千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が、日本人最速タイの165キロを叩き出して話題になっています。
2023年のWBCの経験を経て、更にパワーアップしています。
日本人最速の165キロを記録したもう一人が大谷翔平選手で筋肉がえげつないことから、佐々木朗希投手の筋肉もさぞ凄いのでは?と気になる方が多いようです。
この記事では、佐々木朗希選手の筋肉について紹介していきます。
佐々木朗希の筋肉の歴史
2023年、佐々木朗希投手はついに165キロを出しました。
同じ165キロを出した大谷翔平選手はゴリゴリのマッチョ。
「そりゃ165キロ出るし、ホームラン打ちまくるよね」という体格です。
それでは佐々木朗希投手の筋肉はどうでしょうか?
検証していきます。
高校時代の佐々木朗希の体格はかなり華奢
佐々木朗希投手は高校入学時かなり細く、186cmも身長がありながら体重は71kgしかないという華奢な体格でした。
高校時代は怪我をした時期もありましたが、そんな時期でも黙々と自分ができる範囲でトレーニングに励み、ご飯をしっかり食べて体を徐々に大きくしていきました。
プロ入り時にはかなり大きくなったが、まだ華奢
そういった地道な努力で高校を卒業してプロ入りする頃には、なんと90kgにまで到達していました。
- 高校1年時:身長186cm / 体重71kg
- 高校2年時(11月):83kg
- 高校3年時(夏):85kg
- 高校3年時(10月):88kg
- プロ1年目(2月):90kg
- プロ1年目(4月):92kg
- 2023年現在(公称):身長192cm / 体重92kg
元々痩せ型で、消費カロリーも多いトップアスリートの佐々木朗希投手が、3年かけて体重を19kgも増やすのは途方も無いことだったと思います。
このように佐々木朗希投手は小さい頃から努力家なのですが、努力家であることを裏付けるエピソードについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
現在、高身長で剛速球を投げるピッチャーとして有名なのがダルビッシュ有投手と大谷翔平選手。
ダルビッシュ有投手の身長は195cmで、プロ入り時の体重は84kgでしたが現在は100kg超。
大谷翔平選手は身長193cmで、プロ入り時の体重は86kgでしたが現在は95kgと言われています。
2人ともシーズンを経るごとに徐々に筋肉をつけていき、現在はダルビッシュ有投手も大谷翔平選手もゴリゴリのマッチョです。
そうしないとメジャーでは戦えないのだと思います。
佐々木朗希投手もメジャーリーグに必ず行ける素材なので、今後長い期間をかけてマッチョ化していくのか楽しみです。
165キロを投げる佐々木朗希の筋肉の特徴
佐々木朗希投手はいわゆる細マッチョ。
そんなに筋肉モリモリというわけではないのに165キロを出せるのはなぜなのでしょうか?
佐々木朗希の筋肉は何をしてもトップになれる
佐々木朗希投手はバネや瞬発力がすごいと評価されていて、かなり上質な筋肉を持っていると言われています。
体脂肪率は10%以下、短距離走のタイムは投手陣トップクラスの速さと言われています。
特に太ももの筋肉は短距離走のトップ選手と同等の筋力と評価されるほどで、見た目はシュッとしているにもかかわらずすごい出力を秘めていることが分かります。
佐々木朗希投手は左足を高く上げる投球フォームなので、実際問題として生半可な下半身の筋肉では耐えられないですよね。
佐々木朗希は筋肉に貪欲
佐々木朗希投手は天性のバネや瞬発力があるのに加えて、筋肉に関する知識も貪欲に取り入れています。
佐々木朗希投手の愛読書がこちら。
- トレーニングをする前に読む本
- プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典
プロ入り後の入寮時に「プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典」を持ち込んだ時は、「トレーナーさんとの話がスムーズに進むように知識をあらかじめ身に着ける」といったコメントを残していました。
高卒プロ1年目でこの意識の高さはすごいですよね!
また、佐々木朗希投手のプロ1年目(2020年)はコロナで全体練習や試合ができない日々が続きました。
そんな中でも「今は体作りをする時期」と、徹底的にトレーニングを行っていました。
その時に残したコメントが恐ろしく意識が高いので紹介します。
今、読んでいる本は入寮したときに持ちこんだ本と同じく石井直方さんが書かれた「トレーニングをする前に読む本」です。前の本もそうですが筋肉の性質や動き、仕組みはしっかりと知っていて損はないと思っています。前回の本は読破しました。今まで知らなかった筋肉のことを知ってさらに興味が湧いてきたので今回も関連した本を買いました。自分でウエートや体幹をしているときにどこの筋肉を動かしていて、その筋肉が体のどのような役割を担っているかなどを知りながら行うのと知らないで漠然と行うのでは全然違うと思います。だから筋肉に関する本はこれからも読んでいきたいです。
産経新聞より引用
地道なトレーニングを続ける根性に加えて、自ら本を読んで知識を吸収していく貪欲さを持ち合わせる佐々木朗希投手。
天性の才能を持ち合わせた上でここまでプロ意識が高いとは、将来どんな選手になるのか楽しみでなりません。
これからも更なるパワーアップが見込めるのは間違いないでしょう。
佐々木朗希のプロフィール
名前 | 佐々木朗希 |
生年月日 | 2001年11月3日 |
出身地 | 岩手県陸前高田市 |
所属球団 | 千葉ロッテマリーンズ |
佐々木朗希の筋肉がえぐすぎ!165キロを出す秘訣がすごかった!【まとめ】
この記事では、佐々木朗希投手の筋肉についてまとめました。
佐々木朗希投手は、高校時代はかなり細かったですが、現在は地道な努力の成果もあってかなり筋肉がついてきています。
また、筋肉に対する知識習得の貪欲さも凄まじいものがあり、佐々木朗希投手の将来が楽しみでなりませんね!