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【野球】防御率とは?計算方法をわかりやすく解説!良い投手の目安は?

【野球】防御率とは?計算方法をわかりやすく解説!良い投手の目安は?

野球において、投手の優秀さを表す指標の代表格が防御率。

防御率は低ければ良いということは知ってるけど、実は意味や計算方法は良く分かってないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、防御率の意味や計算方法、野球観戦時に知っておくべき防御率の大体の目安について紹介していきます。

目次

防御率とは?意味を解説!

防御率とは、投手が1試合9イニング換算で何点(自責点)取られるかを表す指標です。

英語では「Earned Run Average」、略してERAと呼ばれます。

Earned Runは自責点を意味し、ERAを直訳すると「9イニング平均の自責点」という意味になります。

自責点とは?

自責点とは、その名の通り「ピッチャーが自分の責任で失った点数」と定義されます。

自分の責任ではないものの代表格が野手のエラー

モグルくん

エラーは投手の力量に関係なく発生するためです。

たとえ10失点したとしても、全てエラー絡みでの失点であれば自責点は0です。

防御率は低ければ低いほど良い

防御率は投手が1試合で何点取られるかを表す指標であることから、防御率は低ければ低いほど良いということになります。

例えば、防御率1.68と2.05の投手だと、1.68の投手の方が優れています。

ちなみにこれらは2022年セ・パの最優秀防御率の数値で、1.68は山本由伸投手、2.05は青柳晃洋投手です。

防御率の考え方

例えば防御率1.00の投手がいた場合、その投手が完投すれば1点で抑えてくれるという期待ができます。

そうなると、「じゃあ2点以上取れれば勝てそうだ!」という試合展開を予想できます。

防御率の計算方法をわかりやすく解説!

防御率 = 自責点×9÷投球回数

モグルくん

防御率の概念となる「9イニング平均の自責点」をそのまま計算式にした形ですね!

例えば、150イニングで自責点30だった投手の防御率を計算するとこうなります。

自責点(30)×9÷投球回数(150)=防御率(1.80)

最優秀防御率に選出されるには規定投球回をクリアする必要がある

防御率計算には問題点があり、それは短いイニングであれば比較的容易に防御率が低くできるということ。

例えば、1イニングだけ投げて自責点0の投手の防御率は0.00。

防御率は低ければ低いほど良いので、「この投手は優秀!」となってしまいます。

アッキー

ほとんど投げてないのに、これではたくさんイニングを投げた投手がかわいそうです。

そのため、シーズンを通しての最優秀防御率を選出する場合、「ある程度のイニング数を投げた投手の中で競わせないと不公平だよね」となりました。

その基準となったのが規定投球回です。

規定投球回は、シーズンの試合数と同じイニング数(2023年は143回)です。

良い投手の防御率の目安

防御率の目安は先発と中継ぎで異なります。

モグルくん

シンプルに先発と中継ぎでは投げるイニング数が異なるためです。

先発投手の防御率の目安

防御率目安
0.00~1.99球界随一のエース
2.00~2.99チームのエース
3.00~3.99ローテーション投手
4.00~4.99一軍当落線上
5.00~二軍落ち

先発投手の防御率は、3点台より良ければ及第点を与えられます。

モグルくん

9回投げて3自責点以内ですね。

先発の役割はあくまで試合を作ることで、クオリティスタート(QS)という指標もあります。

QSは6回3自責点以内で達成でき、防御率で言うと4.50です。

特にメジャーリーグでは中4日でローテーションをどんどん回すことから、試合を作ったかどうかを評価するQSを重視

そのため、MLBでは防御率は4点台でもQSが多ければ及第点として見られます。

中継ぎ投手の防御率の目安

防御率目安
0.00~1.99中継ぎエース
2.00~2.99優秀な中継ぎ
3.00~3.99普通の中継ぎ
4.00~一軍当落線上~二軍落ち

中継ぎは防御率2点台以上かどうかが、優秀な投手の目安になります。

ただ、中継ぎはシーズン合計のイニング数が少ないことから、一度炎上するとその後取り戻すのがかなり厳しくなります

中継ぎ投手の防御率は一度の炎上で大きく変わる

例えば、1回3自責点(防御率27.00)で打ち込まれた後に防御率3.00まで良化させたい場合。

  • 中継ぎの場合、次の8登板(1登板あたり1回計算)を自責点0に抑える必要がある。(約1ヶ月かかる)
  • 先発の場合、次回登板で8回自責点0に抑えればOK。(約1週間で取り戻し可能)

そのため、一度の炎上で防御率が一時的に悪化しているだけとも考えられ、シーズン途中の中継ぎ投手の防御率はあまり当てになりません。

それよりも直近登板の調子を見る方が良い場合もあります。

中継ぎ投手は防御率で測れない場合もある

2023年の藤浪投手はまさに防御率で測れない投手でした。

シーズン当初は制球難に陥り、打ち込まれたことで防御率が悪かったものの、6月の途中から急に投球の質がアップ

7月も安定した投球を見せたことから、地区最下位のアスレチックスから別地区1位のオリオールズへトレードされました。

オリオールズは防御率ではなく、直近の藤浪投手の投球の安定感を評価したことで実現したトレードでした。

【野球】防御率とは?計算方法をわかりやすく解説!良い投手の目安は?【まとめ】

この記事では、防御率の意味や計算方法、野球観戦時に知っておくべき防御率の大体の目安について紹介しました。

防御率とは「9イニング平均の自責点」で、計算式は「防御率 = 自責点×9÷投球回数」。

良い投手の防御率の目安としては、先発であれば3点台以上、中継ぎであれば2点台以上となります。

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