この記事では、福岡ソフトバンクホークス(ダイエー・南海時代含む)における歴代開幕投手一覧を投球成績付きで紹介していきます。
福岡ソフトバンクホークス歴代開幕投手一覧
福岡ソフトバンクホークス(ダイエー・南海時代含む)の歴代開幕投手一覧です。
1970年以降の記録です。
年度 | 開幕投手 | 回数 | 投球成績 | 勝敗 |
---|---|---|---|---|
2024年 | 有原航平 | 初 | – | – |
2023年 | 大関友久 | 初 | 7回 自責点0 | 勝 |
2022年 | 千賀滉大 | 3 | 7回 自責点1 | – |
2021年 | 石川柊太 | 初 | 7回 自責点1 | 勝 |
2020年 | 東浜巨 | 初 | 5回 自責点0 | – |
2019年 | 千賀滉大 | 2 | 6回 自責点0 | – |
2018年 | 千賀滉大 | 初 | 7回 自責点0 | – |
2017年 | 和田毅 | 4 | 8回 自責点1 | 勝 |
2016年 | 摂津正 | 5 | 3回 自責点5 | 負 |
2015年 | 摂津正 | 4 | 8回 自責点0 | 負 |
2014年 | 摂津正 | 3 | 6.2回 自責点3 | 勝 |
2013年 | 摂津正 | 2 | 6回 自責点1 | 勝 |
2012年 | 摂津正 | 初 | 7回 自責点0 | 勝 |
2011年 | 和田毅 | 3 | 9回 自責点2 | – |
2010年 | 杉内俊哉 | 2 | 6回 自責点3 | 勝 |
2009年 | 和田毅 | 2 | 9回 自責点0 | 勝 |
2008年 | 杉内俊哉 | 初 | 7.1回 自責点1 | – |
2007年 | 斉藤和巳 | 4 | 6.1回 自責点4 | – |
2006年 | 斉藤和巳 | 3 | 8回 自責点2 | 勝 |
2005年 | 和田毅 | 初 | 7.2回 自責点1 | 勝 |
2004年 | 斉藤和巳 | 2 | 9回 自責点3 | 勝 |
2003年 | 斉藤和巳 | 初 | 7.2回 自責点1 | 勝 |
2002年 | 田之上慶三郎 | 初 | 7.1回 自責点1 | – |
2001年 | 西村龍次 | 3 | 5.1回 自責点3 | 負 |
2000年 | 西村龍次 | 2 | 4回 自責点4 | – |
1999年 | 西村龍次 | 初 | 8.1回 自責点1 | 負 |
1998年 | 工藤公康 | 3 | 9回 自責点1 | 勝 |
1997年 | 武田一浩 | 初 | 6回 自責点2 | 勝 |
1996年 | 工藤公康 | 2 | 6回 1自責点6 | – |
1995年 | 工藤公康 | 初 | 3.2回 自責点8 | – |
1994年 | 吉田豊彦 | 初 | 9回 自責点6 | 勝 |
1993年 | 村田勝喜 | 3 | 6.2回 自責点4 | 勝 |
1992年 | 村田勝喜 | 2 | 6.2回 自責点5 | – |
1991年 | 村田勝喜 | 初 | 9回 自責点2 | 勝 |
1990年 | 藤本修二 | 初 | 4回 自責点4 | – |
1989年 | 山内孝徳 | 5 | 8.1回 自責点4 | 負 |
1988年 | 西川佳明 | 初 | 8回 自責点1 | 負 |
1987年 | 山内孝徳 | 4 | 7回 自責点2 | – |
1986年 | 山内孝徳 | 3 | 7回 自責点5 | 負 |
1985年 | 山内孝徳 | 2 | 7回 自責点3 | – |
1984年 | 山内和宏 | 初 | 9回 自責点0 | 勝 |
1983年 | 山内孝徳 | 初 | 7回 1自責点6 | – |
1982年 | 山内新一 | 6 | 4.1回 自責点4 | 負 |
1981年 | 山内新一 | 5 | 8回 自責点3 | 勝 |
1980年 | 山内新一 | 4 | 6回 自責点3 | 勝 |
1979年 | 藤田学 | 初 | 3回 自責点3 | 負 |
1978年 | 山内新一 | 3 | 5.1回 自責点3 | 負 |
1977年 | 山内新一 | 2 | 9.1回 自責点3 | 負 |
1976年 | 山内新一 | 初 | 8回 自責点3 | 勝 |
1975年 | 江本孟紀 | 3 | 7回 自責点3 | 負 |
1974年 | 江本孟紀 | 2 | 8回 自責点2 | 負 |
1973年 | 江本孟紀 | 初 | 7回 自責点2 | – |
1972年 | 西岡三四郎 | 3 | 7回 自責点4 | 負 |
1971年 | 西岡三四郎 | 2 | 3.2回 自責点4 | – |
1970年 | 西岡三四郎 | 初 | 4回 自責点1 | 負 |
【ホークス開幕投手】歴代最多経験者は誰?
