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【野球】完投とは?条件や意味を解説!完封との違いや最小球数記録は?

【野球】完投とは?条件や意味を解説!完封との違いや最小球数記録は?

野球で混乱しやすい概念の一つが「完投」と「完封」。

この記事では、完投と完封のそれぞれの条件や意味から違いを解説し、完投の最小球数記録について紹介していきます。

目次

【野球】完投とは?条件はある?

完投とは、先発投手が1試合を1人で投げ切ることでカウントされる投手記録です。

モグルくん

英語では「Complete Game(CG)」と言います。

完投の条件は投げ切ることのみ

完投が記録されるための条件は「1試合を1人で投げ切ること」のみです。

いくら失点しようとも、試合に負けようとも、1試合を1人で投げ切れば「完投」です。

9回未満でも完投のケースはある

ビジターチームが負けた場合は9回裏が実施されないため、8回を投げ切って完投となります。

スクロールできます
チーム123456789
ビジター0000000000
ホーム10000000X1
モグルくん

この場合は完投負けとなります。

また、5回終了以降に降雨コールドが成立した場合、コールドが成立するまで1人で投げ続けていれば完投が記録されます。

例えば、ヤクルトの石川雅規投手は2021年6月4日の試合で5回1失点完投勝利をあげました。

チーム12345
西武001001
ヤクルト1540010

10-1でヤクルトがリードしていた5回裏に雨が激しくなり、降雨コールドが宣言されたことで5回完投となった事例です。

【野球】完投と完封の違いは?

完封とは、先発投手が1試合を1人で投げ切り、かつ失点せずに勝利することでカウントされる投手記録です。

モグルくん

英語ではシャットアウト(Shutout)と言います。

完封は完投の上位互換(完封=完投+無失点勝利)という位置付けのため、完封したら同時に完投も記録されます。

【一覧表】完投と完封の違い

項目完投完封
失点数何点でもOK0点のみ
勝ち負け勝っても負けてもOK勝ちのみ

完投と完封は失点数と勝ち負けの点で異なります。

完投は勝ち負けや失点数は問わず1試合を投げ切ればOKなのに対し、完封は1試合を無失点で投げ切って勝たなければなりません。

そのため、完封は非常に貴重な記録になってきており、投手分業制が進んだ現代の野球ではほとんど見ることができなくなりました。

モグルくん

完投すらほとんど見なくなりましたね。

投手五冠の獲得には最多完封数を記録する必要があり、エースの要素としても捉えられています。

【野球】完投の最小球数記録は?

完投の最少記録はこのようになっています。

選手名達成年完投最小球数
別所毅彦1947年67球 ※8回参考
柴田英治1952年71球(タイ記録)
植村義信1957年71球(タイ記録)
モグルくん

まだ先発完投が当たり前だった時代の記録になります。

理論的には27球完投が最小投球数

理論的には、完投を記録する最小投球数は27球です。

申告敬遠で1球も投げずにランナーを1塁2塁にした後、1球でトリプルプレーを9イニング連続で取れれば9球で終わらせることも可能ですが、これは現実的に不可能なので除外します。

100球未満の完封を「マダックス」と呼ぶ

「27個のアウトを27球で取るのがベスト」という信条を持って投げていたのが、メジャーリーグで355勝をあげた偉大な投手・グレッグ・マダックス氏。

ツーシームなどで「狙って」打たせて取ることができたマダックス氏の特徴にちなんで、100球未満で完封するとマダックスと呼ばれるようになりました。

【野球】完投とは?条件や意味を解説!完封との違いや最小球数記録は?【まとめ】

この記事では、完投と完封のそれぞれの条件や意味から違いを解説し、完投の最小球数記録について紹介しました。

完投は、先発投手が1試合を1人で投げ切ることでカウントされる投手記録。

完投は勝ち負けや失点数は問わず1試合を投げ切ればOKなのに対し、完封は1試合を無失点で投げ切って勝たなければ記録されません。

完投の最小球数記録は1950年代に71球という記録が残っており、理論的には27球が最小と考えられています。

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