現在、プロ野球には打者・投手ともに6つのタイトルが存在。
シーズン終盤はチーム同士の優勝争いやCS争いも激化する中で、タイトル獲得を争う選手間の争いも激化します。
この記事では、2023年のプロ野球タイトル争いの現在の状況や獲得者予想について紹介していきます。
【プロ野球】タイトル一覧を簡単におさらい
現在、プロ野球には野手・投手ともに6個のタイトル、合計12個の個人タイトルが存在します。
打者タイトル一覧
タイトル名 | 備考 |
---|---|
首位打者 | 打率が一番高かった選手の表彰。 規定打席(443打席)に到達する必要がある。 |
最多本塁打(本塁打王、ホームラン王) | 本塁打数が一番多かった選手の表彰。 |
最多打点(打点王) | 打点数が一番多かった選手の表彰。 |
最多安打 | 安打数が一番多かった選手の表彰。 |
最多盗塁(盗塁王) | 盗塁数が一番多かった選手の表彰。 |
最高出塁率 | 出塁率が一番高かった選手の表彰。 規定打席(443打席)に到達する必要がある。 |
投手タイトル一覧
タイトル名 | 備考 |
---|---|
最優秀防御率 | 防御率が一番低かった選手の表彰。 規定投球回数(143回)に到達する必要がある。 |
最多勝利(最多勝) | 勝利数が一番多かった選手の表彰。 先発・リリーフを問わない。 |
最高勝率 | 13勝以上を挙げた投手の中で勝率が一番高かった選手の表彰。 先発・リリーフを問わない。 |
最多セーブ(セーブ王) | セーブ数が一番多かった選手の表彰。 基本的に抑え投手のための賞。 |
最優秀中継ぎ | ホールドポイント(HP)が一番多かった選手の表彰。 基本的にセットアッパーのための賞。 |
最多奪三振(奪三振王) | 奪三振数が一番多かった選手の表彰。 投球回数が必要なため、基本的に先発の賞。 |
【2023年】プロ野球タイトル獲得者予想【一覧表】
2023年のタイトル争いの予想がこちら。
タイトル名 | セ・リーグ | パ・リーグ |
---|---|---|
首位打者 | 宮﨑敏郎(.326) | 頓宮裕真(.307) |
本塁打王 | 岡本和真(41) | ポランコ/浅村栄斗/近藤健介(26) |
打点王 | 牧秀悟(103) | 近藤健介(87) |
最多安打 | 中野拓夢/牧秀悟(164) | 柳田悠岐(163) |
盗塁王 | 近本光司(28) | 周東佑京/小深田大翔(36) |
最高出塁率 | 大山悠輔(.403) | 近藤健介(.431) |
最優秀防御率 | 村上頌樹(1.75) | 山本由伸(1.21) |
最多勝 | 東克樹(16) | 山本由伸(16) |
最高勝率 | 東克樹(.842) | 山本由伸(.727) |
セーブ王 | 岩崎優(35) | 松井裕樹(39) |
最優秀中継ぎ | 島内颯太郎(42) | ペルドモ(42) |
奪三振王 | 今永昇太(174) | 山本由伸(169) |
【2023年】打者のタイトル争いの現在の状況は?【獲得者予想】
ここでは打者のタイトル争いの現在の状況と獲得者予想を紹介します。
首位打者のタイトル争いの現在の状況と獲得者予想
セ・リーグ
打率 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
.326 | 宮﨑敏郎 | DeNA | 0 | タイトル確定 |
.305 | 西川龍馬 | 広島 | 0 | – |
.300 | D.サンタナ | ヤクルト | 0 | – |
セ・リーグの首位打者争いは、2位以下を大きく離しているDeNAの宮崎選手がタイトル確定です。
パ・リーグ
打率 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
.307 | 頓宮裕真 | オリックス | 骨折により今季終了 | タイトル確定 |
.303 | 近藤健介 | ソフトバンク | 0 | – |
.298 | 柳田悠岐 | ソフトバンク | 0 | – |
パ・リーグの首位打者争いは頓宮選手がタイトル確定。
本塁打王のタイトル争いの現在の状況と獲得者予想
セ・リーグ
本塁打数 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
41 | 岡本和真 | 巨人 | 0 | タイトル確定 |
31 | 村上宗隆 | ヤクルト | 0 | – |
29 | 牧秀悟 | DeNA | 0 | – |
セ・リーグのホームラン王争いは2位以下を大きく離している巨人の岡本選手がタイトル確定です。
パ・リーグ
本塁打数 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
26 | G.ポランコ | ロッテ | 0 | タイトル確定 |
26 | 浅村栄斗 | 楽天 | 0 | タイトル確定 |
26 | 近藤健介 | ソフトバンク | 0 | タイトル確定 |
25 | 万波中正 | 日本ハム | 0 | – |
