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メジャーリーグのロンドン・シリーズの球場はどこ?過去や将来の開催は?

メジャーリーグのロンドン・シリーズの球場はどこ?過去や将来の開催は?

2023年6月24、25日の2日間、ロンドンでMLBのレギュラー・シーズンのゲームが開催されます。

対戦カードは「セントルイス・カージナルス対シカゴ・カブス」で、鈴木誠也選手とヌートバー選手が出場する可能性があります。

イギリスに野球の文化は浸透しておらず、「ロンドンで野球をやる球場はあるの?」と気になる方が多いようです。

この記事では、MLBのロンドン・シリーズの開催球場、過去と将来の開催内容について紹介していきます。

目次

【MLB】ロンドン・シリーズの球場はどこ?

MLBのロンドン・シリーズは、ロンドン・スタジアムで開催されます。

ロンドン・スタジアムは2012年ロンドンオリンピックのメイン競技場で、「オリンピックスタジアム」とも呼ばれます。

現在は、サッカー・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドFCの本拠地になっていて、最大収容人数は6万人。

普段はサッカーチームの本拠地になっていることから分かる通り、ロンドン・スタジアムは野球仕様ではありません。

そのため、ロンドン・シリーズ開催用に野球仕様への改修が入ります。

下記動画は、サッカーグラウンドをいかにして野球グラウンドに変更するかの一部始終を記録した動画です。

とはいえ、形だけは野球の球場になったものの、プレイする選手にとってはしっくりきていないようでした。

そのため、過去の試合は荒れた試合になり、過去開催された2試合のスコアは17対13と12対8と乱打戦に。(詳細は後述)

【MLB】ロンドン・シリーズの過去の開催は?

MLBのロンドン・シリーズは、MLBによる野球文化の波及を目的とした国際戦略の一環として行われているものです。

MLBのロンドン・シリーズは2019年6月29日と30日に初開催され、対戦カードは伝統の一戦「ニューヨーク・ヤンキース対ボストン・レッドソックス」。

その時、ヤンキースに田中将大投手が在籍しており、実際に先発登板を果たしました。

各試合について詳しく見ていきましょう。

【2019年】MLBロンドン・シリーズ第1戦のスタメンや試合結果、観客動員数は?

2019年MLBロンドン・シリーズ第1戦のスタメンがこちら。

ヤンキース打順レッドソックス
D.J.ルメイヒュー(3B)1M・ベッツ(RF)
A・ジャッジ(RF)2R・デバース(3B)
G・サンチェス(C)3X・ボガーツ(SS)
L・ボイト(1B)4J.D.マルティネス(DH)
D・グレゴリアス(SS)5A・ベニンテンディ(LF)
E・エンカルナシオン(DH)6C・バスケス(C)
A・ヒックス(CF)7B・ホルト(2B)
G・トーレス(2B)8M・チャビス(1B)
B・ガードナー(LF)9J・ブラッドリーJr.(CF)
田中将大SPR・ポーセロ

試合は合計37安打が飛び交う乱打戦になり、結局17対13でヤンキースの勝利。

ヤンキースの先発投手だった田中投手は、まさかの0.2回6失点KOを食らいました。

123456789RHE
NYY60263000017190
BOS60000160013180

荒れた試合になったものの、観客動員数は驚異の5万9,659人でほぼ満員

【2019年】MLBロンドン・シリーズ第2戦のスタメンや試合結果、観客動員数は?

2019年MLBロンドン・シリーズ第2戦のスタメンがこちら。

ヤンキース打順レッドソックス
D.J.ルメイヒュー(1B)1M・ベッツ(RF)
A・ジャッジ(RF)2R・デバース(3B)
A・ヒックス(CF)3X・ボガーツ(SS)
G・サンチェス(C)4J.D.マルティネス(DH)
E・エンカルナシオン(DH)5M・チャビス(1B)
D・グレゴリアス(SS)6C・バスケス(C)
G・トーレス(2B)7J・ブラッドリーJr.(CF)
G・ウルシェラ(3B)8E・ヌネス(2B)
B・ガードナー(LF)9S・トラビス(LF)
S・タープリーSPE・ロドリゲス

2試合目も合計28安打が飛び交う乱打戦になり、12対8でヤンキースが連勝。

123456789RHE
NYY02000091012132
BOS4000000408152

2試合目の観客動員数も5万9,059人でほぼ満員。

結局、2試合合計で観客動員数11万8,718人を記録し、興行的には大成功を収めました。

2020年も予定されていたが中止

2019年のロンドン・シリーズ成功を受けて、2020年も続いて開催が予定されていました。

対戦カードは「セントルイス・カージナルス対シカゴ・カブス」

しかしながら、2020年は例の騒動でMLBの開催自体が60試合と短縮されたりと、ロンドン・シリーズどころではなく中止に。

このカードがスライドして、2023年に開催されることとなりました。

【MLB】ロンドン・シリーズの将来の開催予定は?

ロンドン・シリーズの将来の開催予定は既に決まっており、そのスケジュールがこちら。

  • 2023年6月(セントルイス・カージナルス対シカゴ・カブス)
  • 2024年6月(対戦カード未定)
  • 2026年6月(対戦カード未定)

ロンドン・シリーズはレギュラーシーズン162試合の中に組み込まれていて、お遊びではなく真剣勝負です。

ロンドン・シリーズ以外にも、MLBの海外戦略の一環として下記の海外遠征が組まれています。

  • 2023年6月:メキシコシティ
  • 2024年開幕シリーズ:アジア
  • 2024年6月:メキシコシティ
  • 2025年開幕シリーズ:東京
  • 2025年6月:メキシコシティ
  • 2025年6月:パリ
  • 2025年9月:プエルトリコ・サンフアン
  • 2026年6月:メキシコシティ
  • 2026年9月:プエルトリコ・サンフアン

興行的な観点から、東京開催の2025年開幕シリーズにおいて、大谷翔平選手所属チームを軸に対戦カードが組まれる可能性が高いと思われます。

モグルくん

今から楽しみです!

【MLB】ロンドン・シリーズの放送予定は?

MLBロンドン・シリーズは下記の配信サービスにて放送予定です。

MLB公式YouTubeチャンネルでもハイライトが配信されるので、ハイライトで十分という方は無料のYouTubeで視聴をおすすめします。

メジャーリーグのロンドン・シリーズの球場はどこ?過去や将来の開催は?【まとめ】

この記事では、MLBのロンドン・シリーズの開催球場、過去と将来の開催内容について紹介してきました。

MLBのロンドン・シリーズの球場は、ロンドン・スタジアムで行われます。

過去には2019年に開催され、田中将大投手が先発登板したものの、0.2回でノックアウトされてしまいました。

2023年は鈴木誠也選手やヌートバー選手が出場する可能性があり、どのような活躍をするか楽しみですね!

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