2024年は3月29日(金)に下記のカードで開幕するプロ野球。
- 巨人vs阪神(東京ドーム)
- ヤクルトvs中日(神宮)
- DeNAvs広島(横浜)
- 楽天vs西武(楽天モバイル)
- ロッテvs日本ハム(ZOZOマリン)
- オリックスvsソフトバンク(京セラドーム大阪)
この記事では、12球団の開幕投手を対戦成績と共に一覧形式で紹介していきます。
巨人(戸郷翔征)vs阪神(青柳晃洋)
両チームの2023年の対戦成績は以下の通り。
- 巨人:6勝、防御率4.14
- 阪神:18勝、防御率2.51
2023年は阪神が圧倒的優勢。
今年は巨人、阪神ともに若手の台頭が期待できそうで、昨年とは違った戦いが見られそうです。
戸郷翔征の2023年成績【対阪神】
項目 | 成績 |
---|---|
2023年成績 | 24試 12勝5敗 防2.38 WHIP1.06 |
2023年対阪神 | 6試 3勝2敗 防4.12 WHIP1.35 |
戸郷の2023年の対阪神の成績は、防御率は4点台だったものの3勝2敗と勝ち越し。
東京ドームでは86.2回を投げて防御率1.87と得意にしている。
- 近本:打.429(21-9)、2本
- 木浪:打.563(16-9)
青柳晃洋の2023年成績【対巨人】
項目 | 成績 |
---|---|
2023年成績 | 18試 8勝6敗 防4.57 WHIP1.40 |
2023年対巨人 | 3試 2勝1敗 防4.15 WHIP1.10 |
2023年の青柳はシーズン全体で不調だったものの、対巨人は比較的調子が良く、2勝をあげた。
- 大城:打.750(4-3)、1本
- 丸:打.375(8-3)、1本
今季は復活を期すシーズンかつFA取得年。気合が入っているはずです。
勝敗予想
戸郷と青柳のそれぞれの対戦成績においては五分五分。
昨年の実績で言うと阪神に分がありそう。
ヤクルト(サイスニード[予想])vs中日(柳裕也)
両チームの2023年の対戦成績は以下の通り。
- ヤクルト:14勝、防御率3.03
- 中日:11勝、防御率2.92
2023年はヤクルトが優勢だったものの、防御率を見ると中日が勝っていました。
中日は23年オフに中田を獲得するなど打線の補強を進めており、今季どのような成果を出すかが注目されます。
サイスニードの2023年成績【対中日】
項目 | 成績 |
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2023年成績 | 23試 7勝8敗 防3.67 WHIP1.25 |
2023年対中日 | 8試 4勝4敗 防3.73 WHIP1.18 |
2023年のサイスニードは、全23登板のうち8登板が対中日で4勝4敗のイーブン。
要注意バッターは木下。打率7割と完全にカモにされており、警戒が必要です。
- 石川:打.400(15-6)、2本
- 細川:打.300(20-6)、3本
- 木下:打.700(10-7)、1本
柳裕也の2023年成績【対ヤクルト】
項目 | 成績 |
---|---|
2023年成績 | 24試 4勝11敗 防2.44 WHIP1.09 |
2023年対ヤクルト | 5試 1勝3敗 防3.18 WHIP1.38 |
2023年の柳は、対ヤクルトでは防御率が比較的悪かったものの、神宮では防御率1.80と好成績だった。
- オスナ:打.400(10-4)
- 山田:打.375(8-3)
勝敗予想
開幕投手の成績では、若干中日に分がある。
今年の中日は3位に予想しており、総合力的にも中日を推したい。
DeNA(東克樹)vs広島(九里亜蓮)
両チームの2023年の対戦成績は以下の通り。
- DeNA:10勝、防御率3.00
- 広島:14勝、防御率2.83
2023年は広島カープが優勢。
DeNAは渡会、カープは田村など新たな期待の若手が出てきており、開幕戦でスタメンに入ってくるか注目されます。
東克樹の2023年成績【対カープ】
項目 | 成績 |
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2023年成績 | 24試 16勝3敗 防1.98 WHIP0.95 |
2023年対広島 | 6試 4勝0敗 防1.84 WHIP0.82 |
2023年の最多勝投手である東は、カープに対して相性抜群。
昨年の調子が維持されていれば、カープ打線はかなり手こずりそうです。
- 菊池:打.462(13-6)、1本
- 末包:打.300(10-3)、1本
九里亜蓮の2023年成績【対DeNA】
項目 | 成績 |
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2023年成績 | 26試 8勝8敗 防2.53 WHIP1.10 |
2023年対DeNA | 4試 1勝2敗 防3.86 WHIP1.29 |
2023年の九里はDeNAに苦戦。開幕戦が行われる横浜スタジアムでも防御率4.15と相性は良くない。
被打率.302は対戦球団別で見るとワースト。
- 戸柱:打.500(10-5)
- 牧:打.286(14-4)、2本
勝敗予想
東の実力や対戦成績の面から、DeNAが有利。
楽天(早川隆久)vs西武(今井達也)
両チームの2023年の対戦成績は以下の通り。
- 楽天:10勝、防御率2.97
- 西武:14勝、防御率2.64
