「大魔神佐々木」として落差の大きいフォークを武器に抑え投手として活躍した佐々木主浩氏。
引退後は馬主やレーシングチームの総監督としても活動しており、一体いくら資産を持ってるの？と気になる方が多いようです。
そこでこの記事では、佐々木主浩氏の現役時代の年俸推移や今までに稼いできた総年俸額について紹介していきます。
佐々木主浩の年俸推移と成績一覧【横浜/メジャー】
佐々木主浩氏のメジャー時代を含む年俸推移と成績一覧がこちら。
| 年度（満年齢） | チーム | 年俸（日本円） | 成績 | 特記事項 |
|---|---|---|---|---|
| 1990（23歳） | 横浜 | 600万円 | 16試 2勝4敗 2S 防5.85 | 契約金6000万円 |
| 1991（24歳） | 横浜 | 980万円 | 58試 6勝9敗 17S 防2.00 | – |
| 1992（25歳） | 横浜 | 2550万円 | 53試 12勝6敗 21S 防2.46 | – |
| 1993（26歳） | 横浜 | 5550万円 | 38試 3勝6敗 20S 防3.27 | – |
| 1994（27歳） | 横浜 | 6000万円 | 31試 3勝1敗 10S 防2.15 | – |
| 1995（28歳） | 横浜 | 6900万円 | 47試 7勝2敗 32S 防1.75 | – |
| 1996（29歳） | 横浜 | 1億4000万円 | 39試 4勝3敗 25S 防2.90 | – |
| 1997（30歳） | 横浜 | 1億7500万円 | 49試 3勝0敗 38S 防0.90 | – |
| 1998（31歳） | 横浜 | 3億3000万円 | 51試 1勝1敗 45S 防0.64 | – |
| 1999（32歳） | 横浜 | 5億円 | 23試 1勝1敗 19S 防1.93 | オフにFA権行使 |
| 2000（33歳） | SEA | $4,000,000 4億8000万円 | 63試 2勝5敗 37S 防3.16 | 3年契約1年目 |
| 2001（34歳） | SEA | $4,666,667 5億6000万円 | 69試 0勝4敗 45S 防3.24 | 3年契約2年目 |
| 2002（35歳） | SEA | $5,070,000 6億1000万円 | 61試 4勝5敗 37S 防2.52 | 3年契約3年目 |
| 2003（36歳） | SEA | $8,000,000 9億6000万円 | 35試 1勝2敗 10S 防4.05 | – |
| 2004（37歳） | 横浜 | 6億5000万円 | 25試 1勝2敗 19S 防3.18 | 2年契約1年目 |
| 2005（38歳） | 横浜 | 6億5000万円 | 9試 0勝3敗 4S 1H 防9.00 | 2年契約2年目 |
- SEA：シアトル・マリナーズ
プロ野球史上初の5億円プレーヤー
1989年ドラフト1位で横浜大洋ホエールズに入団した佐々木主浩氏は、ルーキーイヤーから一軍で活躍。
当初は先発としての起用もありましたが、ほどなくリリーフに専念。
とはいえ、当時はリリーフでも回またぎは当たり前で、イニング数は結構投げていました。
アッキー単純計算で1登板あたり2イニングです！
2年目から抑えに定着し、そこからメジャー挑戦までに5回の最優秀救援投手を獲得。
- 1992年
- 1995年
- 1996年
- 1997年
- 1998年
特にベイスターズが日本一を達成した1998年は、51試合で45S、防御率0.64と圧巻の成績。
全く打たれる気配がなかったことから、「ベイスターズとの試合は8回で試合終了」と言われていました。
この成績により、年俸はプロ野球史上初の5億円に到達しました。
メジャーで自己最高年俸に到達
佐々木氏は1999年オフにFA権を行使し、メジャー挑戦を表明。
3年契約でシアトル・マリナーズに入団し、メジャー通算129セーブと大活躍。
モグルくんメジャーでも愛称は「Daimajin（大魔神）」でした。
マリナーズのクローザーとしての活躍が認められ、メジャー4年目も再契約。
その時の年俸が800万ドル（9億6000万円）で、これが自己最高年俸となりました。
横浜復帰後の年俸額は今でも歴代で上位
2003年は若干衰えが見えていて、オフには「日本で家族と過ごしたい」と日本復帰を表明。
佐々木氏は「復帰するなら横浜」と明言していたこともあり、横浜に復帰しました。
その時の年俸が6億5000万円で、これはプロ野球歴代年俸ランキングにおいて5位に相当します。
佐々木主浩はメジャーリーグの年金をもらえる？
佐々木主浩氏はメジャーリーグの年金を受け取る資格があります。
MLBの年金はプレイ年数10年を満期とし、満期の場合は年額約2800万円を62歳から一生涯もらい続けることができるというもの。
受給資格はメジャー登録日数が43日に達した時点でもらえるため、佐々木氏も受給資格があります。
プレイ年数が10年に満たない場合は、該当期間で割って算出。
佐々木氏は4年プレイしたため、年間約1120万円をMLBからの年金としてもらうことができます。
佐々木主浩の生涯年俸額は？
佐々木主浩氏の生涯年俸額は53億4080万円です。
| 項目 | 日本円 |
|---|---|
| NPBドラフト契約金 | 6000万円 |
| NPBの総年俸額 | 26億7080万円 |
| MLBの総年俸額 | 26億1000万円 |
| 生涯年俸 | 53億4080万円 |
佐々木氏は現役時代に稼いだ年俸を元手に、最低でも10億円以上の資産を持っていると思われます。
引退後は野球解説者や評論家としての野球と関わりながら、馬主やレーシングチームの総監督としても活動。
充実した引退後の生活を送っているようです。
佐々木主浩の年俸推移！生涯年俸はいくら？メジャーでの成績や年金は？【まとめ】
この記事では、佐々木主浩氏の現役時代の年俸推移や今までに稼いできた総年俸額について紹介しました。
佐々木主浩氏の生涯年俸額は53億4080万円。
62歳からはMLBの年金ももらえるため、引退後はお金を惜しまずに好きなことをして楽しめているようです。