パ・リーグのホームラン王争いは、ポランコ選手・浅村選手・近藤選手がタイトル確定。
打点王のタイトル争いの現在の状況と獲得者予想
セ・リーグ
打点数 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
103 | 牧秀悟 | DeNA | 0 | タイトル確定 |
93 | 岡本和真 | 巨人 | 0 | – |
92 | 佐藤輝明 | 阪神 | 0 | – |
セ・リーグの打点王争いは、2位以下を大きく離しているDeNA・牧選手がタイトル確定です。
パ・リーグ
打点数 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
87 | 近藤健介 | ソフトバンク | 0 | タイトル確定 |
85 | 柳田悠岐 | ソフトバンク | 0 | – |
78 | 浅村栄斗 | 楽天 | 0 | – |
パ・リーグの打点王は、ソフトバンクの近藤選手でほぼ確定です。
最多安打のタイトル争いの現在の状況と獲得者予想
セ・リーグ
安打数 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
164 | 中野拓夢 | 阪神 | 0 | タイトル確定 |
164 | 牧秀悟 | DeNA | 0 | タイトル確定 |
163 | 岡林勇希 | 中日 | 0 | – |
セ・リーグの最多安打の争いは最後まで熾烈で、結局阪神・中野選手とDeNA・牧選手が同数でタイトル確定となりました。
パ・リーグ
安打数 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
163 | 柳田悠岐 | ソフトバンク | 0 | タイトル確定 |
149 | 近藤健介 | ソフトバンク | 0 | – |
143 | 浅村栄斗 | 楽天 | 0 | – |
パ・リーグの最多安打は、2位以下を大きく離しているソフトバンクの柳田選手がタイトル確定です。
盗塁王のタイトル争いの現在の状況と獲得者予想
セ・リーグ
盗塁数 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
28 | 近本光司 | 阪神 | 0 | タイトル確定 |
20 | 中野拓夢 | 阪神 | 0 | – |
15 | 並木秀尊 | ヤクルト | 0 | – |
セ・リーグの盗塁王は28個の阪神・近本選手がタイトル確定です。
パ・リーグ
盗塁数 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
36 | 小深田大翔 | 楽天 | 0 | タイトル確定 |
36 | 周東佑京 | ソフトバンク | 0 | タイトル確定 |
26 | 外崎修汰 | 西武 | 0 | – |
パ・リーグの盗塁王はソフトバンク・周東選手と楽天・小深田選手がタイトル確定となりました。
最高出塁率のタイトル争いの現在の状況と獲得者予想
セ・リーグ
出塁率 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
.403 | 大山悠輔 | 阪神 | 0 | タイトル確定 |
.395 | 宮﨑敏郎 | DeNA | 0 | – |
.379 | 近本光司 | 阪神 | 0 | – |
セ・リーグの最高出塁率争いは、阪神・大山選手が.403で制しました。
パ・リーグ
出塁率 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
.431 | 近藤健介 | ソフトバンク | 0 | タイトル確定 |
.385 | 森友哉 | オリックス | 0 | – |
.378 | 頓宮裕真 | オリックス | 骨折により今季終了 | – |
パ・リーグの最高出塁率は、2位以下を大きく離しているソフトバンクの近藤選手がタイトル確定です。
【2023年】投手のタイトル争いの現在の状況は?【獲得者予想】
ここでは投手のタイトル争いの現在の状況と獲得者予想を紹介します。
最優秀防御率のタイトル争いの現在の状況と獲得者予想
セ・リーグ
防御率 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
1.75 | 村上頌樹 | 阪神 | 今季登板終了 | タイトル確定 |
1.98 | 東克樹 | DeNA | 今季登板終了 | – |
2.19 | 床田寛樹 | 広島 | 今季登板終了 | – |
セ・リーグの最優秀防御率は1.75を記録した阪神・村上選手がタイトルを獲得しました。
パ・リーグ
防御率 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
1.21 | 山本由伸 | オリックス | 0 | タイトル確定 |
2.21 | 髙橋光成 | 西武 | 0 | – |
2.27 | 宮城大弥 | オリックス | 0 | – |
