【野球】野手の守備位置の特徴を解説！各ポジションの英語名・番号・漢字表記は？

野球の各ポジションの守備位置には特徴があり、「センターを守れればレフトも守れる」のような親和性が高いポジションもあれば、専門性が高い職人のようなポジションもあります。

この記事では、野球の守備位置別の特徴や各ポジションの英語名、番号について紹介していきます。

【野球】野手の守備位置別の特徴は？

捕手（キャッチャー）の役割

捕手は投手にサインを出し、投球を受けるのが主な役割です。

WARの計算において一番守備負担が重いポジションとして考えられており、捕手を守るだけで高い補正値を得ることができます。

非常に専門性が高いポジションで、急造でいきなり守らせるのは無理なため、必ず捕手専門の控え選手を準備する必要があります。

一塁手（ファースト）の役割

一塁手は、一塁ベース周辺の打球処理や他の内野手の送球を受けるのが主な役割です。

WARの計算においては一番守備負担が軽いポジションと定義されており、ファーストで評価されるためには高い打力が必要とされます。

左利きの選手が守れる唯一の内野のポジションです。

二塁手（セカンド）の役割

二塁手は、一塁ベースと二塁ベースの間の打球処理が主な役割です。

WARの計算においては、捕手、遊撃手に次ぐ守備負担が重いポジションとして考えられており、高い守備能力が求められます。

三塁手（サード）の役割

三塁手は、三塁ベース周辺の打球処理が主な役割です。

WARの計算方式によっては、二塁手と中堅手に匹敵するレベルで守備負担が重いポジションとして捉えられています。

日本では打撃力が重視されるポジションとされています。

遊撃手（ショート）の役割

遊撃手は、二塁ベースと三塁ベースの間の打球処理が主な役割です。

WARの計算においては、捕手に次ぐ守備負担が重いポジションとして捉えられていて、肩の強さ、足の速さ、状況判断の良さなど総合的な守備能力が求められます。

ショートは消耗が激しく、30代中盤でショートとしては限界がくると言われていて、その後はサードやファーストに転向するのはよくある流れです。

左翼手（レフト）の役割

左翼手は、キャッチャーから見て左側の外野の打球処理が主な役割です。

WARの計算においては、一塁手に次いで守備負担が軽いと考えられていて、打撃力が物を言うポジションです。

左利きの選手も守ることができる数少ないポジションの中の一つです。

中堅手（センター）の役割

中堅手は、外野の中央部の打球処理が主な役割です。

WARの計算においては、二塁手と同等レベルに守備負担が重いと考えられていて、高い守備能力が求められるポジションです。

左利きの選手も守ることができる数少ないポジションの中の一つです。

右翼手（ライト）の役割

右翼手は、キャッチャーから見て右側の外野の打球処理が主な役割です。

WARの計算においては、左翼手と同様に守備負担が軽いと考えられていて、「打ててなんぼ」のポジションです。

左利きの選手も守ることができる数少ないポジションの中の一つです。

【野球】各ポジションの英語名・番号・漢字表記の対応表

ここでは各ポジションの英語名と番号、アルファベット表記の対応表を紹介します。

ポジション名	番号	英語名	アルファベット	漢字表記
投手	1	Pitcher（ピッチャー）	P	投
捕手	2	Catcher（キャッチャー）	C	捕
一塁手	3	First-baseman（ファーストベースマン）	1B	一
二塁手	4	Second-baseman（セカンドベースマン）	2B	二
三塁手	5	Third-baseman（サードベースマン）	3B	三
遊撃手	6	Shortstop（ショートストップ）	SS	遊
左翼手	7	Left-fielder（レフトフィールダー）	LF	左
中堅手	8	Center-fielder（センターフィールダー）	CF	中
右翼手	9	Right-fielder（ライトフィールダー）	RF	右

ピッチャーのアルファベット表記は”P”だけではない

上記の中でも、ピッチャーには役割や利き手によって、様々なアルファベット表記があります。

【野球】野手の守備位置の特徴を解説！各ポジションの英語名・番号・漢字表記は？【まとめ】

この記事では、野球の守備位置別の特徴や各ポジションの英語名、番号について紹介しました。

特に守備負担が重く専門性が高いポジションは捕手と遊撃手で、逆に打撃力が必要なのは左翼手、右翼手、一塁手です。

各ポジションは1～9の番号で表され、背番号で守備位置が分かるようになっています。