福岡ソフトバンクホークス(ダイエー・南海時代含む)において開幕投手を務めた回数が一番多いのは山内新一の6回。
ホークスの歴代開幕投手回数のランキングはこのようになっています。
連続年数記録は摂津正が持っており、2012~16年の5年連続。
3位タイは4回で、南海時代のエース・杉浦、ダイエー後期~ソフトバンク初期にかけてのエース・斉藤、いまだ現役の和田が達成しています。
【ホークス開幕投手】最多勝利は誰が何勝?
福岡ソフトバンクホークス(ダイエー・南海時代含む)の開幕投手の中で勝利数最多は杉浦忠・山内新一・斉藤和巳・和田毅・摂津正の5人が3勝で並びました。
- 杉浦忠:3勝/4試合
- 山内新一:3勝/6試合
- 斉藤和巳:3勝/4試合
- 和田毅:3勝/4試合
- 摂津正:3勝/5試合
【1位タイ】杉浦忠:3勝
南海ホークス時代のエースだった杉浦忠は、3年連続を含む4回の開幕投手で3勝をあげました。
キャリアが13年と比較的短く、しかも怪我でキャリア後半はリリーフ転向したものの通算187勝をあげた大エースでした。
- 1958年:7回 自責点2(勝)
- 1959年:7回 自責点4(勝)
- 1960年:7回 自責点4(負)
- 1965年:9回 自責点1(勝)
【1位タイ】山内新一:3勝
山内新一はホークス最多となる6度の開幕投手を務め、3勝をあげました。
技巧派投手で奪三振が極端に少なく、打者を圧倒するタイプではなかったものの、通算勝利数は143勝をマーク。
- 1976年:8回 自責点3(勝)
- 1977年:9.1回 自責点3(負)
- 1978年:5.1回 自責点3(負)
- 1980年:6回 自責点3(勝)
- 1981年:8回 自責点3(勝)
- 1982年:4.1回 自責点4(負)
【1位タイ】斉藤和巳:3勝
斉藤和巳は通算4度開幕投手を務め、3勝をあげました。
ダイエーの最終盤~ソフトバンクに変わってすぐにかけての不動のエース。
怪我に泣かされ続けたことで有名で、一軍でフル稼働したのは約4年にとどまるものの、その4年のうち2度で沢村賞を獲得するなど爆発力がすごい投手でした。
- 2003年:7.2回 自責点1(勝)
- 2004年:9回 自責点3(勝)
- 2006年:8回 自責点2(勝)
- 2007年:6.1回 自責点4(なし)
【1位タイ】和田毅:3勝
和田毅は通算4度開幕投手を務め、3勝をあげました。
ほとんどの場合、開幕投手は数年連続やそれに近い形で務めるのが通例ですが、和田は初回の2005年から飛び石的に数年に一度開幕投手を務め、初回と最後の間が12年も空いている稀有なパターンです。
しかも全てハイクオリティスタート(HQS:7回自責点2以内)で4勝してもおかしくない成績。
- 2005年:7.2回 自責点1(勝)
- 2009年:9回 自責点0(勝)
- 2011年:9回 自責点2(なし)
- 2017年:8回 自責点1(勝)
【1位タイ】摂津正:3勝
摂津正は5年連続で5回開幕投手を務め、3勝をあげました。
高い制球力とシンカーを武器にキャリア初期はセットアッパーとして活躍し、その後先発へ転向。
先発転向後は5年連続2ケタ勝利をあげるなど、通算79勝、73ホールドの成績を残しました。
- 2012年:7回 自責点0(勝)
- 2013年:6回 自責点1(勝)
- 2014年:6.2回 自責点3(勝)
- 2015年:8回 自責点0(負)
- 2016年:3回 自責点5(負)
【番外編】千賀滉大:3先発で20イニングを投げて防御率0.45でも勝利なし
投球のクオリティで言うと千賀は3勝の価値があったと言えます。
3先発で20回を投げて自責点1(防御率0.45)と圧倒しており、一つも勝ち星が付かなかったのは残念の一言です。
- 2018年:7回 自責点0(なし)
- 2019年:6回 自責点0(なし)
- 2022年:7回 自責点1(なし)