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山本由伸のメジャー挑戦は最短でいつ?ポスティングの譲渡金や年俸は?

山本由伸のメジャー挑戦は最短でいつ?ポスティングの譲渡金や年俸は?

2023年時点でNPB最強ピッチャーと呼び声高い、山本由伸投手。

2021年から2年連続で沢村賞を受賞するなど無双状態に入っていて、「いつメジャーに行くの?」と気になる方が多いようです。

そこでこの記事では、山本由伸投手のメジャー挑戦が最短でいつになるのか、またその際の年俸やポスティング譲渡金額についても検証していきます。

目次

山本由伸のメジャー挑戦は最短でいつ?

山本由伸投手のメジャー挑戦は最短で2023年オフ

これには明確な理由があり、山本投手は今年で25歳になるため、ポスティングの際の「25歳ルール」適用外となるからです。

25歳未満でのポスティング移籍が事実上不可能な理由

25歳ルールとは、25歳未満でのMLB移籍はアマチュアとしての移籍となり、契約金額が限定されてしまう決まりのこと。

以前、大谷選手が25歳ルールの適用を受けた事例がありました。

つまり、大谷選手は25歳ルールに則って年俸が著しく下がってもMLBに移籍したわけですが、現在のポスティングのルールでは事実上不可能になりました。

なぜなら、現在のポスティング譲渡金は、選手と移籍先のMLB球団との契約金額と連動しているからです。

現在のポスティング制度における譲渡金の計算方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

大谷選手の時は、選手の契約金額とは関係なく、NPB球団側が譲渡金を2,000万ドル(約24億円)上限で設定していました。

現在は譲渡金に関するルール変更があり、選手の契約総額が高ければ高いほど譲渡金が高くなり、選手の契約総額が低ければ譲渡金はほぼもらえなくなっています。

つまり、25歳未満でポスティング移籍すると山本投手はマイナー契約スタートとなり、オリックスも山本投手の契約金額に合わせて微々たる譲渡金しかもらえません。

これでは誰も得しないので、山本投手のポスティング移籍は、25歳になる2023年以降になるわけです。

MLBでは最初の3年間は最低保証年俸でのプレイが余儀なくされるため、大谷選手も最初の3年間は1億円未満の年俸でプレイしました。

山本由伸のメジャーの年俸はいくらが予想される?

山本由伸投手のメジャー挑戦時の年俸については、様々な報道があります。

ちなみに2023年の山本投手の年俸は6億5000万円です。

メッツへ移籍した千賀滉大との比較

山本投手は、同時期に同リーグで活躍した元ソフトバンク・千賀投手と比較されることが多いです。

千賀投手はニューヨーク・メッツと5年$7,500億ドル(約90億円)の契約を締結しました。

この2人を様々な角度から比較し、山本投手の年俸を予想します。

スクロールできます
比較事項山本由伸千賀滉大
生年月日(MLB挑戦時年齢)1998年8月17日(25歳)1993年1月30日(当時29歳)
先発としての平均年間登板数22.5(2019年以降)21.1(2016年以降)
先発としての平均年間投球回数約164回約140回
通算防御率1.952.59
通算四死球率2.193.42
通算奪三振率9.2510.35
NPB最高年俸6.5億円6億円
MLB年俸5年$7,500億ドル(約90億円)
優位な方が太文字

山本投手と千賀投手を比較したところ、奪三振率以外は山本投手が勝っています。

加えて、もし山本投手が2023年オフにMLB挑戦するなら、年齢が4歳若いことも有利に働きそうです。

このことから、千賀投手よりも良い契約がもらえることはほぼ間違いないと見ていいでしょう。

これまでのポスティング移籍時の契約最高額は?

ポスティング移籍による契約総額の最高額は、7年1億5,500万ドルのニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手

これは現在、歴代日本人メジャーリーガーの契約最高額でもありますが、FA後の大谷選手に抜かれることは間違いありません。

これに加えて、ヤンキースから楽天に支払われたポスティング譲渡金が2,000万ドル。

ヤンキースは、合計1億7,500万ドル(約210億円)を田中投手獲得に費やしました。

ポスティング移籍での契約最高額・田中将大との比較

スクロールできます
比較事項山本由伸田中将大
生年月日(MLB挑戦時年齢)1998年8月17日(25歳)1988年11月1日(当時25歳)
先発としての平均年間登板数22.5(2019年以降)24.5(2007-2013)
先発としての平均年間投球回数約164回約187回
通算防御率1.952.30
通算四死球率2.191.88
通算奪三振率9.258.47
NPB最高年俸6.5億円4億円(2013年:MLB挑戦前)
MLB年俸7年1億5,500万ドル(約186億円)
優位な方が太文字

7年1億5,500万ドルの契約をゲットした田中投手と比較すると、成績上はほぼ互角となっています。

登板数や投球回数は、2020年の短縮シーズンの関係で単純には比較できません。

田中投手の方がわずかにコントロールが良く、山本投手の方が三振奪取能力が高く防御率が良いという結果。

この結果から、おそらくこの田中投手と同等か、もしくはそれ以上の契約が取れると予想されます。

アッキー

田中投手の契約は10年前のもので、物価高騰分も加味する必要があります。

結論、山本由伸投手の契約総額は6年1.8億ドル(246億円)と予想します。

山本由伸のポスティングの譲渡金額はいくらぐらいになる?

仮に山本投手の契約総額が1.8億ドルだとすると、ポスティング譲渡金はいくらになるか計算します。

譲渡金の計算式がこちら。

  • 契約総額が2,500万ドル以下の範囲は、契約金額の20%
  • 契約総額が2,500万~5,000万ドルの範囲は、契約金額の17.5%
  • 契約総額が5,000万ドル以上の範囲は、契約金額の15%

上記①②③の計算金額の総額が譲渡金になる。

これに合わせて計算していくと、下記のような計算結果となります。

  • 500万ドル
  • 437.5万ドル
  • 1,950万ドル

①+②+③=28,875,000ドル(約35億円)※1ドル120円換算

もし1.8億ドル規模の契約になった場合、オリックスに支払われる譲渡金は28,875,000ドル(約35億円)

これはポスティング譲渡金の歴代3位に相当します。

歴代1位はダルビッシュ有投手の$51,703,411、2位が松坂大輔氏の$51,111,111。

オリックスは大エースを失うことになりますが、得られる対価も大きくなりそうです。

山本由伸のメジャー挑戦は最短でいつ?ポスティングの譲渡金や年俸は?【まとめ】

この記事では、山本由伸投手のメジャー挑戦が最短でいつになるのか、またその際の年俸やポスティング譲渡金額についても検証してきました。

山本投手のメジャー挑戦は最短で2023年オフです。

年俸は色々噂されていますが、元ヤンキース・田中投手の契約総額・7年1億5,500万ドルを超えるのではないかと期待されています。

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