現役引退後、解説者として大活躍中の五十嵐亮太氏。
プロ野球歴代4位にあたる日米通算906登板の記録を持っている、タフで息の長いピッチャーでもありました。
この記事では、そんな五十嵐亮太氏の現役時代の年俸推移や生涯年俸額、メジャーでの成績やもらえる年金額について紹介していきます。
五十嵐亮太の年俸推移【ヤクルト/メジャー/ソフトバンク】
日本とメジャーで活躍した五十嵐亮太氏の年俸推移がこちら。
年度(年齢) | 所属 | 年俸 | 特記事項 |
---|---|---|---|
1998(19歳) | ヤクルト | 540万円 | 契約金6000万円 |
1999(20歳) | ヤクルト | 560万円 | – |
2000(21歳) | ヤクルト | 1600万円 | – |
2001(22歳) | ヤクルト | 4300万円 | – |
2002(23歳) | ヤクルト | 3900万円 | – |
2003(24歳) | ヤクルト | 8000万円 | – |
2004(25歳) | ヤクルト | 9600万円 | – |
2005(26歳) | ヤクルト | 1億6400万円 | – |
2006(27歳) | ヤクルト | 1億1000万円 | – |
2007(28歳) | ヤクルト | 7200万円 | – |
2008(29歳) | ヤクルト | 5400万円 | – |
2009(30歳) | ヤクルト | 8400万円 | オフにFA権行使 |
2010(31歳) | NYM | $1,250,000(1億5000万円) | 2年契約1年目 |
2011(32歳) | NYM | $1,750,000(2億1000万円) | 2年契約2年目 |
2012(33歳) | PIT(マイナー)→TOR→NYY | $480,000(約5700万円) | マイナー契約スタート |
2013(34歳) | ソフトバンク | 2億円 | 3年契約1年目 |
2014(35歳) | ソフトバンク | 2億円 | 3年契約2年目 |
2015(36歳) | ソフトバンク | 1億5000万円 | 3年契約3年目 |
2016(37歳) | ソフトバンク | 3億5000万円 | 2年契約1年目 |
2017(38歳) | ソフトバンク | 3億5000万円 | 2年契約2年目 |
2018(39歳) | ソフトバンク | 3億6000万円 | – |
2019(40歳) | ヤクルト | 2000万円 | – |
2020(41歳) | ヤクルト | 4000万円 | – |
- NYM:ニューヨーク・メッツ
- PIT:ピッツバーグ・パイレーツ
- TOR:トロント・ブルージェイズ
- NYY:ニューヨーク・ヤンキース
ヤクルト時代の最高年俸は1億6400万円
五十嵐亮太氏は、1997年ドラフト2位でヤクルトスワローズに入団。
1年目こそ一軍出場がありませんでしたが、2年目の1999年から一軍に定着し、150キロを超える剛速球を武器に活躍。
2005年には年俸が1億6400万円に到達。
これは当時のプロ野球全球団の年俸ランキングで20位。
ヤクルトの中では古田敦也氏(3億円)、宮本慎也氏(1億8000万円)、岩村明憲氏(1億7400万円)に次ぐ4位でした。
MLBでは期待に沿った活躍はできず
2009年オフにFA権を行使し、2年総額300万ドルでニューヨーク・メッツに移籍。
MLBではそこそこの登板数はあったものの、制球難に陥り、3Aとメジャーを行き来。
2年契約が終わった3年目もマイナー契約スタートからメジャーに這い上がるなど挑戦意欲は見せていたものの、目立った活躍はできませんでした。
- 2010年:34試合 1勝1敗2H 防7.12
- 2011年:45試合 4勝1敗2H 防4.66
- 2012年:4試合 0勝0敗 防18.00
自己最高年俸を39歳で達成
3年間のメジャー挑戦を終えた五十嵐氏は、3年契約でソフトバンクホークスに加入。
ソフトバンク復帰後は150キロを超える剛速球ゴリ押しのスタイルではなく、ナックルカーブやカットボールを軸にしたピッチングスタイルに変貌。
進化したピッチングスタイルでソフトバンク時代は無双し、39歳で自己最高年俸となる3億6000万円に到達。
これは2018年のプロ野球全球団の年俸ランキング10位であり、ソフトバンクの中では6位です。
ソフトバンクホークスは、いまや巨人と肩を並べるほどのお金持ち球団です。
五十嵐亮太の生涯年俸は?現在はどんな仕事をしている?
日本とメジャーで活躍した五十嵐亮太氏の生涯年俸は29億1600万円です。
NPB契約金 | 6000万円 |
NPB総年俸額 | 24億3900万円 |
MLB契約金+年俸額 | 4億1700万円 |
生涯年俸(日本円) | 29億1600万円 |
五十嵐亮太はメジャーリーグ年金をいくらもらえる?
五十嵐亮太氏は、MLBの年金をもらうことができます。
五十嵐氏のメジャープレイ年数は3年で、その内メジャー登録日数はおよそ2年分。
メジャーの年金は登録日数が43日以上でもらえるため、受給資格があります。
メジャーリーグ年金の満期はプレイ期間10年で23万ドル。
五十嵐氏は、その内登録日数2年分に応じた4.6万ドル(約550万円)を62歳から一生涯もらい続けることができます。
五十嵐亮太の年俸推移!生涯年俸はいくら?メジャーでの成績や年金額は?【まとめ】
この記事では、五十嵐亮太氏の現役時代の年俸推移や生涯年俸額、メジャーでの成績やもらえる年金額について紹介してきました。
五十嵐氏の生涯年俸額は29億1600万円。
メジャーでは目立った活躍こそなかったものの、約2年間のメジャー登録があるため、62歳から4.6万ドル(約550万円)の年金を一生涯もらう権利を有しています。