日本とメジャーで主にリリーフ投手として活躍した岡島秀樹氏。
ボストン・レッドソックスでは2007年のワールドシリーズ制覇に貢献するなど、通算84ホールドをあげる活躍を見せました。
この記事では、そんな岡島秀樹氏の年俸推移や生涯年俸額、メジャーの年金額について紹介していきます。
岡島秀樹の年俸推移と年度別成績【巨人/日本ハム/メジャー/ソフトバンク/横浜】
日本とメジャーで活躍した岡島秀樹氏の年俸推移と年度別成績がこちら。
年度(年齢) | 所属 | 年俸 ※M=百万 | 成績 | 特記事項 |
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1994(19歳) | 巨人 | 480万円 | 一軍登板なし | 契約金6500万円 |
1995(20歳) | 巨人 | 500万円 | 1試 0勝0敗 防1.80 | – |
1996(21歳) | 巨人 | 560万円 | 5試 1勝0敗 防0.71 | – |
1997(22歳) | 巨人 | 960万円 | 25試 4勝9敗 防3.46 | – |
1998(23歳) | 巨人 | 2100万円 | 14試 3勝6敗 防4.33 | – |
1999(24歳) | 巨人 | 1800万円 | 37試 4勝1敗 防2.97 | – |
2000(25歳) | 巨人 | 3600万円 | 56試 5勝4敗 7S 防3.11 | – |
2001(26歳) | 巨人 | 7400万円 | 58試 2勝1敗 25S 防2.76 | – |
2002(27歳) | 巨人 | 1億800万円 | 52試 6勝3敗 防3.40 | – |
2003(28歳) | 巨人 | 1億800万円 | 41試 2勝3敗 防4.89 | – |
2004(29歳) | 巨人 | 1億円 | 53試 4勝3敗 5S 防3.09 | – |
2005(30歳) | 巨人 | 1億600万円 | 42試 1勝0敗 防4.75 | オフにトレード |
2006(31歳) | 日本ハム | 6400万円 | 55試 2勝2敗 4S 防2.14 | オフにFA権行使 |
2007(32歳) | BOS | $1,225,000 1億4700万円 | 66試 3勝2敗 5S 防2.22 | 2年契約1年目 |
2008(33歳) | BOS | $1,275,000 1億5300万円 | 64試 3勝2敗 1S 防2.61 | 2年契約2年目 |
2009(34歳) | BOS | $1,750,000 2億1000万円 | 68試 6勝0敗 防3.39 | 契約延長オプション行使 |
2010(35歳) | BOS | $2,750,000 3億3000万円 | 56試 4勝4敗 防4.50 | – |
2011(36歳) | BOS | $1,750,000 2億1000万円 | 7試 1勝0敗 防4.32 | – |
2012(37歳) | ソフトバンク | 3500万円 | 56試 0勝2敗 9S 防0.94 | – |
2013(38歳) | OAK | $490,000 5900万円 | 5試 0勝0敗 防2.25 | マイナー契約スタート |
2014(39歳) | ソフトバンク | 5500万円 | 44試 4勝4敗 防2.11 | – |
2015(40歳) | 横浜 | 6000万円 | 10試 0勝2敗 防8.59 | – |
- BOS:ボストン・レッドソックス
- OAK:オークランド・アスレチックス
日本ハムからFAでメジャー挑戦
1993年のドラフト3位で巨人に入団した岡島秀樹氏。
巨人では2年目から一軍で投げ始め、当初は先発として育成されていたものの、後にリリーフに転向。
巨人には通算で12年在籍したものの、徐々に安定感を欠き始め、2006年の開幕直前に日本ハムへトレード。
日本ハムではセットアッパーとして20ホールド、防御率2.14と好成績を残してオフにFA宣言。
ボストン・レッドソックスと2年総額250万ドルで契約を交わしました。
これで一気に自己最高年俸額を更新し、6400万円から1億4700万円まで上昇。
MLBで自身最高年俸に到達
岡島氏は、ボストン・レッドソックスでリリーフピッチャーとして大活躍。
メジャー4年目となる2010年には、自己最高年俸となる$2,750,000(3億3000万円)に到達。
リリーフだったためか契約金額は先発ほど高くはなりませんでしたが、それでも日本での最高年俸1億800万円と比較すると3倍です。
MLBのチームがこれだけの高い年俸を払える理由については、こちらの記事で詳しく解説しています。
岡島秀樹の生涯年俸は?現在はどんな仕事をしている?
日本とメジャーで活躍した岡島秀樹氏の生涯年俸は19億8400万円です。
NPB契約金 | 6500万円 |
NPB総年俸額 | 8億1000万円 |
MLB契約金+年俸額 | 11億900万円 |
生涯年俸(日本円) | 19億8400万円 |
岡島氏は現在、解説者や巨人米国OBスカウト西地区担当として活動。
また、古田敦也氏のYouTube「フルタの方程式」に出演して話題になりました。
レッドソックスの元同僚の松坂大輔氏ほどの生涯年俸はありませんが、楽しく第二の人生を送るには十分な金額を稼いでいます。
岡島秀樹はメジャーリーグ年金をいくらもらえる?
岡島秀樹氏はメジャーの年金をもらうことができます。
岡島氏のメジャー登録日数は4年と55日なので、受給資格であるメジャー登録日数が43日以上を満たしています。
金額は年間9万7750万ドル(約1170万円)で、62歳から一生涯もらい続けることができます。
この年金制度によって、岡島氏は老後の心配をすることはなさそうですね!
メジャー年金の内容については、こちらの記事で詳しく解説しています。