ヤクルトの守護神・田口麗斗投手。
2023年は国内FA権も取得し、今オフにFA権行使すれば目玉になること間違いなしのピッチャーです。
この記事では、ヤクルト・田口投手の2023年の年俸額や過去の年俸推移、これまでに稼いだ総年俸額について紹介していきます。
田口麗斗の2023年の年俸は安い?【ヤクルト】
田口麗斗投手の2023年の年俸は8800万円です。
【2023年】田口麗斗は年俸ランキングで何位?
プロ野球全体 | 142位 |
ヤクルトスワローズ | 15位 |
ヤクルト・田口投手の年俸ランキングはプロ野球全体で142位。
ヤクルトスワローズのチーム内では15位。
FAランクではギリギリBランクとなり、もしFAで他球団に移籍する場合は補償が必要になります。
ネット上では「田口の年俸は安い」と言われたりもしていますが、チーム内ではそれなりに上位につけています。

田口麗斗の年俸推移と年度別成績【巨人/ヤクルト】
田口麗斗投手の年俸推移と年度別成績がこちら。
年度(満年齢) | チーム | 年俸 | 成績 | 特記事項 |
---|---|---|---|---|
2014(19歳) | 巨人 | 600万円 | 一軍登板なし | 契約金5000万円 |
2015(20歳) | 巨人 | 630万円 | 13試 3勝5敗 防2.71 | – |
2016(21歳) | 巨人 | 1800万円 | 26試 10勝10敗 防2.72 | – |
2017(22歳) | 巨人 | 5000万円 | 26試 13勝4敗 防3.01 | – |
2018(23歳) | 巨人 | 9000万円 | 16試 2勝8敗 防4.80 | – |
2019(24歳) | 巨人 | 7500万円 | 55試 3勝3敗 1S 14H 防4.13 | – |
2020(25歳) | 巨人 | 8500万円 | 26試 5勝7敗 1S 2H 防4.63 | – |
2021(26歳) | ヤクルト | 7000万円 | 33試 5勝9敗 4H 防4.02 | – |
2022(27歳) | ヤクルト | 7000万円 | 45試 1勝1敗 2S 18H 防1.25 | – |
2023(28歳) | ヤクルト | 8800万円 | – | – |
最高年俸は9000万円
2013年ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団した田口麗斗投手。
「東の松井裕樹、西の田口麗斗」という前評判の通り、高卒にもかかわらず2年目から一軍で活躍。

先発投手として3年目の2016年には10勝、翌2017年には13勝をあげて、その年のオフに自己最高年俸の9000万円に到達しました。
2017年の13勝を境に先発で結果を出せなくなり、中継ぎに配置転換されてもパッとしなくなっていた時、ヤクルトにトレードが決まりました。
2023年は国内FA権取得でFA市場の目玉投手に
このヤクルト移籍から田口投手の成績は好転。
2022年はセットアッパーとして45試合に登板し、防御率1.25、WHIP1.03とキャリアハイの成績を記録。

2023年は抑えを任され、7月28日時点で22セーブをあげる活躍。

30セーブも射程圏内です。
そんな大活躍をしている田口投手ですが、2023年7月19日に国内FA権を取得。
もしFA権を行使すれば、複数球団で争奪戦になること間違いなしの目玉投手の一人と言われています。
- 中継ぎ・抑えの両方においてレベルが高い投手であることを証明済。
- いざとなれば先発もできる。
- しかも希少な左投手。



これだけの条件を合わせ持つ投手はなかなかいません。


田口麗斗がFAの場合の年俸額は?
田口投手がもしFA権行使した場合、移籍後の年俸は1億7000万円~2億円になると予想します。
契約年数は、まだ28歳と若いことから4~5年が期待できます。
過去のFA移籍したリリーフ投手から推測
歴代のFA移籍したリリーフ・中継ぎ投手の年俸変動一覧がこちら。
選手名 | FA時年齢 | FA宣言年の成績 | 前年度年俸 | FA後年俸 | 差額 |
---|---|---|---|---|---|
小林宏之 | 32歳 | 29S 防2.21 | 1億7000万円 | 2億5000万円 | +8000万円 |
森福允彦 | 30歳 | 16H 防2.00 | 1億2000万円 | 2億円 | +8000万円 |
増井浩俊 | 33歳 | 27S 防2.39 | 2億2000万円 | 3億円 | +8000万円 |
又吉克樹 | 31歳 | 33H 8S 防1.28 | 4200万円 | 1億5000万円 | +1億800万円 |
この表から、防御率2点台前半で20後半のセーブをあげた場合のアップ額は、8000万円増が相場になります。
もし田口投手が今シーズンこのレベルの成績で着地した場合は、今季の年俸8800万円+8000万円で約1億7000万円になると予想できます。
防御率1点台で30セーブ以上の場合
田口投手には、防御率1点台で30セーブ以上を達成するチャンスも十分に残されており、その場合は更なる上積みも期待できます。
以前、中日の又吉投手がソフトバンクへ移籍した時は、防御率1.28で1億800万円増となりました。
このケースに倣えば、8800万円からの1億1200万円アップで一気に2億円も夢ではありません。
田口麗斗の生涯年俸額は?
田口麗斗投手の生涯年俸額は6億830万円です。
ドラフト契約金 | 5000万円 |
総年俸額 | 5億5830万円 |
生涯年俸 | 6億830万円 |
【2023年】田口麗斗の年俸推移と成績!FAの予想年俸や生涯年俸額は?【まとめ】
この記事では、ヤクルト・田口投手の2023年の年俸額や過去の年俸推移、これまでに稼いだ総年俸額について紹介しました。
田口麗斗投手の2023年の年俸額は8800万円、これまでに稼いだ総年俸額は6億830万円です。
FA宣言については、本人は何も発言をしていないものの、報道では巨人への出戻りや故郷・広島への移籍の噂が取り沙汰されています。

