2012年に引退してからもなおレジェンドとして語り継がれる松井秀喜氏。
日米の金持ち球団と言われる巨人とヤンキースで長年活躍したことから、現役時代の生涯年俸はいくら?と気になる方が多いようです。
そこでこの記事では、松井秀喜氏の年俸推移や生涯年俸額、現在の年収やメジャーリーグの年金がもらえるかどうかについて紹介していきます。
【巨人/メジャー】松井秀喜の年俸推移【日本円】
巨人やメジャーで活躍した松井秀喜氏の年俸推移がこちら。
年度(年齢) | 所属 | 年俸 ※M=百万 | 特記事項 |
---|---|---|---|
1993(19歳) | 巨人 | 720万円 | 契約金1億2000万円 |
1994(20歳) | 巨人 | 1900万円 | – |
1995(21歳) | 巨人 | 6200万円 | – |
1996(22歳) | 巨人 | 8000万円 | – |
1997(23歳) | 巨人 | 1億6000万円 | – |
1998(24歳) | 巨人 | 2億2000万円 | – |
1999(25歳) | 巨人 | 2億8000万円 | – |
2000(26歳) | 巨人 | 3億5000万円 | – |
2001(27歳) | 巨人 | 5億円 | – |
2002(28歳) | 巨人 | 6億1000万円 | オフにFA権行使 |
2003(29歳) | NYY | $7M(8.4億円) | 3年契約1年目 |
2004(30歳) | NYY | $7M(8.4億円) | 3年契約2年目 |
2005(31歳) | NYY | $7M(8.4億円) | 3年契約3年目 |
2006(32歳) | NYY | $13M(15.6億円) | 4年契約1年目 |
2007(33歳) | NYY | $13M(15.6億円) | 4年契約2年目 |
2008(34歳) | NYY | $13M(15.6億円) | 4年契約3年目 |
2009(35歳) | NYY | $13M(15.6億円) | 4年契約4年目 |
2010(36歳) | LAA | $6M(7.8億円) | – |
2011(37歳) | OAK | $4.25M(5.1億円) | – |
2012(38歳) | TB | $0.9M(1億円) | マイナー契約スタート |
- NYY:ニューヨーク・ヤンキース
- LAA:ロサンゼルス・エンゼルス
- OAK:オークランド・アスレチックス
- TB:タンパベイ・レイズ
日本では年俸が一度も下がったことがない
松井秀喜氏は、1992年のドラフト1位で巨人に入団。
もはや説明が不要なほどのレジェンドであり、日本のプロ野球10年間でこのような成績を残しています。
- 通算332本塁打
- 通算OPS.996
- 本塁打王:3回
- 打点王:3回
- 首位打者:1回
- シーズンMVP:3回
- ベストナイン:8回
大きな怪我もなく試合に出続けることで、年俸が一度も下がることなく、NPBでの最高年俸は6億1000万円に達しました。
これは今でもNPB歴代10位の高額年俸です。
FAでのMLB移籍
もはや日本では敵なしとなった松井氏は、FA権行使によるメジャー移籍を決断。
今でこそ「一流選手はメジャーへ行くべき」という認識は普通になったものの、当時はそんな良いイメージではありませんでした。
それはメジャー挑戦時に松井氏が残したコメントが、ファンから「裏切り者」と呼ばれるのを恐れているような言い方だったことからも明らかです。
巨人においてはその後も、上原氏がFAでメジャー挑戦。
上原氏もポスティングで球団と揉めた経緯があったりと、あまりメジャー挑戦には積極的な球団ではありません。
MLBでの10年は歴代日本人メジャーリーガーの中で4位タイ
色々と物議を醸したMLB挑戦になった松井秀喜氏でしたが、ニューヨーク・ヤンキースで確固たる地位を築きました。
チャンスに強いクラッチヒッターでしたね。
ヤンキース退団後は数球団を渡り歩き、最終的に10年間MLBでプレイ。
MLBで10年以上プレイした選手は、歴代日本人メジャーリーガーの中でも片手で数えられるほどしかいません。
名前 | 年数 | MLB在籍期間 |
---|---|---|
イチロー | 19年 | 2001-2019 |
野茂英雄 | 12年 | 1995-2005, 2008 |
ダルビッシュ有* | 12年目 | 2012- |
大家友和 | 10年 | 1999-2007, 2009 |
松井秀喜 | 10年 | 2003-2012 |
松井秀喜の生涯年俸や資産は?
巨人やメジャーで活躍した松井秀喜氏の生涯年俸は125億5820万円です。
半分税金で持って行かれているとしても、資産は60億円以上はありそうです。
NPB契約金 | 1億2000万円 |
NPB総年俸額 | 22億8820万円 |
MLB契約金+年俸額 | 101億5000万円 |
生涯年俸(日本円) | 125億5820万円 |
松井氏は日本で10年、メジャーで10年プレイしたわけですが、獲得年俸において約5倍の差が開きました。
これはNPBとMLBにおける放送権料の圧倒的な差にあるのですが、詳しくはこちらの記事で解説しています。
松井秀喜はメジャーリーグの年金を受給可能?
前述の通り、松井秀喜氏はメジャーリーグにおけるプレイ年数が10年に達しています。
よって、松井氏はメジャーリーグの年金を満額受給することが可能です。(毎年約2800万円)
メジャーリーグの年金は62歳から一生涯もらい続けることができるもので、プレイ年数が10年で満期の23万ドル(2800万円)に達します。
MLB年金については、こちらの記事で詳しく解説しています。
松井秀喜の現在の年収は?
松井秀喜氏は現在アメリカ在住。
ニューヨークのアッパーウエストサイド地区にマンション、ニューヨークに近いコネチカット州に一軒家を保有していると言われています。
現在はヤンキースGM特別アドバイザーとしての活動を基本線としつつ、重要な行事がある場合は日本で活動を行っています。
ヤンキースGM特別アドバイザーとしての年収は5000万円ほどと言われています。
また、仲が良い上原浩治氏のYouTubeに出演し、話題になったこともありました。
松井秀喜の年俸推移!生涯年俸や現在の年収・資産は?メジャー年金はもらえる?【まとめ】
この記事では、松井秀喜氏の年俸推移や生涯年俸額、現在の年収やメジャーリーグの年金がもらえるかどうかについて紹介してきました。
松井氏の生涯年俸は125億5820万円で、2800万円にも及ぶメジャーリーグの年金を受給できます。
現在はアメリカでの引退後の生活を楽しんでいるようです。