古くは野茂選手やイチロー選手、近年では大谷選手など、日本で特筆すべき成績を残した選手はどんどんメジャー挑戦する傾向にあります。
2023年には藤浪晋太郎、千賀滉大、吉田正尚の3選手が新しくメジャーに移籍。
この記事では、2024年からメジャー挑戦する日本人選手が誰なのかを予想していきます。
【予想】2024年からメジャー挑戦しそうな日本人選手一覧
2024年からメジャー挑戦すると言われている日本人選手の一覧がこちら。
選手名 | 可能性 | 挑戦方法 | 2023年成績 ※9/16まで |
---|---|---|---|
山本由伸 | ほぼ間違いなし | ポスティング | 20試 14勝5敗 防1.26 WHIP0.88 |
今永昇太 | 可能性が高い | ポスティング | 20試 7勝3敗 防2.71 WHIP1.02 |
髙橋光成 | ポスティング | 22試 10勝8敗 防2.31 WHIP1.11 | |
上沢直之 | 球団の許可次第 | ポスティング | 22試 8勝8敗 防2.84 WHIP1.11 |
松井裕樹 | 本人の決断次第 | 海外FA | 50試 1勝3敗34S 7H 防1.68 WHIP0.89 |
岡本和真 | 可能性は低い | ポスティング | 127試 率.295 40本 92点 OPS1.006 |
それぞれの選手のメジャー行きの可能性について詳しく解説します。
【ほぼ間違いなし】山本由伸
2023年オフにメジャー行きほぼ間違いなしと言われているのが、オリックス・山本由伸選手。
2021年、2022年と2年連続で投手5冠を達成しており、2023年は更に無双状態にあることから実力的には問題なし。
2023年は2年連続ノーヒットノーランも達成!
2023年8月17日に25歳を迎えて、年齢的にも25歳ルールもクリアしています。
2021年からのオリックスのリーグ2連覇、日本一にも貢献し、2023年も優勝間近であることからもポスティングを拒否される心配もほぼありません。
しかもオリックスは若い投手が次から次へと出てくるため、世代交代の心配もありません。
ネット上の記事では200億、300億円といった契約規模の話も出てきていることからも、ほぼ当確と言っていいでしょう。
【可能性が高い】今永昇太
2023年オフにメジャー行きの可能性が高いと言われているのが、横浜DeNAベイスターズ・今永昇太選手。
WBCで決勝に先発登板して試合を作った度胸の良さやストレートの回転数の高さが高評価を受けています。
実力的には申し分ない選手ではありますが、怪我がちで規定投球回に到達したのが少ないことや、球団からポスティングの許可を得られるのかどうかが不透明なことがネックです。
シーズン終盤には「メジャースカウトが10球団終結した」「メジャーなら3年総額70億円以上」という報道もあり、メジャーからの注目度が高いピッチャーです。
【可能性がありそう】髙橋光成・上沢直之・松井裕樹
2023年オフすぐのメジャー挑戦は不透明なのが、髙橋光成・上沢直之・松井裕樹の3投手です。
髙橋光成【球団の許可おりず】
西武・髙橋光成選手は2022年オフにメジャー挑戦を直訴しました。
2022年から一気に飛躍を遂げて成績をかなり上げており、2023年も西武のエースと言っていい好成績を継続しています。
年齢も25歳を超えており、25歳ルールの適用を受ける心配はありませんが、唯一のネックは球団からのポスティングの許可を得られるかどうか。
球団からは「エースとしての投球を続けることができればポスティングもあり得る」ということで、2023年も継続して好成績を残したことからすると可能性はあるかもしれません。
残念ながら、2023年の成績を受けて球団からポスティングの許可がおりませんでした。
上沢直之
日本ハム・上沢直之選手も2022年オフにメジャー挑戦を直訴。
上沢選手の場合、ポスティングの許可を得る条件として、球団側と「180イニング以上、防御率2.50以下」という目標を共有しています。
今年は調子が悪い時も長いイニングを投げており、上記の目標値の達成の可能性は十分にあります。
日本ハムは昔からポスティング利用に寛容な球団であり、目標さえしっかり達成すればメジャー移籍の可能性は高そうです。
松井裕樹
「メジャーに興味はある」といった趣旨の発言をしている松井裕樹選手。
今年唯一の海外FA権行使でメジャー挑戦する選手になりそうで、松井選手だけは球団の許可関係なしに自分の意志でメジャー行きを決めることが可能です。
とはいえ、メジャーは中継ぎ投手の年俸評価が低いことや、WBCでメジャー球への適応に手こずったことで、メジャー挑戦は断念し生涯楽天を選択する可能性も秘めています。
もちろん松井選手の実力や残してきた実績は申し分なしです。
【2024年の可能性は低い】岡本和真
上記3名より可能性がかなり落ちるのが巨人の岡本和真選手。
巨人はかねてからポスティングを認めない球団として知られていて、岡本選手をポスティングで行かせる気はないという球団関係者の話が報道されました。
菅野智之選手や山口俊選手は例外とのこと。
2027年オフの海外FA権行使でのメジャー挑戦が基本線。
仮に球団との交渉が上手くいった場合は、2024年や2025年あたりのポスティングの可能性もありそうです。
【2025年以降】村上宗隆、平良海馬
2025年以降にメジャー挑戦すると言われているのが、村上宗隆(ヤクルト)・平良海馬(西武)の2選手。
村上選手は、2023年からの3年契約満了時にポスティングでのメジャー移籍を認めてもらう許可を既に取り付けています。
よって、3年契約が満了する2025年オフに早速メジャー挑戦すると言われています。
西武の平良選手は、2022年の契約交渉の際に将来的なメジャー移籍の希望を表明。
2023年からの先発転向や、代理人のスコット・ボラス氏と契約していることからも、メジャー挑戦への準備を着々と進めていることが伺えます。
メジャー挑戦の最短時期は、25歳ルールが適用されなくなる2024年オフと言われています。
【予想】2024年からメジャー挑戦する日本人選手は誰?一覧で紹介!【まとめ】
この記事では、2024年からメジャー挑戦する日本人選手が誰なのかを予想しました。
2024年からメジャー挑戦が濃厚なのは山本由伸投手で、その他、今永昇太、髙橋光成、上沢直之、松井裕樹の4選手は可能性があると言われています。