2023年WBCメンバーに選出され、一躍有名になったオリックス・宇田川優希投手。
この記事では、宇田川選手の2024年の年俸額や過去の年俸推移、これまでに稼いだ総年俸額について紹介していきます。
宇田川優希の2024年の年俸はいくら?【オリックス】
オリックス・宇田川優希投手の2024年の年俸は4800万円です。
2023年の宇田川投手は46試合で20ホールド、防御率1.77の活躍を見せ、3100万円アップの4800万円でサイン。
これによりチーム内の年俸ランキングは18位に上昇し、完全にチームに欠かせない存在となっています。
宇田川優希の2023年の年俸は?
オリックス・宇田川優希投手の2023年の年俸は1700万円です。
2022年の宇田川選手の実質年俸は1000万円前後で(後述)、そこから約700万円のアップとなりました。
一軍最低保証年俸の1600万円を超えたことから、球団が宇田川選手を立派な一軍選手と認めていることが伺えます。
宇田川優希の年俸推移【オリックス】
オリックス・宇田川優希投手の年俸推移がこちら。
年度(年齢) | 年俸 | 成績 | 特記事項 |
---|---|---|---|
2021(23歳) | 240万円 | 一軍登板なし | 支度金300万円 |
2022(24歳) | 450万円 | 19試 2勝1敗 3H 防0.81 | 7/28に支配下登録 |
2023(25歳) | 1700万円 | 46試 4勝0敗 20H 2S 防1.77 | – |
2024(26歳) | 4800万円 | – | – |
育成契約でプロ入り
2020年育成ドラフト3位でオリックスバファローズに入団した宇田川優希選手。
1年目となった2021年は、二軍での登板が1試合にとどまるなど苦しい1年となりました。
急成長したのは、2年目の2022年。
二軍で15試合、14.1回を投げて防御率0.77の好成績を残し、7月28日に念願の支配下登録を締結しました。
支配下登録選手になったことにより、年俸が240万円から450万円に上昇。
急成長の裏にはウエイトトレーニングでの肉体改造があったと言われていますが、ここまで短期間で変化があるのは凄いですよね。
2022年の快進撃はここで終わらず、更に一軍でも19試合、22.1回を投げて防御率0.81、2勝1敗3ホールドを挙げる活躍を見せました。
2022年は実質年俸1000万円超
宇田川選手の2022年の年俸は推定450万円。
ただ、宇田川選手は一軍登録日数が77日間あるため、一軍最低年俸の規則に従って日割り計算で差額がもらえるようになっています。
一軍最低年俸の日割り計算式はこちら。
(1,600万円-自身の年俸)÷150日(年間一軍登録日数)×一軍登録日数
この計算式に沿って計算すると、宇田川選手は年俸450万円に加えて一軍最低年俸分として約590万円をもらうことができます。
つまり、2022年の宇田川選手の本当の年俸は1040万円となります。
一軍最低年俸については、こちらの記事で詳しく解説しています。
WBCの賞金はインパクトが大きい
2022年シーズン終盤の活躍が認められて、宇田川選手は2023年のWBCに出場。
日本は見事優勝し、優勝メンバーとなった宇田川選手は5万ドル(約600万円)の賞金を手に入れました。
2022年の年俸が一軍最低年俸分を入れても1040万円だった宇田川選手にとって、約2週間で600万円を稼げた経験はインパクトが大きい出来事だったに違いありません。
宇田川優希の生涯年俸額は?
オリックス・宇田川優希投手の生涯年俸額は7490万円です。
NPB契約金 | 300万円(支度金) |
NPB総年俸額 | 7190万円 |
生涯年俸 | 7490万円 |
報道で出ている推定年俸額には、一軍最低年俸分とWBCの賞金が含まれていないので、それらを合計すると3880万円になります。
育成契約でキャリアが始まっても、そこから億プレイヤーに成り上がるケースは増えているので、これからも頑張って欲しいですね!
最近の例では、育成契約から這い上がってメジャー挑戦した千賀投手が、5年総額100億円超の契約を手にしました。
育成から夢を掴んだ一番の成功例です!