2021年にMVP獲得、2022年からは大谷ルールも適用され、ますます価値が高まっているエンゼルス・大谷翔平選手。
大谷翔平選手って一体いくらもらってるの?と気になる方が多いようです。
そこでこの記事では、2023年の大谷選手の年俸や推移の紹介、2024年の年俸予想をしていきます。
大谷翔平の2023年の年俸額は?
エンゼルス・大谷翔平選手の2023年の年俸は3000万ドル(約36億円)です。※1ドル120円換算
これに加えて、スポンサー収入が最低でも3500万ドル(約42億円)と言われています。
合計すると2023年の総収入は約78億円です。

【日ハムからエンゼルス】大谷翔平の年俸推移と年度別成績【日本円】
大谷翔平選手の、日本ハム時代からの年俸推移はこのようになっています。
年度(年齢) | 所属 | 年俸 | 成績 | 特記事項 |
---|---|---|---|---|
2013(19歳) | 日本ハム | 1500万円 | 投:13試 3勝0敗 防4.23 打:77試 率.238 3本 20点 4盗 | 契約金1億円 |
2014(20歳) | 日本ハム | 3000万円 | 投:24試 11勝4敗 防2.61 打:87試 率.274 10本 31点 1盗 | – |
2015(21歳) | 日本ハム | 1億円 | 投:22試 15勝5敗 防2.24 打:70試 率.202 5本 17点 1盗 | – |
2016(22歳) | 日本ハム | 2億円 | 投:21試 10勝4敗 防1.86 打:104試 率.322 22本 67点 7盗 | – |
2017(23歳) | 日本ハム | 2億7000万円 | 投:5試 3勝2敗 防3.20 打:65試 率.332 8本 31点 0盗 | オフにポスティング |
2018(24歳) | LAA | $545,000 (6500万円) | 投:10試 4勝2敗 防3.31 打:114試 率.285 22本 61点 10盗 | – |
2019(25歳) | LAA | $650,000 (7800万円) | 投:登板なし 打:106試 率.286 18本 62点 12盗 | – |
2020(26歳) | LAA | $259,259 (3100万円) | 投:2試 0勝1敗 防37.80 打:44試 率.190 7本 24点 7盗 | オフに年俸調停権取得 |
2021(27歳) | LAA | $3,000,000 (3億6000万円) | 投:23試 9勝2敗 防3.18 打:155試 率.257 46本 100点 26盗 | 2年契約1年目 |
2022(28歳) | LAA | $5,500,000 (6億6000万円) | 投:28試 15勝9敗 防2.33 打:157試 率.273 34本 95点 11盗 | 2年契約2年目 |
2023(29歳) | LAA | $30,000,000 (36億円) | – | オフにFA |
- LAA:ロサンゼルス・エンゼルス
日本球界での2億7000万円を捨ててMLB挑戦
大谷翔平選手は、2013年の日本ハムファイターズ1年目から1軍出場を果たします。
二刀流として順調に成長していき、5年目で年俸が2億7000万円まで上昇。
5年目が終わった23歳の時に、元々の夢だったメジャーリーグへのポスティング移籍を表明。
通常の場合のポスティング移籍であれば、FA選手扱いを受けて年俸が跳ね上がります。
ただ、大谷翔平選手はこの時不運で、2016年12月に「25歳ルール」ができてしまいます。
「25歳ルール」とは、25歳以下でのMLB移籍はアマチュア選手扱いとなり、最低保障年俸でのスタートになってしまうもの。
それでも大谷選手は「年俸が下がってもMLB挑戦したい」と表明したことで、「大谷は金じゃない」というイメージがつきました。

