2023年は4人の新監督が就任した日本のプロ野球。
ガラっと顔ぶれが変わり、贔屓のチームの監督って現役時代どんな選手だったんだろう？年俸は？と気になる方が多いようです。
この記事では、2023年のプロ野球監督の年俸や年齢、現役時代の実績を紹介していきます。
【2023年】プロ野球監督一覧
2023年のプロ野球監督の一覧表です。
| チーム | 名前 | 年齢 | 就任年 |
|---|---|---|---|
| 東京ヤクルトスワローズ | 高津臣吾 | 54 | 2020 |
| 横浜DeNAベイスターズ | 三浦大輔 | 49 | 2021 |
| 阪神タイガース | 岡田彰布 | 65 | 2023 |
| 読売ジャイアンツ | 原辰徳 | 64 | 2019 |
| 広島東洋カープ | 新井貴浩 | 46 | 2023 |
| 中日ドラゴンズ | 立浪和義 | 53 | 2022 |
| オリックス・バファローズ | 中嶋聡 | 54 | 2021 |
| 福岡ソフトバンクホークス | 藤本博史 | 59 | 2022 |
| 埼玉西武ライオンズ | 松井稼頭央 | 47 | 2023 |
| 東北楽天ゴールデンイーグルス | 石井一久 | 49 | 2021 |
| 千葉ロッテマリーンズ | 吉井理人 | 57 | 2023 |
| 北海道日本ハムファイターズ | 新庄剛志 | 51 | 2022 |
2023年から就任した監督は？
2023年から就任した監督は、阪神・岡田監督、広島・新井監督、西武・松井監督、そしてロッテ・吉井監督の4人。
その内、新井監督、松井監督、吉井監督は初めての監督就任になります。
【2023年】最年長と最年少の現役監督は？
最年長の監督は65歳の阪神・岡田監督。
最年少の監督は46歳の広島・新井監督になります。
【2023年】現役時代にメジャーリーグを経験した監督は？
なんと、ヤクルト・高津監督、西武・松井監督、楽天・石井監督、ロッテ・吉井監督、日本ハム・新庄監督の5人がMLB経験者です。
ヤクルトスワローズ：高津臣吾監督
名前：高津臣吾
生年月日：1968年11月25日（54歳）
出身：広島県広島市南区
現役時代ポジション：投手
選手実績：NPB通算286セーブ、MLB含めて通算313セーブ
監督実績：日本一1回、リーグ優勝1回
年俸：1億円
高津臣吾監督は現役時代、ヤクルトの守護神として活躍しました。
また、2023年の監督の中で5人いるメジャーリーグ経験者の内の1人です。
シカゴ・ホワイトソックス在籍の2004年には19セーブをあげるなど、メジャーでも活躍しました。
監督就任後は初年度こそ6位に終わったものの、2021年、2022年とリーグ連覇。
卓越した手腕を発揮しています。
横浜DeNAベイスターズ：三浦大輔監督
名前：三浦大輔
生年月日：1973年12月25日（49歳）
出身：奈良県橿原市
現役時代ポジション：投手
選手実績：通算172勝
監督実績：Aクラス1回
年俸：9000万円
三浦大輔監督は現役時代、ベイスターズ一筋で172勝をあげた「ハマのエース」でした。
監督就任後は1年目こそ6位だったものの、2年目は2位と徐々に順位を上げています。
2023年こそは優勝が期待されています。
阪神タイガース：岡田彰布監督
名前：岡田彰布
生年月日：1957年11月25日（65歳）
出身：大阪府大阪市中央区
現役時代ポジション：内野手、外野手
選手実績：通算1520安打、247本塁打
監督実績：リーグ優勝1回、Aクラス4回
年俸：1億円
「どんでん」の愛称でも親しまれる岡田監督。
ネット上では「おーん」「そらそうよ」などのどん語も人気を博しています。
ネタだけでなくかなりの実力者で、選手時代・監督時代の実績は屈指です。
読売ジャイアンツ：原辰徳監督
名前：原辰徳
生年月日：1958年7月22日（64歳）
出身：神奈川県相模原市
現役時代ポジション：内野手、外野手
選手実績：通算1675安打、382本塁打
監督実績：WBC世界一1回、日本一3回、リーグ優勝9回、Aクラス14回
年俸：2億円
2023年の現役監督の中では抜群の知名度を誇る、原辰徳監督。
2009年のWBCで世界一を成し遂げた監督でもあり、とにかく経験豊富な名将です。
現役時代の原監督はON引退後の巨人を支えた名選手でした。
広島東洋カープ：新井貴浩監督
名前：新井貴浩
生年月日：1977年1月30日（46歳）
出身：広島県広島市中区
現役時代ポジション：内野手
選手実績：通算2203安打、319本塁打
監督実績：就任初年度のため無し
年俸：7000万円
広島・新井監督は一度はFAでカープを離れたものの、その後カープに復帰しました。
