横浜DeNAベイスターズの左のエース・今永昇太投手。
メジャー移籍を希望しているとも言われており、これまでの年俸推移が気になる方が多いようです。
そこでこの記事では、DeNA・今永投手の2023年の年俸額や過去の年俸推移、これまでに稼いだ総年俸額について紹介していきます。
今永昇太の2023年の年俸はいくら?【横浜DeNA】
横浜DeNA・今永昇太投手の2023年の年俸は1億4000万円です。
【2023年】今永昇太は年俸ランキングで何位?
プロ野球全体 | 87位 |
横浜DeNA | 8位 |
投手 | 43位 |
今永投手の年俸ランキングはプロ野球全体で87位。
DeNAのチーム内では8位で、チーム内の投手においてはバウアー、山崎、エスコバーに次ぐ4位となっています。

日本人の先発投手に限定すれば1位!


今永昇太の年俸推移と年度別成績【横浜DeNA】
横浜DeNA・今永昇太投手の年俸推移と年度別成績がこちら。
年度(満年齢) | 年俸 | 成績 | 特記事項 |
---|---|---|---|
2016(23歳) | 1500万円 | 22試 8勝9敗 防2.93 | 契約金1億円 |
2017(24歳) | 4000万円 | 24試 11勝7敗 防2.98 | – |
2018(25歳) | 8400万円 | 23試 4勝11敗 4H 防6.80 | – |
2019(26歳) | 6700万円 | 25試 13勝7敗 防2.91 | – |
2020(27歳) | 1億3600万円 | 9試 5勝3敗 防3.23 | – |
2021(28歳) | 1億円 | 19試 5勝5敗 防3.08 | – |
2022(29歳) | 1億円 | 21試 11勝4敗 防2.26 | – |
2023(30歳) | 1億4000万円 | – | – |
5年で1億円に到達
2015年ドラフト1位で横浜DeNAベイスターズに入団した今永昇太投手。
1年目から一軍で投げており、これまで3度の2ケタ勝利を記録。
自身2度目の2ケタ勝利を記録した2019年オフの契約更改で、初の1億円超えを達成。
怪我が多く、規定投球回到達は3回のみ
一方で、今永投手は怪我で離脱することが多く、実働7年で規定投球回に到達したのは3回のみ。
今永投手の怪我の履歴がこちら。
- 2018年:左肩の違和感でシーズン通して不調。
- 2020年:左肩の不調で、シーズン後に手術。
- 2021年:前年の手術のリハビリで、シーズン途中に復帰。





活躍と怪我を繰り返したことで年俸が停滞したため、2023年の年俸は1億4000万円と意外と低めです。
今永昇太の2024年の年俸額は?【メジャー挑戦?】
今永投手は、2021年オフに初めてメジャー挑戦への憧れを表明。
これにより、3度目の2ケタ勝利を記録した2022年オフのメジャー挑戦も噂されましたが残留。
迎えた2023年にはWBCの決勝・アメリカ戦での先発など順調にアピールを重ねており、今年のチームや個人の成績次第ではMLB移籍もありそうな雰囲気です。
年俸10倍の報道もあるが…
もし2023年オフにMLB移籍した場合、年俸は現在の10倍以上にあたる15億円になると試算するメディアもあります。
MLBでは先発ローテーションを守れる左投手が枯渇している、というのが記事で述べられている年俸15億円の根拠です。
一方で、歴代日本人メジャーリーガーの左の先発投手は意外と評価が低いということは抑えておく必要があります。
歴代日本人メジャーリーガーにおける左の先発投手の初年度年俸がこちら。
選手名 | MLB初年度年俸 | 年度(満年齢) |
---|---|---|
石井一久 | $900,000(1億1000万円) | 2002年(29歳) |
井川慶 | $4,000,000(4億8000万円) | 2007年(28歳) |
高橋尚成 | $1,000,000(1億2000万円) | 2010年(35歳) |
和田毅 | $3,940,000(4億7000万円) | 2012年(32歳) |
菊池雄星 | $8,000,000(9億6000万円) | 2019年(28歳) |
これに加えてポスティングの場合は、MLB球団からDeNAへ譲渡金の支払い義務が発生します。
計算式は複雑(下記)ですが、一言でまとめると契約総額の15~20%が譲渡金となります。
- 契約総額が2,500万ドル以下の範囲は、契約金額の20%
- 契約総額が2,500万~5,000万ドルの範囲は、契約金額の17.5%
- 契約総額が5,000万ドル以上の範囲は、契約金額の15%
上記①②③の計算金額の総額が譲渡金になる。


ちなみに、今季のメジャーリーグの先発左投手(FA権を持つ選手のみ)の平均年俸は約1300万ドル(15億6000万円)。
メジャー5年目の菊池投手の年俸は1000万ドル(12億円)で、実は平均を下回っています。
まとめると、これまでの日本人サウスポーの評価や、ポスティングの譲渡金の負担を考えると、MLB初年度のピッチャーに年俸15億円以上を払うとは考えにくいと結論付けます。


【結論】菊池雄星と同等が上限になりそう
もし今永投手が2023年オフにポスティングを利用してメジャー挑戦した場合、2024年の年俸は400万ドル(4億8000万円)~800万ドル(9億6000万円)と予想します。



これでもかなりの年俸アップになりますね!
今永昇太の生涯年俸額は?
横浜DeNA・今永昇太投手の生涯年俸額は7億8200万円です。
ドラフト契約金 | 1億円 |
総年俸額 | 6億8200万円 |
生涯年俸 | 7億8200万円 |
今永昇太の年俸推移と成績!2023年の年俸や生涯年俸額は?【まとめ】
この記事では、DeNA・今永投手の2023年の年俸額や過去の年俸推移、これまでに稼いだ総年俸額について紹介しました。
今永投手の2023年の年俸額は1億4000万円、生涯年俸額は7億8200万円です。

