22
打点	568	70
四球	269	33
三振	1045	129
出塁率	.288	.288
長打率	.422	.422
OPS	.710	.710

メジャーで8年連続2ケタホームラン（その内3度は30本塁打以上）を記録した、生粋のホームランバッター。

若い頃はMLBでも上位の打球速度を誇り（2019年には平均打球速度146.6km/hでMLB39位）、ホームランの飛距離もかなりのものでした。

一方で打率はかなり低く、通算打率は.230。近年は2割そこそこがやっとのレベルまで低下。

選球眼の面に関しては、初球スイング率が高く、ガンガン振りに行くスタイル。四球が少なく三振がかなり多いフリースインガーの傾向が見られます。

これらの特徴から、せっかくホームランが打てても打率と出塁率が良くないせいで通算OPSは7割そこそこにとどまっています。

また、2023年オフのベネズエラウィンターリーグの成績を見ても、23試合で打率.228、OPS.668と結果が出ていないのは不安材料です。

【巨人】ルーグネッド・オドーアの守備位置や評価は？

オドーア選手のメジャー時代の守備位置と各種守備指標がこちら。

守備位置	試合数	スタメン試合	守備率	通算UZR	通算OAA
1B	1	0	–	–	–
2B	1067	1006	.974	-13.7	23
3B	44	34	.943	0.3	-2
RF	9	7	1.000	0.7	1

オドーア選手のメイン守備位置は二塁手。サブで一/三塁と右翼手を守ることができます。

二塁手としての守備力は評価が割れており、UZRとDRSでは通算でマイナス評価。一方で、OAAではプラスを示しており、OAAベースではMLBでも上位の守備力という評価でした。

巨人でのポジションはライトが基本線。

MLBにおけるライトの守備指標は対象が49イニングと少ないものの、悪くはない評価。

ちなみに巨人のセカンドには守備の上手い吉川がいるため、吉川が欠場しない限りはセカンドを守ることは無さそうです。

【2024年】新外国人選手全員の査定・寸評はこちらの記事から

ルーグネッド・オドーアの生涯年俸は？【日本円】

オドーア選手の生涯年俸は53億6800万円です。