2023年オフにはメジャー挑戦すると噂されているオリックス・山本由伸投手。
ここ数年は日本球界のエースと言うべき成績を残しており、それに比例して年俸もうなぎ登りになっています。
この記事では、オリックス・山本投手の2023年の年俸額や過去の年俸推移、これまでに稼いだ総年俸額について紹介していきます。
山本由伸の2023年の年俸はいくら?【オリックス】
オリックス・山本由伸投手の2023年の年俸は6億5000万円です。
2023年のプロ野球全球団の年俸ランキングにおいて、ソフトバンクのオスナ投手と並んで1位です。

山本由伸の年俸推移【オリックス】
オリックス・山本由伸投手の年俸推移がこちら。
年度(年齢) | 年俸 | 成績 | 特記事項 |
---|---|---|---|
2017(19歳) | 500万円 | 5試 1勝1敗 防5.32 | 契約金4000万円 |
2018(20歳) | 800万円 | 54試 4勝2敗 1S 32H 防2.89 | – |
2019(21歳) | 4000万円 | 20試 8勝6敗 防1.95 | – |
2020(22歳) | 9000万円 | 18試 8勝4敗 防2.20 | – |
2021(23歳) | 1億5000万円 | 26試 18勝5敗 防1.39 | – |
2022(24歳) | 3億7000万円 | 26試 15勝5敗 防1.68 | – |
2023(25歳) | 6億5000万円 | – | – |
現時点における日本最強のエース
2016年ドラフト4位でオリックスバファローズに入団した山本投手。
高卒1年目となった2017年は二軍で33.2回を投げて防御率0.27と無双し、シーズン終盤に一軍デビューも果たしました。
2年目はセットアッパーとしての起用で、33ホールドをマーク。
3年目の2019年からは先発に再転向し、そこから4年連続で規定投球回に到達。

2019年からの4年間で3度も防御率1点台で最優秀防御率を受賞するなど、圧倒的な投球を続けました。
- 最多勝:2021年、2022年
- 最優秀防御率:2019年、2021年、2022年
- 最多奪三振:2020年、2021年、2022年
- 沢村賞:2021年、2022年
- MVP:2021年、2022年
成長と共に年俸も圧倒的なスピードで上がっていき、2021年には1億円を突破、2022年には3億円を突破し、2023年には6億5000万円まで到達。

もはや日本では敵なしですね!
ポスティングでのメジャー移籍が濃厚
山本由伸投手は、2023年オフにポスティングでのメジャー移籍が濃厚と言われています。
理由の一つ目は、オリックスはポスティングに比較的寛容な球団であること。
オリックスは、これまでにポスティングによってイチロー氏と吉田正尚選手というトッププレイヤーをメジャーリーグに輩出してきました。


2つ目の理由が、山本投手が25歳を迎えることでルール上の制限がなくなること。
25歳未満でメジャー挑戦すると契約金が大幅に制限されてしまう、いわゆる「25歳ルール」が今年のオフに適用外になります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。


3つ目は、単純に山本投手が圧倒的過ぎることによる本人のモチベーションの問題と年俸の問題です。
日本プロ野球史上最高年俸は、田中将大投手の9億円。
今年も例年通りの活躍をすると9億円に到達してしまう恐れがあり、もはや日本の市場規模では年俸を支払うのが厳しいところまで来ています。
メジャーリーグの年俸が高い理由については、こちらの記事で詳しく解説しています。


山本由伸の2024年の年俸はいくら?【メジャー?】
オリックス・山本由伸投手の2024年の年俸は、メジャー挑戦の場合、30億円~40億円程度に大幅増する可能性があります。
仮に例年通りの成績を残した上でポスティングが認められずに残留した場合は、歴代1位の年俸9億円も射程圏内に入ってくるはずです。



こればっかりは2023年オフの楽しみですね。
山本由伸の生涯年俸額は?
オリックス・山本由伸投手の生涯年俸額は13億5300万円です。
NPB契約金 | 4000万円 |
NPB総年俸額 | 13億1300万円 |
生涯年俸 | 13億5300万円 |
一部報道によると、メジャー挑戦で6年総額1億8000万ドル(約246億円)の契約規模が見込まれると言われています。



この金額は、田中将大投手の7年1億5,500万ドルをも超えます。


今後、山本投手がどのようなキャリアを進むのか楽しみですね!
山本由伸の年俸推移と成績!2023年の年俸や生涯年俸額は?【まとめ】
この記事では、オリックス・山本投手の2023年の年俸額や過去の年俸推移、これまでに稼いだ総年俸額について紹介してきました。
山本投手の2023年の年俸額は6億5000万円で、プロ野球全球団の年俸ランキングで1位です。
生涯年俸額は若くして13億5300万円にのぼりますが、今後MLB挑戦によって200億円以上の契約を手にする可能性があり、今後の動向に注目が必要です。