【MLB】年俸調停権取得までの年俸は1億円以下
こうしてMLB挑戦した大谷選手ですが、アマチュア選手と同じ扱いはかなり過酷です。
一番辛いのが、年俸調停権取得前のMLB経験3年以下の選手の扱い。
3年目までは球団が年俸額を決め、選手はその金額に従わざるを得ないルールになっています。
その後、MLB4年目に突入すると、選手は年俸調停権を得ることができます。
年俸調停権を取得すると年俸について球団と対等に話し合えるようになるので、年俸が跳ね上がります。
下記は大谷選手のMLBにおける年俸推移ですが、年俸調停権取得後の4年目から年俸が一気に跳ね上がっていることがお分かりいただけるはずです。
1年目:$545,000(約6,500万円)
2年目:$650,000(約7,800万円)
3年目:$259,259(約3,100万円)※短縮シーズンのため減額
年俸調停権取得
4年目:$3,000,000(約3.6億円)
5年目:$5,500,000(約6.6億円)
6年目:$30,000,000(約36億円)
FA権取得
2023年の年俸はMLB全体で15位
大谷選手の2023年の年俸は3000万ドル(約36億円)です。
この金額はMLB全体で見ると15位に位置します。
まだFAでない大谷選手がこの位置にいることは、実はかなりすごいことです。
年収の1~2%分を通訳の水原一平氏の専属通訳分として支払っていて、常に大谷選手をサポートしている水原氏に感謝の意を示しています。

大谷翔平の2024年の年俸予想
年俸調停権を持つ選手の年俸額で史上最高額を更新した大谷選手。

FA取得後の大谷選手は、更にものすごい年俸総額で契約すると見られています。
報道で出ている噂がこちら。
- 10年総額6億ドル(約720億円):1年あたり72億円
- 7年総額2億8000万ドル(約336億円)~8年総額3億2000万ドル(約416億円):1年あたり48億~52億円
この他、Spotracでは9年総額3億2631万2657ドル(約392億円)という予想も出ていますが、これはバッターの数字のみを考慮した場合です。
バッターだけでもジャッジ選手(9年総額3億6000万ドル)に匹敵するレベルとされており、これに投手としての評価も加わります。

【追記】2023年8月24日の試合で肘の靭帯損傷が判明したことで、FAでの大型契約に暗雲が立ち込めています。

いずれにしても、エースと主力バッターを一気に手に入れるようなものなので、MLBトップクラスの年俸を手にすることは間違いないと見られています。
この圧倒的な金額から、もしエンゼルスから移籍するとなると資金力のある球団に限られてきます。
移籍先はドジャースやメッツとも言われていますが、詳しくは下記の記事で紹介しています。

大谷翔平の生涯獲得年俸はいくら?
大谷翔平選手の2023年時点での生涯獲得年俸額は約55億円です。
NPB契約金 | 1億円 |
NPB総年俸額 | 6億1,500万円 |
MLB契約金+年俸額 | 47億9,400万円 |
生涯年俸(日本円) | 約55億円 |
大谷選手はここまでで既に55億円稼いでいますが、前述の通り2023年オフのFAでの契約からがむしろ本番です。
FAでの契約は総額数百億円規模とも言われ、それに加えてえげつない金額のスポンサー契約。
そんな莫大な財産を築くことになる大谷選手が誰と結婚するかはファンの関心事です。
大谷選手の結婚事情については、こちらの記事で詳しく解説しています。

【2023年】大谷翔平の年俸推移!2024年の年俸予想や生涯獲得年俸は?【まとめ】
この記事では、2023年の大谷選手の年俸や推移の紹介、2024年の年俸予想をしてきました。
大谷選手の年俸推移は、日本ハムファイターズで2.7億円まで上がったものの、エンゼルス最初の3年間はアマチュア選手扱いで最低保障年俸でのプレイとなり、1億円以下でした。
年俸調停権取得後は年俸がグッと上がり、2023年は3,000万ドル(約36億円)まで上昇。
大谷選手の2024年以降の年俸は50億円や70億円とも言われていて、MLBの最高年俸選手になる可能性が高いとされています。