2023年の対戦成績は西武が優勢。
楽天はほとんど戦力補強なし。西武は投打共に補強しており、23年オフの動きには明暗が分かれている。
早川隆久の2023年成績【対西武】
項目 | 成績 |
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2023年成績 | 17試 6勝7敗 防3.44 WHIP1.33 |
2023年対西武 | 3試 1勝1敗 防2.65 WHIP1.47 |
2023年の早川の対西武戦は、WHIP1.47とランナーは比較的多めに出したものの防御率は2.65と要所を抑えた印象。
楽天モバイルパーク宮城では7試合で防御率3.23と悪くない。
- 古賀:打.500(6-3)
- 蛭間:打.333(6-2)、1本
今井達也の2023年成績【対楽天】
項目 | 成績 |
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2023年成績 | 19試 10勝5敗 防2.30 WHIP1.11 |
2023年対楽天 | 7試 6勝0敗 防0.87 WHIP1.00 |
2023年の今井は10勝のうち6勝を楽天戦であげ、防御率も0.87と楽天キラー。
楽天戦は52イニングで24与四球とランナーを出しがちで、そこからの失点に注意したい。
- 小深田:打.273(11-3)
- 岡島:打.250(8-2)
勝敗予想
今井が楽天キラーということもあり、西武が圧倒的に優勢。
楽天にとっては早川が最少失点で踏ん張れるかどうかがカギ。
ロッテ(小島和哉)vs日本ハム(伊藤大海)
両チームの2023年の対戦成績は以下の通り。
- ロッテ:14勝、防御率3.55
- 日本ハム:11勝、防御率2.89
2023年の対戦成績はロッテが優勢だったものの、防御率では日本ハムが優れていました。
日本ハムは新庄監督3年目で勝負をかけてきており、新外国人やFAで多数補強。若手投手に金村や根本などプロスペクトが揃っており、台風の目になりそうです。
小島和哉の2023年成績【対日本ハム】
項目 | 成績 |
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2023年成績 | 25試 10勝6敗 防3.47 WHIP1.26 |
2023年対日本ハム | 2試 2勝0敗 防0.63 WHIP0.77 |
2023年の小島は、日本ハムをカモにしており、防御率0.63、被打率.146とほぼ打たれていない。
- 野村:打.400(5-2)
伊藤大海の2023年成績【対ロッテ】
項目 | 成績 |
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2023年成績 | 24試 7勝10敗 防3.46 WHIP1.23 |
2023年対ロッテ | 2試 0勝1敗 防2.45 WHIP1.09 |
2023年の伊藤大海は、対ロッテ戦では勝利していないものの防御率2.45と悪くない成績。
ZOZOマリンでは5回を無失点に抑えており、サンプル数は少ないものの球場との相性も悪くない。
- 井上:打1.000(2-2)、1本
勝敗予想
小島が対日本ハムに強さを見せており、ロッテが優勢。
伊藤もZOZOマリンでは悪くないので、打線の奮起に期待したいところ。
オリックス(宮城大弥[予想])vsソフトバンク(有原航平)
両チームの2023年の対戦成績は以下の通り。
- オリックス:13勝、防御率3.01
- ソフトバンク:11勝、防御率2.87
2023年の対戦成績はオリックスが優勢だったものの、防御率ではソフトバンクが若干優れていました。
オリックスは西川、ソフトバンクは山川とウォーカーと、両チームとも打線の核となるようなバッターを補強しており、昨年のデータはあまりアテにならないかもしれません。
宮城大弥の2023年成績【対ソフトバンク】
項目 | 成績 |
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2023年成績 | 22試 10勝4敗 防2.27 WHIP0.94 |
2023年対ソフトバンク | 5試 2勝1敗 防1.80 WHIP1.06 |
2023年の宮城は対ソフトバンク戦は2勝1敗、防御率1.80とやや得意にしていた。
ただ今季のソフトバンクには、山川とウォーカーという右の強打者が2人加わっており、注意が必要。
- 近藤:打.438(16-7)、1本
- 今宮:打.385(13-5)、1本
有原航平の2023年成績【対オリックス】
項目 | 成績 |
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2023年成績 | 17試 10勝5敗 防2.31 WHIP1.08 |
2023年対オリックス | 6試 3勝3敗 防2.25 WHIP1.09 |
2023年の有原の対オリックス戦の成績は6戦3勝、防御率2.25。
京セラドームでは防御率1.59と相性の良さを見せているのは追い風。
- 森:打.545(11-6)、1本
- 頓宮:打.412(17-7)、3本
勝敗予想
開幕投手の双方が譲らない形で、投手戦になると予想。
強いて言えば、本拠地開催のオリックスが有利か。
両チームとも打線が強化されており、ホームランで決まる可能性もありそう。