パ・リーグの最優秀防御率は、2位以下を大きく離しているオリックス・山本選手がタイトル確定です。
最多勝のタイトル争いの現在の状況と獲得者予想
セ・リーグ
勝利数 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
16 | 東克樹 | DeNA | 0 | タイトル確定 |
12 | 大竹耕太郎 | 阪神 | 0 | – |
12 | 戸郷翔征 | 巨人 | 0 | – |
セ・リーグの最多勝は16勝を記録したDeNA・東投手がタイトル確定です。
パ・リーグ
勝利数 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
16 | 山本由伸 | オリックス | 0 | タイトル確定 |
11 | 平良海馬 | 西武 | 0 | – |
10 | 髙橋光成、他 | 西武 | 0 | – |
パ・リーグの最多勝は16勝を記録したオリックス・山本投手がタイトルを獲得しました。
最高勝率のタイトル争いの現在の状況と獲得者予想
セ・リーグ
勝率 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
.842 | 東克樹 | DeNA | 0 | タイトル確定 |
.857* | 大竹耕太郎 | 阪神 | 0 | – |
.714* | バウアー | DeNA | 0 | – |
セ・リーグの最高勝率は、最終登板の結果次第で東投手と大竹投手のどちらかが獲得する状況にありましたが、最終的に東投手がタイトルを獲得。
大竹投手はあと一歩で最高勝率のタイトル獲得でしたが、チームが逆転サヨナラ負けを喫し、初タイトルを逃してしました。
パ・リーグ
勝率 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
.727 | 山本由伸 | オリックス | 0 | タイトル確定 |
.714* | 宮城大弥 | オリックス | 0 | – |
.714* | 有原航平 | ソフトバンク | 0 | – |
パ・リーグの最高勝率は、「13勝以上」の条件を満たすのがオリックス・山本投手のみとなったためタイトル確定です。
セーブ王のタイトル争いの現在の状況と獲得者予想
セ・リーグ
セーブ数 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
35 | 岩崎優 | 阪神 | 0 | タイトル確定 |
33 | 田口麗斗 | ヤクルト | 0 | – |
32 | R.マルティネス | 中日 | 0 | – |
セ・リーグのセーブ王は、35セーブを記録した阪神・岩崎選手がタイトルを獲得しました。
パ・リーグ
セーブ数 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
39 | 松井裕樹 | 楽天 | 0 | タイトル確定 |
36 | 益田直也 | ロッテ | 0 | – |
29 | 平野佳寿 | オリックス | 0 | – |
パ・リーグのセーブ王争いは、楽天・松井選手がタイトル確定。
最優秀中継ぎのタイトル争いの現在の状況と獲得者予想
セ・リーグ
ホールドポイント数 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
42 | 島内颯太郎 | 広島 | 0 | タイトル確定 |
39 | 清水昇 | ヤクルト | 0 | – |
37 | 伊勢大夢 | DeNA | 0 | – |
セ・リーグの最優秀中継ぎは、42HPを記録した広島・島内選手がタイトルを獲得しました。
パ・リーグ
ホールドポイント数 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
42 | ペルドモ | ロッテ | 0 | タイトル確定 |
33 | 渡辺翔太 | 楽天 | 0 | – |
32 | 平井克典 | 西武 | 0 | – |
パ・リーグの最優秀中継ぎは、42HPを記録したロッテのペルドモ選手がタイトルを獲得しました。
奪三振王のタイトル争いの現在の状況と獲得者予想
セ・リーグ
奪三振数 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
174 | 今永昇太 | DeNA | 0 | タイトル確定 |
145 | 髙橋宏斗 | 中日 | 0 | – |
141 | 戸郷翔征 | 巨人 | 0 | – |
セ・リーグの奪三振王は、174三振を奪ったDeNAの今永選手がタイトルを獲得しました。
パ・リーグ
奪三振数 | 選手名 | チーム名 | 残り試合数 | 獲得可能性 |
---|---|---|---|---|
169 | 山本由伸 | オリックス | 0 | タイトル確定 |
157 | 種市篤暉 | ロッテ | 0 | – |
153 | 平良海馬 | 西武 | 0 | – |
パ・リーグの奪三振王争いは、オリックス・山本選手がタイトル確定となっています。