この記事では、東北楽天ゴールデンイーグルスにおける歴代開幕投手一覧を投球成績付きで紹介していきます。
東北楽天ゴールデンイーグルス歴代開幕投手一覧
東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代開幕投手一覧です。
球団が創設された2005年以降の記録です。
年度 | 開幕投手 | 回数 | 投球成績 | 勝敗 |
---|---|---|---|---|
2024年 | 早川隆久 | 初 | – | – |
2023年 | 田中将大 | 2 | 5.2回 自責点1 | 勝 |
2022年 | 則本昂大 | 7 | 5.1回 自責点3 | 負 |
2021年 | 涌井秀章 | 初 | 7回 自責点0 | 勝 |
2020年 | 則本昂大 | 6 | 7回 自責点1 | 勝 |
2019年 | 岸孝之 | 初 | 4.1回 自責点2 | – |
2018年 | 則本昂大 | 5 | 7回 自責点1 | – |
2017年 | 美馬学 | 初 | 6回 自責点3 | – |
2016年 | 則本昂大 | 4 | 7回 自責点3 | 勝 |
2015年 | 則本昂大 | 3 | 6回 自責点0 | 負 |
2014年 | 則本昂大 | 2 | 9回 自責点1 | 勝 |
2013年 | 則本昂大 | 初 | 6.1回 自責点4 | 負 |
2012年 | 田中将大 | 初 | 6回 自責点2 | 負 |
2011年 | 岩隈久志 | 6 | 8.1回 自責点3 | 勝 |
2010年 | 岩隈久志 | 5 | 8回 自責点1 | 負 |
2009年 | 岩隈久志 | 4 | 6回 自責点1 | 勝 |
2008年 | 岩隈久志 | 3 | 7回 自責点1 | – |
2007年 | 岩隈久志 | 2 | 6回 自責点4 | 負 |
2006年 | 一場靖弘 | 初 | 6回 自責点3 | 負 |
2005年 | 岩隈久志 | 初 | 9回 自責点1 | 勝 |
【楽天開幕投手】歴代最多経験者は誰?
東北楽天ゴールデンイーグルスにおいて開幕投手を務めた回数が一番多いのは則本昂大の7回。
回数ランキングはこのようになっています。
- 則本昂大:7回(最高で4年連続)
- 岩隈久志:6回(最高で5年連続)
- 田中将大:2回
2位は楽天の初代エース・岩隈の6回で、5年連続は球団の連続年数記録です。
意外にも田中将大が2回のみにとどまっていますが、これはキャリア初期に不動のエース・岩隈がいたことと、岩隈がメジャー移籍してからすぐに自身もメジャーに行ったため、そもそも開幕投手の機会が少なかったのが理由です。
【楽天開幕投手】最多勝利は誰が何勝?
東北楽天ゴールデンイーグルスの開幕投手の中で勝利数最多は岩隈久志と則本昂大の3勝。
勝利数ランキングはこのようになっています。
- 岩隈久志:3勝/6試合
- 則本昂大:3勝/7試合
- 田中将大:1勝/2試合
- 涌井秀章:1勝/1試合
【1位タイ】岩隈久志:3勝
岩隈久志は球団初年度の開幕投手を務めて初勝利投手になるなど、球団創設初期のエースとして活躍。
日米通算170勝。楽天であげた通算勝利数は65勝で球団歴代3位の記録となります。
- 2005年:9回 自責点1(勝)
- 2007年:6回 自責点4(負)
- 2008年:7回 自責点1(なし)
- 2009年:6回 自責点1(勝)
- 2010年:8回 自責点1(負)
- 2011年:8.1回 自責点3(勝)
【1位タイ】則本昂大:3勝
則本昂大は楽天一筋で通算114勝、球団歴代2位の記録を持っている直近の楽天のエース。
ルーキーで開幕投手を務めたレア記録を持っており、1984年にヤクルトの高野光が務めて以来29年ぶりのことでした。
- 2013年:6.1回 自責点4(負)
- 2014年:9回 自責点1(勝)
- 2015年:6回 自責点0(負)
- 2016年:7回 自責点3(勝)
- 2018年:7回 自責点1(なし)
- 2020年:7回 自責点1(勝)
- 2022年:5.1回 自責点3(負)
【3位タイ】田中将大:1勝
田中将大は2024年シーズン開幕時点で日米通算197勝をあげており、楽天では通算119勝で球団歴代1位となる勝利数を誇ります。
楽天での開幕投手の経験は2度にとどまりますが、MLBのヤンキースでは4度の開幕投手を経験し1勝をマークしています。
- 2012年:6回 自責点2(負)
- 2023年:5.2回 自責点1(勝)
【3位タイ】涌井秀章:1勝
涌井秀章は楽天以外にもロッテ、西武で開幕投手を合計10回務めました。
西武で5戦3勝、ロッテで4戦2勝と来て、楽天で勝利をあげ、3球団で開幕投手としての勝利を達成しました。
これはプロ野球史上初の快挙です。
- 2021年:7回 自責点0(勝)