2023年オフ、ポスティングによるメジャー移籍希望が報じられた佐々木朗希投手。
この記事では、佐々木朗希投手の年俸推移や年度別成績、メジャー挑戦時期について紹介していきます。
佐々木朗希の2024年の年俸はいくら?【ロッテ】
佐々木朗希投手の2024年の年俸は8000万円です。
2023年の佐々木投手は怪我の離脱があり、15先発、91イニングにとどまったものの、防御率1.78、WHIP0.75と圧倒的な投球。
怪我での離脱があったためか、年俸に関しては現状維持となりました。
23年オフにポスティングでのメジャー挑戦希望が報じられて話題に。
佐々木朗希の年俸推移と年度別成績【ロッテ】
佐々木朗希投手のこれまでの年俸推移と年度別成績がこちら。
年度(満年齢) | チーム | 年俸 | 成績 | 追記事項 |
---|---|---|---|---|
2020(19歳) | ロッテ | 1600万円 | 一軍登板なし | 契約金1億円 |
2021(20歳) | ロッテ | 1600万円 | 11試 3勝2敗 63.1回 防2.27 WHIP1.06 | – |
2022(21歳) | ロッテ | 3000万円 | 20試 9勝4敗 129.1回 防2.02 WHIP0.80 | – |
2023(22歳) | ロッテ | 8000万円 | 15試 7勝4敗 91回 防1.78 WHIP0.75 | – |
2024(23歳) | ロッテ | 8000万円 | – | – |
【経歴】23年オフにポスティング希望を明らかにした
ドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団。
丸1年体力強化に集中し、公式戦登板(一軍・二軍)はなし。
一軍デビュー。63.1回を投げて防御率2.27、WHIP1.06と安定した投球を見せた。
4月10日にプロ野球で28年ぶりとなる完全試合を達成。シーズンでは129.1回を投げて防御率2.02、WHIP0.80とさらに成績を伸ばした。
WBC2023の代表に選出。シーズンは怪我での欠場が響いて91投球回にとどまったものの、防御率1.78、WHIP0.75は自己ベストを更新した。オフには近い将来のポスティングでのMLB移籍希望が話題になり、さらに選手会の脱退も報じられた。
佐々木朗希の投球の特徴
生年月日(年齢) | 2001/11/3(22歳) |
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投打 | 右右 |
2023年成績 | 15試 7勝4敗 91回 防1.78 WHIP0.75 |
佐々木朗希投手は、160キロ近い平均球速を誇る剛速球投手。
持ち球はフォーク、スライダー、カーブながら、ストレートとフォークが投球の8割以上を占めるのが特徴。
すごいのは球の速さだけではなく、コントロールも優れている点。
年度(年齢) | BB/9 | K/9 | K/BB |
---|---|---|---|
2021(20歳) | 2.3 | 9.7 | 4.25 |
2022(21歳) | 1.6 | 12.0 | 7.52 |
2023(22歳) | 1.7 | 13.4 | 7.94 |
コントロール関係の指標は、毎年のように自己ベストを更新。
2023年は与四球率1.7とほとんどフォアボールを出さず、奪三振率も非常に高い13.4を記録したことで、K/BBが7.94と異次元の数値を叩き出しました。
佐々木朗希のメジャー挑戦は最短でいつ?
佐々木朗希投手は2023年オフ、ポスティングによるメジャー挑戦希望が報じられました。
ここではメジャー挑戦が最短でいつになるのかまとめていきます。
ロッテが譲渡金を最大限もらえるのは2026年オフ以降
ポスティングを利用する場合、球団やファンから快く送り出してもらえるのは2026年以降。
これは「25歳ルール」の関係上、ポスティングの譲渡金を最大限もらえるのが、佐々木投手が25歳になる2026年オフ以降のポスティング移籍となるためです。
25歳ルールとは、25歳未満の選手がメジャーリーグに移籍する場合、契約金が著しく低く抑えられるというもの。これにより山本投手のような大型契約は不可能で、年俸は最低保証年俸となります。
現行のポスティングシステムのルールだと、譲渡金は契約総額の15%~20%と定められているため、もし25歳未満でメジャー挑戦した場合の佐々木投手の年俸は最低保証年俸となり、ロッテにほとんど譲渡金が入らないことになります。
一方で、25歳以上になってポスティング移籍した山本投手の例から分かる通り、25歳になるのを待てば、佐々木投手は大型契約を締結でき、ロッテも数十億円の譲渡金を得ることができるためWin-Win。
筋を通すことを考えれば、2026年オフのメジャー挑戦が最短となります。
2026年より前倒しでの挑戦の場合はいばらの道になる
万が一前倒しで挑戦する場合は、いばらの道になることが予想されます。
まず、メジャー挑戦時に譲渡金を残せないため、世間の応援の声が得られにくい点が挙げられます。
加えて、前述の通り最低保証年俸でのスタートとなり、しかも最初の3年は年俸が上がりません。
メジャーリーグは最初の3年は年俸を低く抑えることができるシステムになっており、大谷選手も例外なくそうでした。
ちなみに、山本投手がメジャーでのプレイ経験ゼロでいきなりMLB投手最高年俸を得られたように、日本で無双すればいきなり高額契約を締結できるのが現在のメジャーリーグ。
最低保証年俸から這い上がって、長期の高額契約を得るにはFAになるしかありませんが、メジャーリーグでFAになるには最低でも6年必要。
メジャーで6年間成績を出し続けて大谷選手のようにMLBのFAとして高額契約を締結するか、日本であと3年無双して山本投手のように直接高額契約を締結するか。
佐々木投手にとっては難しい選択となりそうです。
佐々木朗希の生涯年俸は?
佐々木朗希投手の生涯年俸は3億2200万円です。
項目 | 金額(日本円) |
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ドラフト契約金 | 1億円 |
年俸総額 | 2億2200万円 |
生涯年俸 | 3億2200万円 |