紆余曲折はあったもののカープファンから愛されている監督で、選手時代の実績も申し分ありません。
中日ドラゴンズ：立浪和義監督
名前：立浪和義
生年月日：1969年8月19日（53歳）
出身：大阪府摂津市
現役時代ポジション：内野手・外野手
選手実績：通算2480安打、487二塁打（NPB記録）
監督実績：1年目6位
年俸：1億円
現役時代はドラゴンズ一筋で「ミスタードラゴンズ」とも呼ばれている立浪和義監督。
1年目からショートのゴールデングラブを取った華麗な守備と、二塁打を量産する巧打者として活躍しました。
監督就任後は1年目6位に終わってしまい、どうチームを立て直すかが注目されています。
オリックス・バファローズ：中嶋聡監督
名前：中嶋聡
生年月日：1969年3月27日（54歳）
出身：秋田県北秋田郡鷹巣町
現役時代ポジション：捕手
選手実績：通算804安打、盗塁阻止率トップ3回
監督実績：日本一1回、リーグ優勝2回、Aクラス2回
年俸：1億円
オリックスの中嶋監督は実働29年という歴代最長記録を持っています。
2023年の現役監督の中で唯一の捕手出身監督でもあり、現役時代は超強肩のキャッチャーとして知られていました。
2021年に正式な監督になってから1位にしかなったことがないエリート監督です。
福岡ソフトバンクホークス：藤本博史監督
名前：藤本博史
生年月日：1963年11月8日（59歳）
出身：大阪府泉北郡忠岡町
現役時代ポジション：内野手
選手実績：通算715安打、105本塁打
監督実績：Aクラス1回
年俸：8000万円
現役の12球団の監督の中では一番影が薄いかもしれない藤本監督。
現役時代は、選球眼が良い中距離ヒッターとして活躍しました。
現役引退後はローカルテレビ局のTVQの解説者として活動された後、2011年から打撃コーチや三軍監督、二軍監督を経て一軍監督に昇格した叩き上げの監督でもあります。
埼玉西武ライオンズ：松井稼頭央監督
名前：松井稼頭央
生年月日：1975年10月23日（47歳）
出身：大阪府東大阪市
現役時代ポジション：内野手、外野手
選手実績：通算2705安打、465盗塁
監督実績：就任初年度のため無し
年俸：7000万円
歴代最強のショートとしても名前が挙がるほどの偉大な選手だった松井稼頭央監督。
2023年現役監督の中で一番ヒットを打っています。
メジャー経験も豊富で、ライオンズファンからはどういう采配をするか期待されています。
東北楽天ゴールデンイーグルス：石井一久監督
名前：石井一久
生年月日：1973年9月9日（49歳）
出身：千葉県千葉市若葉区
現役時代ポジション：投手
選手実績：通算182勝、2550奪三振
監督実績：Aクラス1回
年俸：1億円
強烈な曲がり幅を持つスライダーを武器に日米通算182勝をあげた石井一久監督。
コントロールは良くなく荒れ球でしたが、最多奪三振を2度獲得するなど奪三振能力が高いピッチャーでした。
監督就任後の成績はAクラスが一度となっており、今年の優勝に期待がかかります。
千葉ロッテマリーンズ：吉井理人監督
名前：吉井理人
生年月日：1965年4月20日（58歳）
出身：和歌山県有田郡吉備町（現：有田川町）
現役時代ポジション：投手
選手実績：通算121勝
監督実績：就任初年度のため無し
年俸：8000万円
吉井監督はメジャーでも活躍したピッチャーで、42歳まで現役を続けました。
現役時代は打たれるとキレて暴れるキャラとして有名で、ヤクルト時代の同僚の古田敦也さんにそのことをいじられたこともあります。
現役引退後は非常に優秀なピッチングコーチとして、様々な球団で活躍。
2023年のWBCでは、現役の監督でありながら日本代表のピッチングコーチとして世界一も経験しました。
北海道日本ハムファイターズ：新庄剛志監督
名前：新庄剛志
生年月日：1972年1月28日（51歳）
出身：福岡県福岡市南区
現役時代ポジション：外野手
選手実績：通算1524安打、ゴールデングラブ賞10回
監督実績：1年目6位
年俸：1億円
「記録よりも記憶に残る選手」と自称するように、派手なパフォーマンスで人気を集めた新庄剛志監督。
ただ決して記憶だけの選手ではなく、通算で1524安打も放ち、外野守備の名手としてゴールデングラブを10回受賞するなど実績も十分です。
ほとんどの主力を失った過渡期だった1年目こそ最下位に終わった新庄監督。
2年目の今年は、若手が育ちつつあってかなり期待が持てそうですよね。
【2023年】プロ野球監督一覧！年俸や年齢、現役時代の実績も紹介！【まとめ】
この記事では、2023年のプロ野球監督の年俸や年齢、現役時代の実績を紹介してきました。
日本球界にもメジャー経験者の監督が増えてきて、2023年のプロ野球も盛り上がりそうですね！
